海外駐在員の活動レポート(2021年3月・北米事務所)

掲載日:2021年3月25日

鎌倉彫のバーチャル展覧会を開催

米国・ニューヨーク州に拠点を持つ日米交流団体のジャパン・ソサエティーでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、1年以上にわたり会館を閉鎖してきたが、今年3月から会館の一部再開を決定した。施設の一部である展示室のみの再開ではあるが、同団体では徐々に施設を活用した日本の文化・芸術の紹介機会を増やすことを検討している。なお、同団体では、閉館中もWEBサイト等を通じて、日米の政治・経済に関するウェビナーの開催や日本の文化・芸術を紹介する動画を配信し、日米間の経済・文化交流を担っている。

県北米事務所では、ジャパン・ソサエティーと連携し、2020年11月からWEBサイト上で神奈川県の伝統工芸の1つである鎌倉彫のバーチャル展覧会を開催した。鎌倉彫の制作を手掛ける博古堂(鎌倉市)の作品写真のほか鎌倉彫の歴史や作風の変遷などの解説、また、鎌倉彫作家の後藤尚子氏のインタビュー動画や制作過程の映像も掲載した。期間中、2,000人以上が展覧会のコンテンツを閲覧するなど、米国を中心に幅広い方々に鎌倉彫をより深く知っていただく機会となった。

また、鎌倉彫等の米国での販売代理店を担うKi-Chu New Yorkでは、新たな取り組みとして、米国向けにオーダーメイドでの鎌倉彫の販売を計画している。同社によれば、「米国と日本では生活空間のサイズが異なるため、日本で見た時には大きい印象があった作品が、実際に米国に持って来ると、とても小さく見える場合がある。そのため、米国の生活空間にスケールを合わせるカスタムメイドが有効だと考え、今後は、米国のインテリアデザイナーやコーディネーターなどに積極的にアプローチしたい。」とのことであった。

米国ではコロナ禍で行動制限が続くが、今後も工夫しながら県内企業の海外展開を現地で支援していきたい。


バーチャル展覧会
https://www.japansociety.org/page/programs/talks/kanagawa/virtual-exhibition

 

enma

 閻魔大座像(江戸時代)

  pentag  

   五角筥(平成時代)  

bon

 手刳盆(明治時代)

 process

  鎌倉彫の制作過程

※写真:博古堂より提供

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa