海外駐在員の活動レポート(2021年6月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2021年6月16日

販路開拓へ積極攻勢

 5月12日から14日まで中国・大連市で23回目となる国際工業博覧会が開催された。同博覧会は自動化設備や工作機械、電子部品、鋳造、溶接、表面処理といった工業分野の企業が出展する、中国東北地域でも大規模な工業系展示会である。当初は4日間の開催が予定されていたが、遼寧省内で新型コロナウイルスの新規感染者が発生したため、3日間の短縮開催となった。
 今回から、工業系企業が集積している保税区地域での開催に変更。600社以上の企業が出展し、2019年5月の開催時を上回る3万2千人超が来場するなど、盛況なイベントとなった。
 県大連事務所では、この展示会に共同出展ブースを設け参加し、県内企業5社の販路開拓支援を行った。共同出展ブースには、油圧ポンプ製造の油研工業(綾瀬市)、プラスチック用精密金型設計製造の長津製作所(川崎市中原区)、商社の第一商事(横浜市西区)、トルク測定器製造のセルテクノス(相模原市中央区)の4社が出展。参加企業からは「複数の見積もり依頼をいただくことができた」「次回も参加したい」などの感想が寄せられた。
 また、ステンレスベルト製造のディムコ(横浜市磯子区)は、中国に拠点がなく、現地に渡航ができないこともあり、今回はオンラインで参加した。事前に用意した製品サンプルやパンフレットを展示して製品PRを積極的に行い、興味がある来場者とは会員制交流サイト(SNS)アプリでオンライン商談を行うなどの工夫を凝らした。
 ディムコの海外営業担当の田栗優奈氏は、「リモートによる製品展示PRとSNSを活用したオンライン商談を組み合わせることで、直接会わなくても海外販路開拓ができると感じた。活動制限が多い中でも積極的に海外販路拡大を進めていきたい」と語った。
 当事務所としては、これからも個別の企業ニーズに応じた販路拡大支援に取り組んでいきたい。

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〈会場の様子〉

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〈神奈川県共同出展ブース〉

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〈オンラインで参加したディムコの展示ブース〉

※令和3年6月15日神奈川新聞より引用

 

本文ここまで
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