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更新日:2022年3月7日

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令和3年度精神障がい者雇用・職場定着支援研修会 第1回(取組事例編)【終了しました】

神奈川県が主催する企業向けの精神障がい者雇用・職場定着支援研修会のお知らせです。

精神障がい者雇用と職場定着を考えてみませんか

県内では、すでに多くの精神障がい者が企業の戦力として働いていますが、少しだけ配慮や工夫を行うことで、まだまだ活躍できる場面が増えます。また、就職後、長く働き続けることができる環境づくりも大切です。

そこでこのたび、県では、精神障がい者の雇用と職場定着に特化した企業向け研修会を開催します。

第1回は、取組事例編として、すでに雇用に取り組んでいる企業の皆さんから事例紹介をいただきます。

本研修会は終了しました。ご参加いただき、ありがとうございました。

当日の概要を掲載しました。

開催日時

  • 2021年10月27日(水曜日)14時00分から16時30分まで

プログラム

講義「雇用と職場定着のポイント」

県障害者雇用促進センターから、精神障がい者の特性や企業が障がい者を雇用することのメリット、精神障がい者の雇用と職場定着のポイント等についてお話しました。

パネルディスカッション「私たちの取組事例紹介」

株式会社良品計画 人事総務部 成澤岐代子氏、株式会社島津製作所 人事部 横山泰久氏、アクサ生命保険株式会社 人事部門C&B/HRオペレーションCOE 田中研一氏より、これまでの精神障がい者雇用の取組の軌跡について、それぞれお話をいただきました。

また、県障害者雇用促進センターも加わり、ディスカッション形式で申し込み時に参加者のみなさまからいただいた次の課題について、ご登壇のみなさまの経験に基づいた見解をお話をいただきました。

「どのような配慮が必要かわからない」

  • 障がい者社員は一人ひとり異なるので、本人と向き合ってコミュニケーションをとることが重要。
  • 本人が、配慮点を話しやすい環境を整えておくことも大切。
  • 本人が発信する配慮を受け止めることが大切で、就労パスポート等のツールを使うのも有効。

「任せる仕事が見つからない」

  • 最初は仕事を限定していたが、障がい者社員がどんどん力を発揮する姿を見て、認識を改めた経緯がある。教える手間や時間がかかるかもしれないが、その先にあるものを見据えて「やらせてみる」のも大切ではないか。
  • 「障がい者だから」という観点で仕事を選定して任せるのではなく、仕事があって、それにマッチングする障がい者を雇用している。
  • 「障がい者社員にチャレンジしてもらうと結果はついてくるものだ」という認識でいる。そのためには、受け入れる所属が気持ちのゆとりを持つことが大切であると考えている。

「一緒に働く社員など社内の理解が進まない」

  • 社内向けのトップの話の中で、社として障がい者雇用を進めることに触れてもらうなど、トップからメッセージを発信するよう心掛けた。また、障がい者雇用が浸透してきたら、店長会で障がい者雇用を実施している店舗の店長が、その良さをアピールする機会を設けた。
  • ソフト面の改革が大切であると考え、障がい者だけでなくだれもが働きやすい職場環境を整えるよう、ボトムアップの取り組みを進めた。
  • 障がい者社員を含め、社員同士「お互い様」という感覚を持てるかどうかが大切であると考える。また、障がい者社員の方から、ストロークを出せるかも重要で、採用選考の際はその点も重視している。

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募集チラシ(実施終了しました)

精神障がい者雇用・職場定着支援研修会 第1回/第2回チラシ(PDF:778KB)

主催・共催・事業委託先

【主催】神奈川県

【共催】神奈川労働局

【事業委託先】NPO法人かながわ精神障害者就労支援事業所の会


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