旭高等学校
「旭高校サッカー部の伝統~地域の子どもたちの憧れ~」【神奈川県立旭高等学校】
本校は、昭和48年に開校し、校訓「自主自律」のもと、常にひとつ上をめざして自ら考え、仲間と切磋琢磨することで人間力の向上を図っています。
その中で、サッカー部は開校当時から活発に活動が行われ、全国大会等でも活躍し、プロ選手を輩出するなど、地域でも高い評価を得ており、現在も100名を超える部員が常に上をめざし、日々努力しています。
1 伝統は地域とともに
11月23日の金曜日、晴天の下に旭区内全13チーム、151人の選手を迎え、「少年サッカー教室」を開催しました。
このイベントは昭和56年に始まり、地域の少年サッカーチームと、本校のサッカー部がサッカーを通じて強い絆でつながり、地域を盛り上げていきたいという思いから三十年以上続けている取組です。
2 個を伸ばすトレーニング!
7グループに分かれ、トレーニングの開始です。小学生のうちに身に付けておきたいスキルやテクニックを高めるためのトレーニングを体験してもらいました。
グループを引率する本校のサッカー部員たちは、次のトレーニング場所に誘導しながら、子どもたちとサッカーの話をしたり、トレーニング担当の部員はトレーニングのデモンストレーションを行ったり、アドバイスなどをしながらお互いの交流を深めました。
3 午後はゲーム中心に
昼食休憩をはさんで午後は、ゲーム形式のトレーニングを行いました。ゴールがたくさんあったり、小さなゴールだったり、狭いエリアだったり、状況に応じたプレーを仲間と作り出すことを目的としたこのトレーニングは、午前中に学んだテクニックなどを試すよい機会です。部員たちはいろいろな声かけをしたり、子どもたちと一緒にプレーをすることで、サッカーの楽しさを伝えました。
4 旭魂
トレーニングをすべて終えた後は、エキシビションマッチ(練習試合)を行いました。優しい表情で声かけをしていた部員たちが戦う表情に変わり、仲間に厳しくも的確な指示をする姿や、ゴールを奪うための姿勢を見た子どもたちは、旭校生のすごさを感じてくれたと思います。
5 自分の考えを伝えること
旭校生も子どもたちとふれあいながら、自分の考えを的確に伝えることがいかに必要か、そしてそれがとても難しいものであることを再認識することができました。これからもいろいろな場面で、自分の考えを伝えること(アウトプットする力)を意識し、社会や地域等で「リーダーとなる人」の礎を築いてほしいと思います。
電話:045-953-3301
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)