携帯電話用充電池の調査(リチウムイオン蓄電池の調査)

掲載日:2020年1月7日

1 はじめに

目的

携帯電話の普及が目覚しい中で、2007年には電池の不具合から過熱、膨張、破裂の恐れが発覚し、製品回収が実施されている。平成19年度の、携帯電話の事故例が42件独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE:ナイト)より公表されている。そこで、携帯電話に使用されている電池の安全性について調査し、安全な使い方について消費者へ情報提供する。
(注)携帯電話には、充電可能なリチウムイオン蓄電池が内蔵されている。リチウムイオン蓄電池は、他の種類の電池に比べて電気容量が大きく、長時間の使用に耐えられ、軽量であるため、持ち運ぶことが容易である。

 調査期間

平成20年4月から21年3月まで 

共同研究機関

神奈川県産業技術センター

試験検査機関

財団法人 電気安全環境研究所(JET)

2 調査内容及び調査方法

アンケート調査

モニター194名を対象にインターネットによるアンケート調査を実施した。 有効回答者173名

実態調査

どのようなリチウム蓄電池が販売されているかインターネット上で調査した。

充電時の温度試験

電池を十分に放電した後、充電器にリチウムイオン蓄電池をセットし、1時間ごとに、24時間電池表面の温度を測定する。

3 調査結果

 アンケート調査の結果、2割を超える人が携帯電話の発熱・膨張のいずれかを経験していた。
 表示、取扱い説明書を調査したところ、「使用温度範囲5℃から35℃」などの注意表示があった。
 リチウムイオン蓄電池8品目について充電時の温度試験を実施したところ、一時間以内に3.0℃から4.5℃の温度上昇が認められた。

充電時の温度試験結果のグラフ(PDF:39KB)

4  消費者への注意事項

〇 携帯電話を持ち歩く時には、発熱や圧迫による危険性を考慮する。

〇 携帯電話または電池に発熱、膨張を認めた場合は、すぐに使用を中止し、携帯電話取扱い事業者へ連絡する。

〇 携帯電話使用時および充電時には3.0℃から4.5℃程度の温度上昇があることに留意し、暖房機のそば、など高温下では充電を控えるように注意する。

〇 充電しても使用時間が短くなるなど、携帯電話の機能低下が表れてきたら、電池を交換する。

〇 製品劣化の原因となるので、充電時には電源を切る。

〇 繰り返し充電は慎み、電池残量が残りわずかになってから充電する。

〇 充電が終了したら、充電器への差し込んだままの状態はさけ、過充電にならないように注意する。

〇 破裂の危険性があるため自分で処分することは危険である。携帯電話会社の回収制度を利用する。環境保全のため一般ゴミとして捨てない。

5 消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください

188

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