R7.5.27 委員名:尾山篤史(ピアサポーター) 第5回神奈川県障害者施策審議会障害当事者部会議題別意見一覧 1. 団体の活動の社会への発信について (1)「現在の団体活動で困っていること」の追加案 ★神奈川県精神障害者地域移行・地域定着支援事業のピアサポーターとして活動していますが、事業が実施されていた19年間で、継続して病院訪問できているのが、活動範囲内の6病院中1病院のみ。 これは、この県の素晴らしい事業が病院に周知されていない、または評価されていないことを意味しています。 ★定例会などの企画を実施するための会場確保が大変である。 (2)「今後の団体活動に必要だと思うこと」の追加 ★神奈川県精神障害者地域移行・地域定着支援事業を継続すること。 ★神奈川県精神障害者地域移行・地域定着支援事業を活動範囲内の6病院に周知させていくこと。 ★神奈川県精神障害者地域移行・地域定着支援事業を活用することによる利得を病院に提示すること。 ★定例会などの企画を実施するための会場確保の支援(利用料・手続)。 2.障がい当事者の視点から「働くこと」を考える (1)「『働くこと』と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?」への意見 ★「働くこと」の範囲が狭い。 ★「働かざる者食うべからず」という言葉に多くの精神障害者が殺されている。 ★「働きたいのに働けない」のは、障害者に対する権利侵害だという認識が持たれていない。 (1)「働くこと」への提案 ★「働く」とは「傍を楽にすること」だと思います。それができているのであれば、勤務形態・勤務時間の多い少ないだけでなく、報酬が少ない・報酬がもらえないことも、「働いている」のだと思います。 ★「生きていること」への低評価に強く抗議いたします。たとえ「働くこと」ができなかったとしても、「生きていること」は、ただそれだけでも素晴らしいことなのです。「生きている人」に、「なにもしていない」とは言わないでほしいです。 以上