海外駐在員の活動レポート(2020年10月・北米事務所)

掲載日:2020年10月23日

生命科学で国際連携

 メリーランド州は、米国東海岸に位置し、本県と1981年に友好提携を締結して以来、約40年にわたり、経済、教育、文化など幅広い分野で交流を深めている。同州は、米国国立衛生研究所やジョンズホプキンス大学付属病院などの米国トップレベルの研究機関や医療機関が立地し、州政府の政策効果もあり、ベンチャー企業や研究者が世界中から集まるライフサイエンス関連産業集積地域の1つである。
 同州では、10月5、6日に「メリーランドバイオイノベーションカンファレンス」が開催された。コロナ禍の影響で全面オンライン開催となったこのイベントには、米国のみならず、カナダ、イギリス、オーストラリアからの団体参加もあり、昨年を上回る約400社・団体が参加した。
 県北米事務所では、このイベントにデジタルで神奈川ブースを設け、県内のバイオ分野企業など10社が参加した。各社がパンフレット、動画、SNSなどを活用して、米国企業等と積極的にオンライン面談を行っていた。
 また、10月5日には、県の再生細胞医療産業をテーマにウェビナーを開催し、ブース出展企業3社が自社の技術やサービスについて英語でプレゼンを行った。
 同州に本社を置き、幹細胞関連試薬等の製造・販売を行うエリクサジェン・サイエンティフィック社は、昨年11月に川崎市川崎区殿町に日本支店を開設し、今回、神奈川ブースへの出展とウェビナーでの講演の両方に参加した。同社の饗庭一博氏(日本支店代表)は、「日米欧を含む最先端のバイオテック企業と意見交換ができ、オンラインならではの貴重な機会であった。」と参加結果を振り返った。
 昨年7月に黒岩知事が同州を訪問した際、ホーガン州知事とライフサイエンス分野における相互連携に関する覚書を締結したほか、今年10月にパシフィコ横浜で開催された「BIOJAPAN2020」には、同州から複数のバイオ企業がオンラインで参加するなど、ライフサイエンス分野での相互交流が活発になっている。
 姉妹州の関係を生かし、幅広い交流が実現するよう、今後も一層力を入れていきたい。

elixirgenscientific

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県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa