フライパンの磨耗テスト

掲載日:2020年1月7日
「10万回耐磨耗テストクリア」と表示のあったフッ素樹脂加工のフライパンが、購入後半年で焦げ付くようになった、フライパンの表面がはがれる、などの相談が入っています。
 そこで、磨耗テストを行い、フライパンの表面がどのような影響をうけるかを調査し、よりよいフライパンの使用方法等について情報提供します。

1 調査の概要

対象商品 フッ素樹脂加工(テフロン加工)したフライパン
 対象件数 5銘柄(6件:1銘柄は2件試験)

調査内容
(調査方法)

フライパンの磨耗試験

フライパンの表面をターナー(フライ返し)で3,000回摩擦して塗膜面の状態を目視で観察   5件

フライパンの表面をターナー(フライ返し)で100,000回摩擦して塗膜面の状態を目視で観察  1件
 調査期間  平成25年1月から平成25年3月
 検査機関  一般財団法人 日用金属製品検査センター

2 調査結果

調査した5つのフライパンのテスト結果は5銘柄とも「素地の露出を認めない」というものでした。これは、ステンレス鋼製のターナー(フライ返し)を用いて、しゅう動(摩擦移動)したところ、フライパン表面のフッ素樹脂塗膜面がはがれ金属素地が露出するまでにはいたらなかったということを意味するものです。
 また、10万回の耐磨耗テストをおこなったものも同様に「素地の露出を認めない」という結果でした。 詳細は以下の表のとおりです。
   No. 素材表示      表示 テスト結果 しゅう動(摩擦移動)回数 価格
1 アルミニウム、テフロン 耐久性は耐磨耗性試験10万回のテストをクリアしていて、金属ヘラも使えます。IH対応 素地の露出を認めない(注) 3,000回 2,000円台
 

同上(1と同じ商品) 

耐久性は耐磨耗性試験10万回のテストをクリアしていて、金属ヘラも使えます。IH対応 素地の露出を認めない(注) 100,000回 2,000円台
2 テフロン、アルミ 内面の引っ掻きに対して耐久性が50%アップ!
電磁調理器には使えません。
素地の露出を認めない(注) 3,000回 3,000円台
3 ナヴァロンセラミック配合3層 金属ヘラが使えます。 素地の露出を認めない(注) 3,000回 2,000円台
4 テフロン、プラチナ加工アルミ鋳物製 厚底で熱を充分に蓄え、素早く均一に伝えることができ、熱変形もおきにくく耐久性にも優れています。直火専用 素地の露出を認めない(注) 3,000回 3,000円台
5 アルミ-マグネシウム合金 内面:テフロンプラチナ加工 外面:セラミック塗装IH対応 素地の露出を認めない(注) 3,000回 5,000円台
           
(注)フライパン表面のフッ素樹脂塗膜面がはがれ、金属素地が露出するまでにはいたらなかった。

3 消費者へのアドバイス

今回のテストでは、いずれも「素地の露出を認めない」という結果でした。しかしながら、相談では、「表示には10万回テストクリアと記載されていたにもかかわらず、フライパンの表面が剥がれ金属素地が露出した」という事例が寄せられています。
 今回のテスト条件からはずれた使用をすれば、フライパンの表面が剥がれることも考えられます。

☆ 取り扱い説明書をよく読み、適切に使用しましょう。

4 消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188
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