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更新日:2024年2月27日
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農政技術(農業)の紹介と先輩からのメッセージ
都市農業を持続的に発展させるための施策の企画・立案、県内の農産物(耕種作物)のPR、新規就農の支援などを行います。
地域の特性を活かした高品質な農産物を生産するため、新品種の開発、省エネルギー・安定生産技術の開発、病害虫の総合的管理技術(IPM)の開発などの試験研究を行います。
また、普及指導活動として直接農業者に接しながら、新しい技術・知識の普及や、生産現場の諸課題の解決等を行います。
農業技術センター(本所、各地区事務所)、かながわ農業アカデミー、横浜川崎地区農政事務所、地域県政総合センター、農政課、農業振興課など
各部局について、詳しく知りたい方は組織紹介をご覧ください。
農業技術センター生産環境部の土壌環境研究課に所属しています。試験研究を行う部署のため栽培土壌や農作物の養分量の分析からデータを取り、県の農業の課題解決に向けて新技術の開発などを行なっています。
土壌の分野は専門ではなかったため、配属当初はわからないことばかりで新しく勉強することも多く大変でした。試験研究では新肥料の施肥試験や堆肥化試験、県内土壌のモニタリングなどを通して栽培や分析について学び、見識が深まったと同時に土壌の分野の奥深さを知ることにもなりました。今後も土壌に関して学びつつ、新たな技術の開発やデータの集積から県内農業の課題解決を目指して試験研究に取り組みたいと思っています。
農業職は、研究・普及・行政という仕事を通じ、かながわ農業の振興に貢献することができる職種です。私はこれまで、研究で農産物の品質や機能性を評価する業務を、行政で現場と県庁を繋ぐ業務をそれぞれ行ってきました。
現在は、普及指導員として、冬のダイコンやキャベツ、夏のスイカやカボチャなどの栽培が盛んな三浦半島地域で、農業者と直接技術指導をしたり、最新の情報提供を行ったりしています。具体的には、土づくりのための助言、地域に合った品種の導入、軽労化のためのアシストスーツの導入促進など多岐にわたっています。
農業者が抱える課題に対して、自分の活動が役立ったときにはやりがいを感じます。是非一緒にかながわ農業を盛り上げていきましょう!
農業職は、研究・普及・行政と様々な職場に配属されます。私が配属されているのは、農業技術センター足柄地区事務所研究課です。当所ではカンキツ、キウイフルーツ等を対象に、優良品種の選定、省力化栽培技術などの研究を行っています。私はカンキツ、キウイフルーツの病害虫の研究を主に担当しており、県西地域のキウイフルーツほ場において、新規植栽した苗木の生育不良や枯死の原因と考えられる病害の調査をしています。その他にもキウイフルーツの早期成園化を図るための栽培試験などを行っています。
自身の研究が形となり、現場で困っている方々の役に立ったときは、研究者冥利に尽きます。神奈川県の農業の更なる発展のために一緒に頑張りましょう。
このページの所管所属は人事委員会事務局 です。