食品用乾燥剤のテスト

掲載日:2020年1月7日

目的

平成12年度から16年度の「病院情報」によると、10歳未満の子ども事故原因となった主な異物の中で、食品用乾燥剤は61件で第9位になっています。食品用乾燥剤の中で、生石灰を成分としたものは、水分を吸収する時に高い熱を出すため誤飲や廃棄の際に注意が必要といわれています。そこで、実際に発熱状況等を調査し、危害・危険に対応するための知見について、消費者へ情報提供します。  

調査概要

 対象商品  食品用乾燥剤で、生石灰を成分としたもの  1種類(サンプル数 16)
 期間   平成19年1月15日から平成19年2月28日
 検査機関  社団法人日本海事検定協会 食品衛生分析センター

結果・考察

食品乾燥剤は、種々の食品に利用されていますが、文字を理解できない、子供の誤食事故などが報告されています。そこで、実際に口に入れることを想定し、各種のテストを実施しました。今回は1銘柄のみのテストでしたが、この製品については、以下のとおりです。
 食品乾燥剤には、注意表示があるが、幼児等字を理解できない年齢の者には手の届かない所へ置く、あるいは、取り除いてから食品を与える等の処置をすることが必要です。
 食品乾燥剤に水を加えただけ(口の中に入れた状態を想定)で10℃程度の温度上昇があるので、これを感じた素振りを見たら、吐き出させる等の処置をすること。以下も同様です。
 食品乾燥剤の包装を破り、水が加わり、攪拌する(口のなかで食品乾燥剤を噛む状況を想定)と20℃程度高く発熱する。
 食品乾燥剤が食品と混在する(口の中で食品と食品乾燥剤が混在し、噛むのを止めた状態を想定)と、3℃程度の温度上昇がある。
この場合、顕著な温度変化に気づかず、誤食した幼児等は、吐き出さないものと思われます。しかし、飲み込んだ場合、化学反応により体内粘膜を害すること等が考えられるため、まわりの人間が気づいた時点で、吐き出させることが必要です。

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