ホーム > 電子県庁・県政運営・県勢 > 職員採用・給与等の状況 > 県の職員採用 > 神奈川県職員採用ホームページ > 職種紹介:保健師
更新日:2023年4月11日
ここから本文です。
保健師の紹介と先輩からのメッセージ
保健福祉事務所では、結核、感染症、エイズ、精神保健福祉、難病、子どもの慢性疾患等の相談や訪問など専門的な保健指導を行います。併せて、健康危機管理や地域のケアシステムの構築などの広域的な健康課題に対して、効果的・円滑に対応ができるように市町村や関係機関と連携して業務を行います。
児童相談所では、保護者への相談支援や児童への保健指導などを行います。
健康増進課、保健福祉事務所、児童相談所など
各部局について、詳しく知りたい方は組織紹介をご覧ください。
保健福祉事務所(保健所)の保健予防課に保健師として勤務しています。主担当である難病患者さんの医療費助成や療養支援等の業務の他、新型コロナウイルス感染症を含めた感染症対応等に従事しています。
以前に働き盛り世代の結核患者さんを担当した時に、ご自身の体調も気持ちもつらい中、接触者の調査に患者さんがご協力くださったことを思い出します。罹患前の社会活動が活発で、小さいお子さんも含めてたくさんの接触者がいましたが、重大性を理解してくれた患者さんや関係者方のお陰で、健診が必要な方全員に遅滞なく対応することができました。患者さんと力を合わせることができた経験として、今も私の心に残っています。
主な職務は、難病患者の支援に関する業務です。地域で生活する難病患者が安心して暮らせるよう、電話相談や家庭訪問等の個別支援をはじめ、講演会や支援者向けの研修の企画・実施、会議等を行っています。また、結核や感染症が発生したときには、まん延防止のための調査や服薬支援等を行っています。
仕事をする中で、患者さんや家族から悩みや不安なことを相談いただき、一緒に考えるときにやりがいを感じます。関係機関とやり取りすることも多く、保健師の役割や専門性とは何か学ぶことも多いです。たくさんの人との出会いは、多くの学びがあり、自分自身の成長にもつながっています。
現在の職務内容は、市町の保健師との連携、業務の調整、職域分野においての仕事を行っています。直接、患者さんと関わることが少ない所属で、初めは戸惑いも多くありましたが、個人への直接的な支援だけではなく、地域の支援という広い視点で関わることもでき、とてもやりがいを感じています。
県の保健師の魅力は、いろいろな地域の方と関わることができるところです。地域により特色も異なり、多くの学びがあります。また、住民や市町の保健師と新しい関係性を築くことができることも魅力の一つだと思います。
このページの所管所属は人事委員会事務局 です。