生活支援ロボットの実証実験を行います!!
―公募型「ロボット実証実験支援事業」―
掲載日:2021年2月8日
2021年02月08日
記者発表資料
県では、「さがみロボット産業特区」の取組の一環として、生活支援ロボットの実証実験の企画を全国から募集し、支援する「公募型『ロボット実証実験支援事業』」を推進しています。このたび、今年度採択した10件のうち、次の1件の実証実験を行うこととしましたのでお知らせします。
実施概要
神奈川高齢者生活支援システムにおけるコミュニケーションロボット
幾徳学園 神奈川工科大学(厚木市)
(画像提供:神奈川工科大学) |
ロボットの概要 |
本システムは、筋力や歩行能力などを測定するロコモ診断装置、コミュニケーションロボット、スマート家電をネットワークで接続して利用者の生活評価情報を収集します。収集された生活評価情報から、データベース(DB)と人口知能(AI)が、利用者の生活改善につながるアドバイスを生成し、そのアドバイスを利用者に提供することで健康寿命の延伸を目指します。 今回、実証実験を行うコミュニケーションロボットは、利用者を観察する装置としての役割だけではなく、利用者とのインターフェースの役割も果たします。利用者の活動量や脈拍などの測定、簡単な会話のほか、声を聞き取ることで心の状態把握などを行います(MIMOSYS®を活用)。またAIが生成した生活改善アドバイスを音声で利用者に伝えます。 |
実験の概要 | 日 程 | 令和3年2月9日(火曜日)から28日(日曜日)のうち2日間程度実施 |
場 所 | オンライン実施 | |
内 容 | 高齢者15名程度のモニターに、コミュニケーションロボットのデモンストレーションにオンライン上で参加してもらうとともに、実際に健康増進に役立つアドバイスが得られるかどうか聞き取り調査を実施し、本システムの有効性などを検証します。 |
取材について | [非公開] 一般の方には公開しておりません。取材を希望される場合は事前に問合せ先にご相談ください。 |
問合せ先
神奈川県産業労働局産業部産業振興課
課長 遠藤
電話045-210-5630
技術開発グループ 河野
電話045-210-5640