更新日:2020年8月12日
ここから本文です。
AEDの設置状況、使用状況等の紹介をします。
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
医療従事者以外の人でも使うことができます。
県内では、交番、学校、スポーツ施設、図書館など、さまざまな施設でAEDが設置されています。日頃から設置場所を確認しておくことが大切です。
実際に救命救助の現場に立ち会った方が、AEDを実施したのは1,635件中、74件(平成25年)でした。
AEDの重要性が理解されていないことや、AEDの使い方に自信が持てないなどの理由により、県民によるAEDの活用事例は、それほど多くはありません。
心臓がけいれんして起こる心停止では、できるだけ早く電気ショックによって心臓のリズムを正常に戻さなければなりません。この時間が、生死を分ける大きな要因になります。
AEDは、自動的に心電図を解析して電気ショックが必要かどうかを判断します。
AEDの音声メッセージによる操作指示に従えば、訓練を受けていない人でも使うことができます。
AEDは、救命救急の場面において、突然の心停止から、いのちを救う大変重要なものです。
そこで、神奈川県では、県民のAEDの認知度100%を目指し、次の取組みを呼びかけます。
平成28年6月11日
神奈川県知事 黒岩祐治
このページに関するお問い合わせ先
医療整備グループ
電話 045-210-4874
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部医療課です。