令和7年度(2025年度)神奈川県警察事務職員採用試験受験案内(テキスト版)

必ずインターネットで申し込んでください。スマートフォンからも申込みができます。インターネットにより申込みができない方は、土日祝日を除いた申込期限の4日前までに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ〔電話045-651-3245〕に必ず御連絡ください。
災害等で試験ができないなど緊急のお知らせは、職員採用ホームページで行います。試験実施の変更等がある場合も、職員採用ホームページに掲載しますので、適宜、御確認ください。
各試験共通の注意事項や申込方法等は、職員採用ホームページに掲載していますので必ず御確認ください。(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/jyukenannai_kyotsu)
警察事務職員採用1種試験(大学卒業程度、以下「1種試験」)の申込期間は令和7年4月11日(金曜日)午前10時から5月7日(水曜日)午後5時受信分までで、第1次試験日は令和7年6月15日(日曜日)です。警察事務職員採用3種試験(高等学校卒業程度、以下「3種試験」)の申込期間は令和7年7月18日(金曜日)午前10時から8月12日(火曜日)午後5時受信分までで、第1次試験日は令和7年9月28日(日曜日)です。

1 試験区分、採用予定人員及び職務内容
(1)採用予定人員は1種試験が23人程度、3種試験が17人程度です。
(2)職務内容は、1種試験、3種試験ともに警察本部、警察署等における事務です。

2 1種試験について
(1) 受験資格
次のいずれかに該当する人
・平成7(1995)年4月2日から平成16(2004)年4月1日までに生まれた人
・平成16(2004)年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業又は令和8(2026)年3月までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。)
 (注意)ただし、次のいずれかに該当する場合は、これらの試験を受けることができません。
ア 日本国籍を有しない人
イ 地方公務員法第16条の欠格条項に該当する人
・ 禁錮(刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律(令和4年法律第 68 号)施行以降は「拘禁刑」)以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
・ 神奈川県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
・ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
ウ 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするものを除く。)
(2) 試験の方法
第1次試験は教養試験と専門試験を行います。教養試験の方法は択一式で、知識分野28問中18問選択解答、知能分野22問必須解答、内容は公務員として必要な一般的知識及び知能についての筆記試験(大学卒業程度)です。配点は100点で、試験時間は2時間です。教養試験の出題範囲は、知識分野は法律、政治、経済、社会一般から12問、日本史、世界史、地理から9問、物理、化学、生物、地学、数学から7問です。知能分野は文章理解(英文を含む。)、判断推理(言語、非言語)、数的処理、資料解釈です。専門試験の方法は択一式で80問中40問選択解答、内容は警察事務に必要な専門的知識についての筆記試験(大学卒業程度)です。配点は100点で、試験時間は2時間です。専門試験の出題範囲は、憲法、政治学、行政学、行政法、民法、刑法、労働法から26問、経済学(経済原論、経済政策、経済事情、経済史)、財政学、経営学から23問、社会政策、心理学、統計学、社会学、国際関係(国際政治学、国際経済学、国際法)、教育学から18問、数学・物理、情報・通信工学から13問です。第2次試験は論文試験、人物試験、適性検査を行います。論文試験の方法は記述式で、1題必須解答、800字程度、内容は思考力、構成力等についての筆記試験です。配点は50点、試験時間は1時間です。人物試験の方法は個別面接で、内容は人柄、性向等についての試験です。配点は200点、試験時間は1人約20分です。適性検査は職務遂行上必要な素質及び適性についての検査です。
(注意1)第2次試験日に人物試験の参考とするため、性格等について、質問紙法による検査を実施します。
(注意2)第2次試験の人物試験の得点が、一定基準に満たない場合は、適性検査の判定は行いません。
(3) 試験の日時・場所・合格発表
第1次試験は令和7年6月15日(日曜日)、午前8時45分から午前9時25分に受付、午前9時30分着席、午後5時00分頃終了予定です。場所は神奈川県内で、詳細は受験票で指定します。なお、論文試験は第2次試験種目ですが、6月15日(日曜日)の第1次試験日に実施します。論文試験を棄権した場合は、第1次試験を棄権した扱いとし、一切採点は行いません。第2次試験の人物試験及び適性検査は、令和7年7月2日(水曜日)から同月9日(水曜日)のうち指定する1日に行います。場所は横浜市内で、日時と場所の詳細は第1次試験合格通知に記載します。
第1次試験合格者発表は令和7年6月25日(水曜日)午前10時に、職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。最終合格者発表は令和7年8月29日(金曜日)午前10時に、職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。
 (注意1)受付終了後は、受験できません。ただし、鉄道の不通、遅れによるときは、鉄道機関発行の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。
(注意2)所定の着席時刻に着席していない場合は、受験できません。
(注意3)第2次試験は、神奈川県人事委員会の委任を受けた神奈川県警察本部長が行い、採用候補者名簿への登載は神奈川県人事委員会が行います。
 
3 3種試験について
(1) 受験資格
平成16(2004)年4月2日から平成20(2008)年4月1日までに生まれた人
(注意)ただし、次のいずれかに該当する場合は、これらの試験を受けることができません。
ア 日本国籍を有しない人
イ 地方公務員法第16条の欠格条項に該当する人
・ 禁錮(刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律(令和4年法律第 68 号)施行以降は「拘禁刑」)以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
・ 神奈川県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
・ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
(2) 試験の方法
第1次試験は教養試験を行います。教養試験の方法は択一式で、知識分野25問必須解答、知能分野25問必須解答、内容は公務員として必要な一般的知識及び知能についての筆記試験(高等学校卒業程度)です。配点は100点で、試験時間は2時間です。教養試験の出題範囲は、知識分野は法律、政治、経済、社会一般、日本史、世界史、地理、国語、物理、化学、生物、地学、数学で、知能分野は文章理解(英文を含む。)、判断推理(言語、非言語)、数的処理、資料解釈です。第2次試験は作文試験、人物試験、適性検査を行います。作文試験の方法は記述式で、1題必須解答、600字程度、内容は表現力、理解力等についての筆記試験です。配点は50点、試験時間は1時間です。人物試験の方法は個別面接で、内容は人柄、性向等についての試験です。配点は200点、試験時間は1人約20分です。適性検査は職務遂行上必要な素質及び適性についての検査です。
(注意1)第2次試験日に人物試験の参考とするため、性格等について、質問紙法による検査を実施します。
(注意2)第2次試験の人物試験の得点が、一定基準に満たない場合は、適性検査の判定は行いません。
(3) 試験の日時・場所・合格発表
第1次試験は令和7年9月28日(日曜日)、午前8時45分から午前9時25分に受付、午前9時30分着席、午後3時40分頃終了予定です。場所は神奈川県内で、詳細は受験票で指定します。なお、作文試験及び適性検査は第2次試験種目ですが、9月28日(日曜日)の第1次試験日に実施します。作文試験又は適性検査を棄権した場合は、第1次試験を棄権した扱いとし、一切採点は行いません。第2次試験の人物試験は、令和7年10月20日(月曜日)から同月31日(金曜日)のうち指定する1日に行います。場所は横浜市内で、日時と場所の詳細は第1次試験合格通知に記載します。
第1次試験合格者発表は令和7年10月10日(金曜日)午前10時に、職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。最終合格者発表は令和7年11月28日(金曜日)午前10時に、職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。
(注意1)受付終了後は、受験できません。ただし、鉄道の不通、遅れによるときは、鉄道機関発行の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。
(注意2)所定の着席時刻に着席していない場合は、受験できません。
(注意3)第2次試験は、神奈川県人事委員会の委任を受けた神奈川県警察本部長が行い、採用候補者名簿への登載は神奈川県人事委員会が行います。

4 合格者の決定方法等
・第1次試験の得点は、標準偏差を用いて算出します。
・試験種目ごとに合格最低基準がありますので、一種目でも当該基準に達しない場合、不合格となります。
・最終合格者は第2次試験の結果のみで決定します。
・受験資格がないこと又は虚偽の申告等が判明した場合は、その後の試験を受験できません。最終合格している場合は合格を取り消します。

5 合格から採用まで
・最終合格者は、採用候補者名簿に登載され、神奈川県警察本部長からの請求に応じて提示されます。
・神奈川県警察本部長は、健康診断等を行い、採用者を決定します。また、健康診断や人事配置などの人事管理上の目的から神奈川県警察本部長が性別情報の確認をする予定です。
・採用は、原則として令和8年4月以降となりますが、最終学校を既に卒業している人については、令和8年4月前に採用されることもあります。
・採用候補者名簿は、原則として1年を経過すると失効します。
・最終合格、採用候補者名簿登載は人事委員会が行い、その後の意向確認、健康診断、採用は神奈川県警察本部長が行います。

6 勤務条件
・給与の月額(令和7年4月1日現在)
(1)1種 約253,000円
(2)3種 約218,000円
・採用時の給与の月額については、今後の給与改定等により、この額から変動する場合があります。
・この額には地域手当が含まれています。このほか、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等が、それぞれの条件に応じて支給されます。
・採用に伴い住居を移転し、一定の要件を満たした場合、引っ越し代として移転料が支給されます。
・この額は新規に大学又は高等学校を卒業した人の給与例で、卒業後に学歴又は職歴のある人は、この額に一定の基準で算出された額が加算されます。
・主な休暇制度として、年次休暇(1年につき20日)、夏季休暇(5日)、慶弔休暇、不妊治療休暇、出産休暇、子の看護等休暇、育児休業、育児部分休業、子育て部分休暇、介護休暇などがあり、その他、フレックスタイム制度、育児・介護職員向け週休3日制度などもあります。 
・採用後の就業場所は、敷地内禁煙(屋外に喫煙場所設置)としています。

7 令和6年度実施結果
(1)1種試験は第1次試験受験者数が148人、最終合格者数が55人となっており、競争倍率は2.7倍となっています。
(2)3種試験は第1次試験受験者数が133人、最終合格者数が62人となっており、競争倍率は2.1倍となっています。


8 問合せ先
神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ
〒231-0023  横浜市中区山下町32
電話 045-651-3245(直通) ファクシミリ 045-651-3239
職員採用ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/9111/

神奈川県警察採用センター
〒231-8403 横浜市中区海岸通2-4
電話 045-211-1212(内線2637・2638)
フリーダイヤル 0120-03-4145(平日午前8時30分から午後5時15分まで受付)
神奈川県警察ホームページ
https://www.police.pref.kanagawa.jp/saiyo/index.html