自動車におけるシックハウス予防調査

掲載日:2020年1月7日

調査の概要

1 目的
最近、住居で発生するいわゆるシックハウス症候群が問題となっているが、その原因物質のひとつとして揮発性有機化合物が挙げられている。一方、住居と同様に自動車室内は、プラスチックや合成皮革など様々な材料で構成されており、また塗料や接着剤等の化学物質も一部使用されている。そのため、揮発性有機化合物が自動車室内においても発生する可能性が心配されるところである。そこで、自動車室内の揮発性有機化合物を調査し、今後の予防対策の一助とすることにより、安全で安心できる消費生活の実現を図る。
2 調査期間
平成17年4月から平成18年3月まで
3 共同研究機関
神奈川県衛生研究所
4 調査概要
(1) 対象
自動車(国産、外国産、自家用、営業用を問わない)
(2) 調査概要
ア 対象
県消費生活eモニターが所有する乗用車10台
イ 調査内容
揮発性有機化合物のうち、目、鼻などに影響を与えると思われる物質について、気温の高い夏と、気温の低い冬の2回調査。
ウ 方法
閉鎖された車内の空気中のホルムアルデヒド等を吸着させ、県衛生研究所で分析。

調査結果

今回の調査においては10件中、すべてにおいて検出されているのが自動車部品に含まれていると思われるホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレンであった。
厚生労働省が目安としている、室内濃度指針値を超えたのは1台であった。
自動車使用月数が36ヶ月を経過しても、揮発性有機化合物が検出される車が存在した。
自動車使用月数による揮発性有機化合物の検出状況において、明確な違いは見られなかった。
夏(自動車室内平均温度28℃)における揮発性有機化合物の検出値は冬(自動車室内平均温度5.7℃)におけるものよりも全体的に高い傾向が見られた。
なお、すべての調査物質で車室外(外気)より車室内が高い値を示した。

注意事項

夏等、温度の高い時には、化学物質の発生に特に注意し、車室内は換気に留意する。
冬等、温度の低い時期であっても、化学物質の発生がないわけではないため、臭い等が気になる場合は、車の窓を開ける等換気をすることを推奨する。
体に異常を感じた場合は、医師に相談する。
ことなどが重要である。

消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188

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本文ここまで
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