(1ページ) 資料1 「当事者目線の障害福祉推進条例〜ともに生きる社会を目指して〜に基づく基本計画」の指標について 1 指標について 指標とは、「地域共生社会の実現」にどれだけ近づいているかを表す数値。 障害当事者部会の意見をもとに障害者施策審議会で方向性をまとめ、新しく計画に載せる指標案を作成した。 すでに計画に載せている指標は障害のある人が身近で普通に生活しているのが当たり前と思う割合。 現状値は92.4%(2023年度)から目標値は95%(2027年度)に増加させる目標。 新しく計画に載せる指標案は障害のある人が日ごろの生活のなかで不自由を感じている割合。 現状値(2025年度)から目標値(2027年度)に減少させる目標。 現状値はまだ調査しておらず、目標値も未設定。 (1)本案を指標とした理由 障害当事者部会において、マイナスの表現の質問のほうが答えやすい(例:不便を感じる、危険を感じる)という意見に賛成が多かったため、本案を指標とした。      (2)指標の数について すでにある指標がひとつのため、追加する指標もひとつとした。 (3)調査方法について インターネット(県電子申請システムe-kanagawa)を活用するが、様々な障害特性に応じて調査する。 ※「障害福祉情報サービスかながわ」を使用し、周知を行う。   (4)目標値について 目標値は、実際に調査を行った結果を見て検討し、令和9年度の中間見直しで計画に盛り込む予定。 (2ページ) 2 調査について @障害当事者、家族、支援者などへアンケートとヒアリング調査を実施 A県民ニーズ調査を実施 (質問のイメージ) 障がいにより日ごろの生活のなかで困ったり、不自由を感じることがありますか ※ 困ったり不自由を感じることとは、「障害のあることを理由に」引っ越し先を決めるのに困った、病院で診療を断られた、災害時の避難場所で我慢した、ヘルパーが足りずグループホームで暮らしている、うまく説明はできないが毎日何かにつまづいている、思うようにならない、など。 (選択肢のイメージ) @感じている Aどちらかといえば感じている Bどちらかといえば感じていない C感じていない D特になし ※選択肢から自分の気持ちに近いものをひとつ選択してもらう。 ※「不自由を感じているか」とあわせて、「感じている不自由の内容」のほか、「どうすればその不自由が減ると思うか」なども聞き取る予定。 (参考)現在の指標(「県民ニーズ調査」で調査しているもの) 問33 障がいのある人が身近で普通に生活しているのが当たり前だという考え方についてどう思いますか。 @そう思う Aどちらかといえばそう思う Bどちらかといえばそう思わない Cそう思わない ※この質問もアンケートとヒアリング調査を行う。 ※「障害のある人が身近で普通に生活しているのが当たり前と思う」なぜそう思ったか、どのような場面でそう思うかなども聞き取る予定。 以上