家庭用浄水器の調査

掲載日:2020年1月7日

目的

浄水器の品質について表示すべき事項は、雑貨工業品品質表示規程において定められています。そのうち、性能については、消費者の関心も高く、一定期間使用後も表示どおりの浄水能力があるかという問い合わせも寄せられています。そこで、調査を実施し、消費者へ情報提供することにより安全で安心できる消費生活の実現の一助とします。  

調査概要

対象:水量計が付属している3,000円から1万円以下の家庭用浄水器4件(蛇口直結型2件、ポット型2件)
調査内容:アンケート調査と共に、浄水器を通した水とそうでないものの水質調査を実施し、表示されている浄水能力との比較を行ないました。
時期:平成18年4月から19年3月  

結果

 浄水能力は、除去対象物質ごとに、除去率80パーセントに達するまでの総ろ過水量により表示し、ろ材の取換時期の目安については、適切な取換えの期間を表示するように雑貨工業品品質表示規程の中で定められています。
 遊離残留塩素は、いずれの浄水器とも80パーセントを超える除去率を示しました。また、表示された浄水能力を超えて使用しても、同様でした。
 蛇口直結型浄水器2製品は、分析した除去対象物質表示について、クロロホルムのように浄水能力表示に満たない例もありましたが、ほぼ浄水能力表示を満たす結果を示しました。しかし、浄水能力表示以上ろ過を続けると除去能力が低下し、さらに、浄水器を通る前の濃度よりも浄水器を通した後の方が高濃度となる例がみられました。
 ポット型浄水器2製品も浄水能力表示に満たない例もありましたが、ほぼ浄水能力表示を満たす結果を示しました。しかし、浄水能力表示以上ろ過を続けると除去能力が低下する傾向を示しました。

浄水器を上手に使うために

 浄水能力は除去率80パーセントに達するまでの「総ろ過水量」により、またカートリッジ(ろ材)取換時期の目安については、「期間」により表示されるので、商品選択の際の目安とする。
 浄水器については、雑貨工業品品質表示規程の中で「残留塩素を除去する機能を有するものに限る」とうたわれており、残留塩素以外の物質除去について過大な期待は持たないこと。
 浄水能力を発揮する期間、すなわちカートリッジ(ろ材)取換時期の目安については、期間表示で確認できますが、一日のろ過水量をもとに算出したものです。したがって、ろ過水量が確認できる浄水器が望ましい。
 カートリッジ(ろ材)を交換せずに、使用を続けると、除去した、ろ材中の物質が浸出してくることが予測されるので、注意が必要です。

消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188

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