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更新日:2021年6月1日

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東京2020大会に合わせて「静、愛と死~能とオペラの融合による創作舞台~」を開催します!

2021年06月01日
記者発表資料

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を、神奈川県の伝統文化や歴史への関心を深め、多様な文化芸術への共生を通じた国際的な相互理解を促進する機会と捉え、神奈川県立県民ホールにて能「船弁慶」とオペラ「静と義経」の融合による創作舞台を開催します。本公演は、東京2020大会の公式文化プログラムである東京2020 NIPPONフェスティバル(※)の共催プログラムに位置付けられています。なお、本事業は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じた上で実施します。皆さん是非お越しください!

1 日時

8月7日(土曜日) 15時(開演)(14時15分開場)

2 場所

神奈川県立県民ホール 大ホール

横浜市中区山下町3-1

3 主催等

主催:神奈川県

共催:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 神奈川県立県民ホール、神奈川県立かながわアートホール

後援:鎌倉市

4 実施概要

(1)第1部 能「船弁慶(ふなべんけい)」

「船弁慶」は「義経記(ぎけいき)」や「平家物語」、「吾妻鏡(あづまかがみ)」を素材とし、源義経や弁慶、静御前(しずかごぜん)などが登場する分かりやすい能で、弁慶の語りを中心に物語が展開されています。

本公演では、前半の静御前と義経の別れが描かれる部分を上演し、第2部のオペラ「静と義経」に展開を繋ぎます。また、日本語や英語等の字幕を使用し、初心者でも分かりやすい内容となっています。鎌倉能舞台

 

(2)第2部 オペラ「静と義経」

第2部は、1993年に鎌倉芸術館のオープニングとして初演された、なかにし礼作・台本、三木稔作曲「静と義経」のダイジェスト版を上演します。第1幕「吉野山雪の別れ」における静と義経の涙の別れから、第2幕「八幡宮静(はちまんぐうしずか)の舞い」、第3幕「静の死と愛のまぼろし」の全3幕の中から、第1部の能「船弁慶」との関連性を意識しながら、名場面を厳選したものです。

第1部の能「船弁慶」からの繋ぎや、ダイジェスト版の場面を効果的に運ぶ役として、琵琶奏者による平曲(へいきょく)としての弾き語りを数か所挟みながら、能とオペラの新しいコラボレーションとして、オペラ中の静御前による白拍子(しらびょうし)を、鎌倉能舞台の創作能舞として挿入することで、東洋と西洋の芸術の融合を図ります。

なお、日本語や英語等の字幕を使用すると共に、照明・映像による効果的な演出を行い、初心者でも楽しめる内容となっています。

静と義経

5 出演者

第1部 

公益財団法人鎌倉能舞台

 中森貫太(シテ)富坂唐(とみさかとう)(子方(こかた))福王(ふくおう)和幸(ワキ)

杉信太朗(能管)

鵜澤(うざわ)洋太郎(小鼓)

亀井広忠(大鼓)

澤田晃良(太鼓)

観世義正(かんぜよしまさ)(地頭(じがしら))

第2部

日本オペラ協会 所属歌手

 砂川涼子(りょうこ)(Sop.静)、向野(こうの)由美子(M.Sop.磯の禅師)、

 中井亮一(Ten.義経)、森口賢二(Br.頼朝)

山田明美(あけみ)(二十弦箏(にじゅうげんそう))

櫻井亜木子(薩摩琵琶(さつまびわ))

藤舎花帆(とうしゃかほ)(小鼓)

田中祐子(指揮)

公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団(オーケストラ)

6チケット

全席指定:SS席 6,000円 S席 4,000円 A席 3,000円 B席 2,000円

 学生(25歳以下)1,000円

チケットは6月10日(木曜日)10時より、神奈川フィル・チケットサービスにて先行販売を開始します。

神奈川フィル・チケットサービス 045-226-5107(火曜日・水曜日・木曜日 10時~13時)

https://piagettii.e-get.jp/kanaphil/pt/

7取材について

神奈川県立県民ホールに直接お越しください。なお、出演者に関する取材は、問合せ先へ事前に御連絡ください。

8その他

詳細は、公式サイト(URL https://special2108.kanaphil.or.jp)を御覧いただくか、また、公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団(本事業の受託事業者)電話045-226-5045事務局までお問合せください。

なお、本公演は、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じて中止又は開催方法等を変更する場合があります。最新情報は公式サイトにて御確認ください。

※東京2020 NIPPONフェスティバル東京NIPPONフェスティバルロゴ

オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典であるとともに文化の祭典でもあります。東京2020 NIPPONフェスティバルとは、世界の注目が日本・東京に集まる2021年4月から9月にかけて実施される、東京2020大会の公式文化プログラムです。

スポーツと共にあらゆる境界を超えた連帯の象徴として平和な社会の実現に貢献しつつ、日本が誇る文化を国内外に強く発信するとともに、共生社会の実現を目指して多様な人々の参加や交流を生み出すこと、そして文化・芸術活動を通して多くの人々が東京2020大会へ参加できる機会をつくり、大会に向けた期待感を高めることを目的としています。

詳細は、東京2020 NIPPONフェスティバル公式サイト(https://olympics.com/tokyo-2020/ja/events/nippon-festival/)を御覧ください。

9参考

本公演のレクチャーコンサートを、神奈川県立かながわアートホールで開催します。

能やオペラの初心者でも公演を楽しめるよう、鎌倉能舞台による能講座や、オペラ「静と義経」の解説、オーケストラと共に演奏する箏(こと)のコンサートをお楽しみいただきます!

  • 日時 6月19日(土曜日)10時30分開演(10時00分開場)
  • 会場 神奈川県立かながわアートホール(横浜市保土ヶ谷区花見台4-2)
  • 入場料 無料(定員100名)
  • 申込期限 6月15日(火曜日)17時15分まで
  • 申込方法(電子申請又は電話)

電子申請は、下記2次元コードからアクセスしてください。

電話:045-210-3804(氏名、住所、電話番号、メールアドレスをお伝えください。)

2次元コード

問合せ先

国際文化観光局文化課

マグカル担当課長 中里
電話 045-285-0760

文化プログラムグループ 松井
電話 045-285-0220

このページに関するお問い合わせ先

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