海外駐在員の活動レポート(2020年8月・北米事務所)

掲載日:2020年8月12日

日本の無添加・自然食品に注目した米国スタートアップ企業のご紹介

 新型コロナウイルスの感染防止のため、米国内では、オンライン販売が好調である。
 不自由な生活を強いられる中、新たにサブスクリプションボックスを購入する人が増えている。例えば、食料品店に行くことを控えた人が食材の詰め合わせのサブスクリプションボックスの購入を開始し、自宅での料理の幅を広げている。また、米国内の多くの学校がオンライン授業に切り替わり、教育機会を補完したい親のニーズを捉えた、STEM(科学技術)教育の教材のサブスクリプションを手掛けるKiwiCo社では、定期購入者が増加したとのことである。
 今回は、日本の無添加・自然食品のサブスクリプションを手掛ける米国企業の「Kokoro Care Package社」を紹介したい。同社は、2018年12月に米国ロサンゼルスに設立され、海外に日本食ギフトを定期配送するサービスを手掛けている。このサブスクリプションボックスには、厳選された日本の食品・食材・調味料などの詰め合わせのほか、食品の成分、使い方、生産者のストーリーについて英語の説明書や記事を添えて世界35か国以上の顧客に対し毎月直接届けている。
 同社では、健康意識の高い海外の顧客をターゲットとしており、日本の無添加・自然食品を中心に販売している。また、日本の地方の特産品にも注目し、英語の記事を添付することで、生産者の思いや商品のストーリーを顧客に伝え、付加価値を高める工夫をしている。
 同社の共同代表で日本での商品選定・調達を担う杉山亜希氏は「弊社のお客様は日本に一度は訪れたことのある日本の大ファンや日本に所縁がある方が多く、このような状況下で日本を訪れることができず、とても寂しく思っていらっしゃいます。私もそうですが、故郷や好きな場所を思い出させるものに触れると、心が温かくなり元気が湧いてきます。私達は、各地域の食を特集することで、箱を通じて旅をする経験を提供しています。日本の故郷の懐かしさを感じたり、見たことがない新しいものを発見したりと、このような状況でも、日本とのつながりを持ち続けてもらうことができるのではないかと思っています。」と熱く語っていた。
 県北米事務所では、同社と連携し県内企業の販路拡大を支援するため、2020年11月には神奈川県を特集したサブスクリプションボックスの販売を予定している。また、(公財)神奈川産業振興センターのWEBには、同社の取引条件を掲載しており、取引を希望する企業は参考にしていただきたい。
https://www.kipc.or.jp/topics/information/post-68/
米国では厳しい状況が続くが、様々な形で、県内企業の海外展開支援を行っていきたい。

kokorocarepackage

Kokoro Care Package社のサブスクリプションボックス

202003box

2020年3月ボックスには、豊国屋(相模原市)の味噌クッキーが採用された。

 

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa