富山県におけるCSF感染野生いのししの確認について
掲載日:2019年11月18日
富山県におけるCSF感染野生いのししの確認について
富山県は、7月27日(土曜日)に同県富山市において発見された死亡した野生いのしし1頭について、家畜保健衛生所においてCSFの遺伝子検査を実施したところ、同月28日(日曜日)に陽性を確認したため、同月29日(月曜日)、検査検体を国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門へ送付し、確定検査を実施しました。遺伝子解析の結果、7月30日(火曜日)にCSFウイルスと確認しました。
富山県では、当該野生いのしし発見地点を中心とした半径10km以内にある3農場を監視対象農場とし、飼養豚の異常の有無について、毎日、県へ報告等を求めます。また、監視対象農場以外の農場についても、7月29日に状況確認を行い、飼養豚に異常がないことを確認済みです。さらに、今後、死亡いのしし発見地点から半径10Kmで捕獲された野生いのししの検査を実施します。
つきましては、引き続き、県内の生産者、畜産関係機関、関係団体及び外国人研修生の窓口となる団体等については、消毒による人・車両等を介したウイルスの侵入防止対策、飼養豚の毎日の健康観察による異常豚の早期発見・早期通報、肉及びに肉製品を含み又は含む可能性のある食品残さの適正使用や野生動物との接触防止等の飼養衛生管理基準の遵守の徹底をお願いいたします。
神奈川県における発生状況
県内における発生はありません。
消費者のみなさまへ
CSFは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。
また、感染豚の肉が市場に出回ることはなく、万が一、感染豚の肉を食べたとしても人の体に影響はありません。
なお、国内、海外におけるCSF発生状況等の詳細については、以下の関連リンクをご覧ください。