海外駐在員の活動レポート(2021年5月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2021年5月31日

中国で人気が高まる日本商品!販路拡大に取組む県内企業をご紹介

中国では日本商品に高い関心が寄せられています。コロナ禍で、訪日旅行ができないこともありますが、日本商品に対しては、「高品質」「安心」「健康」といったイメージが定着しており、私が駐在している大連市内のスーパーやコンビニなどでは、日本ではおなじみのお菓子や生活用品、化粧品などが販売されています。

また、近年中国では越境EC市場が急速に拡大し、中国国内各地で越境EC総合試験区が設置されています。総合試験区では、保税倉庫や通関システムのほかECコマーシャル基地などの整備が進められており、スムーズな越境EC取引が可能となっていることから、多くの企業が越境ECサイトを立上げ、日本商品を含む海外製品の販売に取り組んでいます。

越境ECの輸出入額は中国商務部発表の資料によると2019年に約3兆円(1元=16円で計算)となり、2015年から5年間で約5倍の規模となりました。中でも、国別輸入額では日本が第1位となっています。

こうした中国市場に目を向け、販路拡大に取り組んでいる神奈川県内の企業をご紹介したいと思います。(有)山水堂(鎌倉市)は、伝統工芸品である鎌倉彫の販売に力を入れており、三越伊勢丹が運営するWechat(中国のSNSアプリ)上の越境ECショップで商品を販売しています。今年3月に天津の伊勢丹で開催された日本の地域産品プロモーションイベントでは、鎌倉彫の商品展示を行い、県大連事務所が現地で販路拡大の支援を行いました。

また、(株)崎陽軒(横浜市)は、上海の代理店企業と連携し、昨年から横浜月餅の中国市場での販売に取り組んでいます。中国では中秋節に合わせて月餅を贈る習慣がありますが、崎陽軒の月餅は「自社製造を生かした日本の和菓子文化と融合した横浜月餅」として、冷凍の状態で日本から中国に輸出されています。
今年3月に大連市内で開催された日本総領事館在大連領事事務所主催の天皇誕生日祝賀レセプションでは、県大連事務所とブースを並べて出展し、横浜月餅の魅力をPRしました。

コロナ禍においても積極的に中国市場へ販路開拓を行う県内企業に対し、引き続き現地でサポートしていきたいと思います。
 

<大連市内のコンビニで販売されている日本商品>

20210531_01

 

<伊勢丹越境ECサイトでの販売画面>

20210531_02

<天津伊勢丹・地域産品プロモーションイベントでの展示風景>

20210531_03

 

<大連で開催された天皇誕生日祝賀レセプションでのブース出展>

/images/75714/20210531_04.jpg

 

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa