平成29年度第2回消費生活eモニターアンケート調査:高齢者の消費者トラブル未然防止について

掲載日:2021年1月28日

調査の概要

1 調査目的

 高齢者の消費者トラブル未然防止についてのご意見等をいただき、今後の県の消費生活行政の参考とするため、アンケート調査を実施しました。

2 調査方法

ホームページ上でのアンケート調査(全11問)

3 調査期間

平成30年1月10日(水曜)から1月20日(土曜)まで

4 調査対象

消費生活eモニター:327名 回答者:235名

 

調査結果の概要

高齢者の消費者トラブルの現状

 周りで高齢者が消費者トラブルに「遭った」もしくは「遭ったと聞いた」ことがあるかどうかたずねたところ、「ある」が25.5%で全体の約4分の1であった。

 「ある」と回答した方へトラブルに遭った方との関係性をたずねたところ、「家族、親戚」が40.0%で最も多く、「隣近所にお住まいの方」が21.7%でそれに続いた。また、何に関する消費者トラブルであったかをたずねたところ、「屋根工事、塗装工事などのリフォーム工事による請求」が17.1%で最も多く、「健康食品などの送りつけ」が14.3%でそれに続いた。

高齢者の消費者トラブルを防ぐために

 高齢者の消費者トラブルを防ぐために重要なことをたずねたところ、「身近な人による日ごろからの情報提供、声かけ、見守り」が77.4%で最も多く、「高齢者に多い悪質商法や消費者被害に関する情報提供」が73.6%、「行政による悪質業者への取締り、事業者指導の強化」が71.9%でそれに続いた。

 また、「高齢者に多い悪質商法や消費者被害に関する情報提供」を選択した方へ、どのような情報提供が効果的かをたずねたところ、「回覧板や公共施設の掲示版の活用」が89.0%で最も多く、次いで「テレビやラジオによる発信」が87.3%、「地域の集会やイベント時の啓発活動」が76.9%となった。

 高齢者を対象とした消費者トラブルの注意喚起を促すための啓発物品として効果的なものをたずねたところ、「通帳カバーやお薬手帳にかけるカバー」が57.9%で最も多く、次いで「眼鏡拭きやウェットティッシュなどの日用品」が46.0%であった。 

高齢者の見守り

 周りで高齢者の見守りをしている人がいるかどうかたずねたところ、「いる」が33.2%であった。また、「いる」と回答した方へ、どのような方が見守りをしているかたずねたところ、「家族、親戚」が65.4%で最も多く、次いで「民生委員」が38.5%、「隣近所にお住まいの方」、「介護事業所のヘルパー、ケアマネジャーなどの福祉関係者」が26.9%となった。

 ご自身や身近な高齢者が見守りをされるとしたら、どのような方に見守られるのがよいかたずねたところ、「家族、親戚」が80.0%で最も多く、次いで「隣近所にお住まいの方」が57.0%、「介護事業所のヘルパー、ケアマネジャーなどの福祉関係者」が45.1%となった。

 高齢者の見守りについて意見をたずねたところ、主な意見は以下のとおりだった。

【見守り全般に関すること】

日常的に続けられるものがいいと思う。

【地域に関すること】

町内会や近隣とのコミュニケーションが必要と思う。

【行政、その他機関に関すること】

地域での見守り活動は複数の団体がそれぞれ行うと、かえって混乱する場合がある。関係団体の共同活動にする努力と継続性の維持が重要と思う。

【高齢者に関すること】

どうしても、まだ自分は大丈夫だという認識があると思った。それでも、やっぱり歳はとっていくのだから、前のようにはいかないと思う。その衰えをどんな風に説明していくのか、見守っていくのかが大切だと思った。

【見守る方に関すること】

人に迷惑をかけることを嫌う方々が多いので、できるだけ沢山の方が緩やかに見守れると良いが、高齢者もお互いにちょっとだけ気にしあうことも良い。 

高齢者の消費者トラブル未然防止全般についての自由意見

 高齢者の消費者トラブルの未然防止全般について意見をたずねたところ、主な意見は以下のとおりだった。 

【情報提供、注意喚起に関すること】

回覧板や掲示板に情報を貼り出したり、スーパーの休憩室のテーブルに、置き型カレンダーみたいに情報を置いておく。

どういうときに、どこに相談するなど段階に応じた行動を示すと、わかりやすくていいのではないか。

【悪質な事業者等への取締り強化、法整備等に関すること】

自身がトラブルに巻き込まれていることに気づくのが遅くなるケースがある。行政の取締りや罰則強化を促進してほしい。

【高齢者自身の意識、啓発に関すること】

高齢者はまず判断力が鈍るということと自分はまだ大丈夫だという意識があるので周りに相談できる人たちをできるだけ沢山つくることが必要だと思う。

高齢者の方でも「自分は(まだ若いので)大丈夫」などと認識していて、なかなか他人からの助言を聞かない方に対して、どのようにアプローチをしていくかが課題ではないだろうか。

【見守りに関すること】

高齢者の中で特に一人暮らしの人への対応が大切だと思う。そのために介護関係者や民生委員の方の協力は不可欠だと思う。

テレビでの広範な広報が行われても、トラブルと被害は後を絶たない。だからこそ、見守り活動のようなマンツーマンの取組みの充実が大切だと思う。

【その他のご意見】

高齢者をだまして利益を得ようとする業者がいることが信じられない。そのようなことをしないような若者への教育も必要かと思う。

自ら講座参加や情報取得などに心掛けているので今のところトラブルに遭っていない。本アンケート参加もその一つ。

 

調査結果

 平成29年度第2回消費生活eモニターアンケート調査結果(PDF:666KB)

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本文ここまで
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