食品容器の変形調査

掲載日:2020年1月7日

1 はじめに

食品の容器としてプラスチックが素材として使用されています。電子レンジを使用して食品を加熱する際、そのプラスチック製容器が変形したという相談がよせられています。そこで、消費者の安全・安心のため、どのような場合に変形するのかを調査し、その結果について消費者へ情報提供をします。

2 調査概要

 

調査件数 プラスチック製食品容器 16件 
調査内容 日本工業規格(JIS S2029)に基づき,プラスチック製食品容器にオリーブ油を入れ電子レンジで加熱して容器が変形する温度及び時間を測定。電子レンジは600ワット及び1000ワットの加熱電力で実施
連携試験研究機関 神奈川県衛生研究所
神奈川県産業技術センター
社団法人 日本海事検定協会食品衛生分析センター
調査期間 平成23年11月から平成24年3月

3 調査結果

No. 素材 食品容器 電子レンジ対応表示 耐熱温度表示,℃ 加熱前の容器外観 加熱電力(W:ワット) 変形した時間 変形した温度,℃ 変形した容器外観
 1 PS 弁当容器 - 80 加熱前 1000 2分15秒 124  加熱後
2 PP 弁当容器 130 弁当容器 1000 5分27秒 162 加熱後
3 PS/PP 弁当容器 105 弁当容器 1000 1分57秒 127 弁当容器

PS:ポリスチレン PP:ポリプロピレン

 16件の調査のうち主要なもの3例を掲載しました。

(結果例No.1)素材がPSで耐熱温度が80℃と表示があり、電子レンジ対応表示なしである弁当容器の場合、電子レンジで1000ワットの電力で加熱すると、2分15秒で124℃に達し、容器は変形しました。

4 消費者へのアドバイス

   プラスチック製容器を電子レンジで使用する際は、取扱い説明書をよく読み、電力(ワット)にあわせて適正な調理時間を設定するように心がけましょう。

  電子レンジに入れる前に耐熱温度表示を確認しましょう。

「電子レンジOK」などの表示や電子レンジ用容器検済みマーク(注)のないものを電子レンジで使用することは控えましょう。

 電子レンジ対応表示のないポリスチレン製の食品容器を電子レンジに入れて温めることは控えましょう。

 食品の油分が多い場合は、電子レンジで温めると、耐熱温度を超える場合がありますので、使用するワット数や時間は控えめに設定しましょう。

 容器の変形を認めたらすぐに加熱を中止しましょう。

(注)電子レンジ用容器検済マーク(日本プラスチック日用品工業組合HPより)

マーク

5 消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188
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