ホーム > 産業・働く > 事業者支援・活性化 > 産業振興・企業組合 > さがみロボット産業特区 > 県内中小企業が取り組むロボット開発に対する総合的支援について

更新日:2022年2月10日

ここから本文です。

県内中小企業が取り組むロボット開発に対する総合的支援について

県内中小企業が取り組むロボットプロジェクトに対して総合的な支援を実施します。

1 最先端ロボットプロジェクト推進事業(ハンズオン型)の概要

本県のロボット産業の発展に向けては、より多くの県内中小企業に「さがみロボット産業特区」の取り組みにご参加いただき、成長性や収益性の高いロボットの開発を促進していくことが必要です。

しかし、一般的に、中小企業においては、技術面のほか、経営面や営業面、組織運用面など多様な課題を抱えながらも、資金や人材など経営資源が限られているため、独力での解決が難しい場合が多くなっています。

そこで、成長性や収益性が期待されるロボットの開発に取り組む県内中小企業に対して、支援機関と連携して、技術面のほか、経営面や営業面、組織運用面など総合的な支援を行うこととしました。

2 令和3年度の採択プロジェクトについて

概要

プロジェクト名

「長時間の立ち仕事をサポートする外骨格型下肢支持ロボットの開発プロジェクト」

開発企業

アルケリス株式会社(横浜市金沢区)

実施内容

現行の医療従事者向け下肢支持製品(非ロボット)の知見を活かし、インフラ・建設分野など、長時間の立ち仕事と移動等の動きが混在する業務をターゲットとして、最先端ロボット技術の採用やビッグデータを活用した新型機の開発(ロボット化)を行うものです。

参考:現行製品(archelis(アルケリス)FX)及びアルケリス株式会社について

現行製品は、長時間立った姿勢で手術を行う医療従事者の負担軽減のために開発されたアシストスーツです。名称は、「歩ける椅子」に由来します。

archelis-fx

【現行製品:archelis FX(画像提供:アルケリス株式会社)】

スネとモモで体重を分散して立ち姿勢の身体を支えることで、長時間の立ち仕事による身体の疲労、特に腰の負担を大幅に軽減する機能があります。

装着したまま移動することができ、メカニカルな機構のみのため電源も不要、また、様々な体型の方でも簡単な調整で装着することが可能です。

archelisは、株式会社ニットー(横浜市金沢区)が開発した商品ですが、この事業を担う企業として、2020年2月に、ニットーからスピンオフしたスタートアップ企業(ベンチャー企業)、アルケリス株式会社が誕生しました。

archelis及びアルケリス株式会社について、詳しくは、下記HPをご覧ください。

https://www.archelis.com/product-fx

支援機関及び支援内容

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

 ・試作モデルのデザインレビュー

 ・評価試験及び実証実験支援

 ・知財戦略コンサルティング、ロボット化に向けた技術連携コーディネート

 ・テストマーケティング など

KISTECの概要は、下記HPをご覧ください。

https://www.kistec.jp/

3 実証実験について

日時

令和4年2月17日(木曜日)15時30分から16時30分頃まで

場所

マイクロテック・ラボラトリー株式会社(相模原市南区上鶴間本町8-1-46)

内容

新型機の機構や機能の一部(外側フレーム方式やスイッチによるモード切替機能等)を搭載した試作機を装着して実際に工場で作業を行い、作業中の使用感や装着感などを検証します。

sisakuki

【試作機(画像提供:アルケリス株式会社)】

また、使用状態等のデータ取得や分析精度の検証、さらに効果的な使用環境の調査のため、センサー検証機(現行製品にセンサーを搭載した物)での検証も行います。

なお、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、本実証実験はメディア向けにのみ公開し(事前登録制)、一般向けには非公開とさせていただきます。

4 今後のスケジュールについて

令和4年3月の国際ロボット展(東京ビッグサイト)にて、取組成果等を発表予定です。

また、新型機の一部機能を導入した新モデルについて、令和4年度の商品化を目指しています。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。