気になる隣の社食ごはんのページ エントリーナンバー7、日立オートモティブシステムズ株式会社 厚木事業所の取材内容 今回取材に応じてくださったのは、総務部の皆様と看護師さんです。 日立オートモティブシステムズ株式会社では、平成26年6月18日に新食堂がオープンしました。 この新食堂を利用される第1地区には、1400人(うち女性は50人)の方が働いており、平均年齢は43歳です。 仕事は、事務系・設計・工場とありますが、設計を担当する方が多いそうです。 岩本さんの言葉 「食堂は、厚生棟の2階にあります。席数が918席あるので、ゆっくり食べることができます。 オープン当時は、食堂へ一斉に殺到する方々の動線を整理するのが大変でしたが、今はスムーズに流れています。 厚生棟、食堂、カフェは、それぞれ、ひだまり館、食彩堂、陽だまりカフェという愛称があります。 この愛称は社員から募集して決めました。」 柴田さんの言葉 「動線の整理だけでなく、雰囲気に合わせたBGMを流す、ノロウイルス対策など、 食堂の環境づくりも大切にしています。現在は、いかに食堂の利用率をあげるかが課題です。 今後は食堂を利用している人、していない人の両方へのアンケートの実施を検討しています。」 食堂を会場に「手洗いイベント」を開催しました! 看護師さんの言葉 「食堂が新しくなったのを機に、食事前の衛生と併せて、場所も食器もきれいに使っていただきたいと思い、 洗剤の業者とタイアップして「手洗いイベント」を実施しました。27年度も継続したいと考えています。」 手洗いイベントではたくさんの方が参加されました。「 洗ったつもりなのに落ちていない!」 「落ちにくいところが目に見えてわかりやすい!」との声が聞かれました。 こちらが「食彩堂」です!さっそくのぞいてみましょう。 「食彩堂」はH26年6月にリニューアル。食堂の名前は、社員さんから公募し、投票で決まったそうです。 “食堂が従業員の一番身近な場所であるように”という思いが込められています。 食堂の入り口にはサンプルと週間メニュー。メニューは定食3種類と麺類などのアラカルトがあります。 週間メニューには、栄養成分表示とアレルギーの表示があります。 なんと全部で918席! 12時になると社員さんが一斉に食堂へ集まります。あっという間に入り口まで行列となり、918席ある席も埋まります。 食堂は混雑にも関わらず、社員さんは迷うことなく並んでいます。その秘密は床の色! 床の色の違いがそれぞれのメニューの動線となり、カウンターまで続いています。 暖かみのあるデザインが機能的な役割も果たしています。 当初はこの動線の環境づくりに苦労されたそうですが、今ではスムーズな流れとなりました。 さて、床の動線をたどってこちらはカウンターです。 それぞれのカウンターではお昼のピークに向けて準備万端です!メインのおかずは食べる直前に盛り付けられます。 この日の定食メニューはこちらです。ご飯は『小』か『普通』が選べます。 Aランチ『デミ玉ハンバーグ』、Bランチ『サバの塩焼き』、スペシャルランチ『油淋鶏セット』 またこの日のラーメンは社員さんにも人気の『ちゃんぽん』。 お肉やエビ、たっぷりの野菜が入っていて、寒い日も身体が温まるおいしい一品でした。 食堂の調理師さん、栄養士さんにもお話を伺いました。 「お客様のことを常に考え、毎日おいしい給食を提供!」 料理長さんの言葉 「お客様のことを常に考えて、給食を提供するということを、当たり前だけど一番に考えています。 会社に入社して何十年もここの給食を食べるわけだから、社員さんが健康で働ける給食提供をすることは とても重要です。それには栄養士がきちんと計算したものを、私たち調理師がおいしく調理して社員さんに 提供し喜んで食べてもらえるように日々努力しています。」 毎日提供される麺類にも飽きがこないように日立オリジナルの味を研究。 ときには青魚を千葉から買い付けて提供したり、話題の食材を取り入れたりされています。 社員食堂の栄養士、調理師は「社員の健康を守る産業給食の花形だよ!」とご指導されている山下さん。 調理スタッフのモチベーションも上げて職場をまとめていらっしゃいます。 管理栄養士さんの言葉 「男性のお客様が多いので、お肉や揚げものなどボリュームがあるものが好まれますが、 お魚や野菜も食べたいというお声もあります。週に1回はメインにお魚や野菜の料理を意識したメニューを とりいれるようにする工夫をしています。日々の業務では、毎日食堂にいらしてくださるお客様が 快適に過ごせるよう、目くばり心くばりを常にするようにしています。」 月に1回の食堂連絡会を通して連携を図っています。 食堂連絡会を月に1回開催しています。メンバーは食堂担当者、看護師、労働組合、管理栄養士、料理長です。 会社側と食堂側との連携を図る場となっています。『どのように食堂をよくしていくか』という意識をもって、 主に食堂の運営面やイベント等について話し合っています。 食堂を利用されている社員の方々 食堂利用者さんのインタビュー1 「食堂は毎日利用します。座る場所も同じところです。今日は寒かったので、温かいチャンポンを選びました。 メニューは、カロリーも気になりますが、入り口のショーケースを見て、家では作らないものを選びます。 食事のときはよくかんで食べるように気をつけています。」 食堂利用者さんのインタビュー2 食堂はほぼ毎日利用しています。 「メニューはショーケースを見て決めます。今日は王道メニューであるハンバーグを選びました。 メニュー選びでは、食べたいものを選びますが、ヘルシーも意識して、ごはんは小盛りにしています。 バランスよく食べることや、食べ過ぎた時には、翌日減らすなどして調整しています。」 本日のスペシャルメニュー「油淋鶏ランチ」をいただきました。 厚木保健福祉事務所栄養士の言葉 「油淋鶏は注文をしてから、目の前で揚げたての鶏をカット。 その場で盛り付けをしていただき、揚げたてのサクサクを味わえました。 ボリュームがあり、ネギたっぷりの甘酢の食べやすいソースでおいしくいただきました。」 楽しい食事が、社員の元気を引き出します。 取材日:平成27年2月18日 ご協力ありがとうございました!