海外駐在員の活動レポート(2021年10月・東南アジア事務所)

掲載日:2021年10月11日

シンガポールでの食品販路開拓を商流実績づくりから支援!

 シンガポールは、食に対する消費性向や購買力の高さから、有望な食品市場として認知されています。農林水産省発表の資料によると、2020年の日本からシンガポールへの農林水産物・食品輸出額は295億円(国・地域別で第8位)となり、高い注目を集めています。県東南アジア駐在事務所では、こうしたシンガポールの日本食品市場の可能性に着目し、これまで現地で食品バイヤー商談会を開催するなど、県内企業の販路開拓を支援してきました。
 シンガポールで取扱実績がある日本商品は、食品バイヤーにとって、販売先となる小売店やレストランに売り込みやすいという利点があり、商談会でもこうした実績により、商談が成立しやすくなります。そこで、今年度は、少量でもシンガポール国内で商流実績をつくり、販売商品の知名度を高めることを目的に、現地の商業施設のイベントを活用した取組みをご紹介したいと思います。

 1つ目は、旅行会社のHISシンガポール支店と連携した取組みです。今年4月からシンガポールの中心街にある商業施設「100am(ワンハンドレッド・エーエム)」のHIS販売店舗内に、神奈川県の特設スペースを設け、県内企業5社の商品販売を行っています。店頭で商品PRの動画を流すなど工夫し、集客を呼び掛けました。
 2つ目は、8月19日から9月30日に地下鉄タンジョン・パガー駅直結の「JAPAN RAIL CAFE」という店舗で開催された地ビールイベントで、神奈川県産の地ビールを製造する県内企業2社が参加しました。8月20日には、SNSを使ったオンラインイベントを実施し、県内企業2社から現地消費者に対して、ビールメーカーとしての作り手の思いを直接伝えました。
 また9月1日から30日には、同じく「JAPAN RAIL CAFE」にて、観光・物産イベント「神奈川フェア」を実施し、湘南ゴールドゼリーや箱根寄木細工など、20種類以上の県産品の店頭販売を行いました。
 今後も、こうしたイベント企画の活用により、1つでも多くの神奈川県の商品の現地での知名度を高め、さらなる商談に結びつけられるよう、県内食品企業のシンガポールでの販路拡大支援に取り組んでいきたいと思います。

 

HIS

【HIS店舗内の特設スペースで県産品を販売】

 

beer

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【地ビールイベントで県産地ビールを販売。SNSを使ったオンラインイベントにも参加】

 

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【地ビールイベントや神奈川フェアを実施したJAPAN RAIL CAFEシンガポール店】


 

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