海外駐在員の活動レポート(2021年6月・北米事務所)

掲載日:2021年7月8日

友好都市と学術交流

 県とメリーランド州は、1981年に友好提携を締結して以来、経済、教育、文化など幅広い分野で交流を深めており、今年で40周年を迎えた。本来であればさまざまな友好交流事業を通じて両地域の親交を深める予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大で、海外渡航が難しいこともあり、予定していた留学事業などが相次いで中止となった。
 こうした中、県北米事務所では、県教育委員会や県私学協会の協力を得て、県内の高等学校とメリーランド州立大学(UMBC)をオンラインでつなぐ学術交流を実施した。
 まず、県教委と連携し、今年3月に県内の高校生6名からUMBCの大学生や同州の政府職員に対し、神奈川の観光地の魅力や、地域の歴史を英語でプレゼンテーションする取り組みを行った。質疑応答の場面では、参加した高校生が英語で堂々と受け答えをするなど、高い発信力がうかがえた。
 次に、県私学協会と連携し、今年3月と6月に聖光学院中学校高等学校(横浜市中区)とUMBCで、映像制作を通じたオンライン学術交流を実施。両校の学生が自国の地域の魅力を相手国の言語で紹介する映像を互いに制作し、オンライン上で意見を交わした。
 UMBCの大学生は、メリーランド州の州都アナポリスを「日本語」で紹介する動画を、聖光学院中学校高等学校の生徒は横浜市の観光地を「英語」で紹介する動画を制作し、互いに批評した。映像制作は、テーマ設定、台本制作、カット割り、撮影、編集など多くの過程を要するが、さらに相手国の言語で制作することもあり、出来上がるまでの苦労が多く貴重な経験となった。
 UMBCで教壇に立ち、メリーランド神奈川姉妹州委員会の委員長を務めるフーゲンブーム智子氏は、「コロナ禍でもオンラインでの交流ができたことは、両方の学生にとって励みになった。対面交流が再開された後もこうしたオンラインの利点を生かした交流を続けられれば、より多くの交流が可能となり、姉妹州の相互理解に貢献できる。」と期待していた。
 今後も姉妹州と幅広い交流ができるよう、より一層力を入れていきたい。

https://phsk.or.jp/exchange.html
(↑聖光学院中学校高等学校(横浜市中区)とUMBC学生が制作した動画のWEBサイト)

umbcmovie
(UMBCの大学生が制作した動画)

※令和3年6月23日神奈川新聞より引用

本文ここまで
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