更新日:2023年12月5日
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我がまちツマミde乾杯!(寒川町編)の撮影に同行してきました!
かんぱーい!
皆さんも、忘年会や歓送迎会など、宴会の始めはこの言葉から始めますよね。
この「乾杯」の名を冠した条例、「乾杯条例」というものをご存知でしょうか?
元々、日本酒離れに悩む日本酒造組合中央会が、2004年に「日本酒で乾杯推進会議」を発足させ、その活動の結果として、2013年に京都市で「京都市清酒の普及の促進に関する条例」が施行されたことをきっかけに、全国各地の自治体に広まりました。
宴会で、その地方の特産のお酒で乾杯することを勧め、それを市民、自治体、事業者それぞれが促進に努めることで、その地方の特産の酒等の消費拡大と文化の発展を目的としています。
神奈川県でも、大井町と松田町で条例が施行されていますが、これを契機に、神奈川県では、地元で愛される酒類とツマミで乾杯する機運を盛り上げることで、地域の魅力を高め活性化を図ろうと、地元の酒とツマミで乾杯している場面を撮影し、「かなチャンTV」で紹介する取組みを行っています。
すでに大井町編と松田町編が公開されているので、ご覧になった方もいると思いますが、今回、寒川町での撮影があるということで、筆者、その撮影現場に同行させてもらいました。
撮影にあたって全面的にご協力いただいたのは、寒川町で活動する、若者のまちづくり参画促進コミュニティ「まちびとすたいる」の方々。
撮影場所となったレストランや出演されている生産者の方々との調整、お酒やツマミの調達など、「まちびとすたいる」のご協力のおかげで、順調な撮影ができました。
おまけに当日は雲一つない快晴にも恵まれ、これも「まちびとすたいる」のおかげかと・・・。
さて、最初に訪れたのは「JAさがみ わいわい市寒川店」。ご存知、JAさがみのファーマーズマーケットです。花の町寒川のキャッチフレーズのとおり、野菜や果物だけでなく、切り花・鉢花のほか、和菓子やパンなどたくさん並びます。
わいわい市は、寒川店のほか藤沢店もあります。
9時30分からの開店前にもかかわらず、すでに70人から80人の人が並んでいました。
新鮮な野菜や果物がたくさん並んでいます。
和菓子もみんな手作りです。
最後は生産者の方たちに集まってもらって決めのポーズ。
次の現場は梨園です。この時期、当然梨は実っていませんが、夏の収穫に向けて作業は欠かせません。
なぜ梨かって? なぜなら、寒川で紹介する地元のお酒は「梨ワイン」。寒川町の梨は「湘南梨」といって、とても甘くておいしいと評判。そんな湘南梨をふんだんに使っているのが、この「梨ワイン」。
藤沢小売酒販組合寒川支部と長野県のワイナリーとの共同開発で、1本あたり湘南梨を1.2kg!も使用。梨の風味が豊かな味わいで、中甘口の飲みやすいワインです。
みな川農園の皆川淳一さん。
丹精込めて作った梨が、おいしい梨ワインに。もちろんそのまま食べてもおいしいですよ。
1本720ml。
寒川町内限定本数での販売で、藤沢小売酒販組合寒川支部の加盟店13店舗で取り扱っています。
価格は販売店によって異なります。
詳細は寒川町ホームページ寒川町の特産品・推奨品まで。
これからが今回の本家本元、寒川駅にほど近い、ボーリング場内にあるレストランでの撮影です。
始めに、寒川町の太田真奈美議長を中心に、出演者一同でお酒(梨ワイン)とツマミのカットを撮影。
寒川町のプロモーション戦略に合わせて、若い女性をターゲットに、出演者は全て女性にしました。
何度か練習した後、声も出るようになってきたところでカット!の声。その調子でよろしくお願いします。
中央が太田寒川町議会議長。
おいしそうなツマミと梨ワインを手に、撮影はスタート。
かんぱーい!
ようやく気持ちもほぐれて、笑顔がでてきて、ばっちりです。
全体の現場の雰囲気はこんな感じです。
流れの中で、いくつか使えるカットを撮影します。
予定したセリフも、うまく言える様になりました。
ラストカットは、このレストランのシェフ、金子和弘さんの出演シーン。
素材を活かしたおいしい料理を、丹精込めて提供しています。
こうして、ほぼ台本どおりに撮影は無事終了しました。午前と午後にわたり、総撮影時間はおよそ4時間ほどでしたが、これを編集して1分の動画に仕上げます。
たった1分の動画のために、4時間もかけての撮影。30分番組だったらどれだけ時間がかかるんだろうとちょっと恐ろしくなり、「1分でよかった」などと不届きな感想を抱いてしまった筆者でした。
さて、撮影現場の裏話はいかがでしたか? この後は、かなチャンTVでぜひお楽しみください!
かなチャンTV:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ie2/ktv/index.html
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