海外駐在員の活動レポート(2020年7月・北米事務所)

掲載日:2020年7月15日

オンライン開催された世界最大級のバイオ分野の展示会

 2020年6月に世界最大級のバイオ分野の展示会「BIO International Convention Digital 2020」がオンラインで開催された。当初、本展示会は2020年6月に米国・サンディエゴでの開催が予定されていたが、コロナウイルスの影響で、実際の展示会に代わり、全面的にオンラインの展示会として開催された。多くの展示会が、中止や延期となる中、短期間でオンライン開催を決めたことから世界中の企業から注目が集まった。
 世界64か国から7,000人がこの展示会に参加し、28の異なるタイムゾーンで参加者同士がオンラインで商談を行ったほか、COVID-19を始め、様々なテーマのパネルディスカッションがオンラインで開催された。なお、ジェトロでは、支援プログラムを実施し、日本企業22社がこの支援を受けて参加した。
 オンラインでの商談は、まず、各社が企業紹介ページの作成と商談可能時間を設定し、バーチャルでのパートナリングを経て、具体的な商談時間を双方で合意する流れで実施された。システム上は、展示会の開催中、5日間24時間いつでもどこでも商談の設定が可能となっており、オンラインの利点を最大限に生かした仕組みであった。
 神奈川県藤沢市に立地する湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)では、この新たな展示会にスポンサーとして参加し、6月9日には、”How an Innovation Ecosystem Enables Growth During Times of Crisis and Beyond”(意訳:イノベーションエコシステムがいかにして危機的状況下とそれ以降の成長を促すか)というテーマで、パネルディスカッションを主催した。湘南アイパークジェネラルマネジャーの藤本利夫氏がモデレーターを務め、世界のオープンイノベーション拠点や、ベンチャーキャピタル、スタートアップ企業のリーダーなど6名の講演者とともに、イノベーション拠点の成り立ちと成功要因、そしてこのコロナ危機をいかに乗り越えていくかについて、それぞれの立場から活発な議論が行われた。
 パネルディスカッションの企画を担当した湘南アイパークコマーシャル& ビジネスディベロップメントの小木曽由梨氏によれば、「リーダー達はみな『コロナ禍を生き抜くには、グローバルのネットワークを活用したコラボレーションやダイバーシティ(多様性)がより一層重要になってくるだろう』と仰っていました。またスタートアップ企業のCEOは『今は物理的なオフィス環境よりも、バーチャルコミュニティの中で様々なサポートを受けられる環境が重要』ともお話しされていました。湘南アイパークでも、バーチャルな環境をより充実させながら、グローバルとの繋がりを強化していきたいと改めて強く感じました。加えて、バーチャルにはないオンサイトのメリットもあると考えており、アイパークではそのハイブリット型で進めて参ります。なお、私たちのパネルディスカッションは、約300演題の中から優れた20演題「Best of BIO」の1つとして選ばれるなど、高い評価を受け、湘南アイパークの世界的なブランド力向上に資する取組みとなりました。」と意気込んでいた。
 米国では厳しい状況が続くが、様々な形で、県内企業の海外展開支援を行っていきたい。

BIO Digital2020

BIO Digital2020メインページ

BIO Digital2020panel discussion

BIO Digital2020パネルディスカッション

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湘南アイパークが主催したパネルディスカッション

shonan aipark moderator

モデレーターを務めた湘南アイパークの藤本利夫氏

本文ここまで
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