審議結果(県土整備局・R元第3回委員会)

掲載日:2019年10月23日
様式3

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

 
審議会等名称 令和元年度第3回神奈川県県土整備局公共事業評価委員会
開催日時 令和元年8月27日(火曜日)13時30分から17時00分まで
開催場所

神奈川県庁新庁舎12階 県土整備局大会議室

出席者

家田 仁(委員長)

中村 英夫(副委員長)

高橋 泰成

田邉 勝巳

中村 幸人

次回開催予定日 令和元年11月1日(金曜日)13時00分から17時00分まで
所属名、担当者名

県土整備局総務室 山本、荒井
電話番号 045-210-6019

掲載形式 審議経過

議事概要とした理由

 
会議資料

 ・県道603号 上粕屋厚木 道路改良事業(PDF:3,557KB)

 ・県道42号 藤沢座間厚木 道路改良事業(PDF:2,175KB)

 ・都市計画道路 湘南新道 街路整備事業(PDF:4,121KB)

 ・二級河川 蓼 川 河川改修事業(PDF:3,206KB)

 ・一級河川 恩田川 河川改修事業(PDF:3,224KB)

 ・二級河川 柏尾川 河川改修事業(PDF:2,092KB)

 ・おだわら諏訪の原公園 都市公園整備事業(PDF:3,395KB)

 ・県道22号 (横浜伊勢原) 道路改良事業(PDF:2,122KB)

 ・国道134号(高浜台以西) 道路改良事業(PDF:1,701KB)

 ・二級河川 森戸川 河川改修事業(PDF:2,105KB)

審議経過

(委:委員発言内容、事:事務局・事業課発言内容)
[7番 一級河川 恩田川 河川改修事業]
<一括審議のため、事業内容の説明を省略>
(質問、意見等:なし)
委:本件は一括審議の対象として、事業継続ということでよいか。
<原案どおりとして各委員了承>
[11番 おだわら諏訪の原公園 都市公園整備事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:この整備事業は1期、2期、3期と分けられていて、一番森林面積の少ないところかなと思う。その事業の中に「自然環境の保全と活用」というのがあって、その中の小項目に「生態系や生物多様性の保全」がある。この1期の工事、今回の事業に当たっては、里山を整備しながら、かなり人工物というのか、いろいろな施設をつくっている。その中で、先ほど話があった「生態系や生物多様性の保全」というのは、具体的にどのような配慮があったのか、お聞かせいただきたい。
事:全体のコンセプトとして生物多様性の保全というビジョンで、1期の中では部分的に湧き水みたいなのが少し出ているところがあったものを利用していたり、ふるさと果樹園の周りの航空写真を見ていただくと、もともと残っている樹林地、図面で言うと北側の上のほうになるが、外縁部の緑地は、公園全体の外枠として基本的には残している。面的な開発というか土地利用はしているが、外縁部の緑地は残しているところもあるので、1期区域の中では、そうしたところで既存の生き物が生きていける空間の確保は を、一定程度配慮している。全体としては2期、3期が主体になるというのが正直なところではある。
委:既存の自然をなるべく生かしながら整備事業を進めたということでよいか。
事:はい。
委:1期の部分については、もうあと一歩というところまで来ているので、全体の方針について、異存はない。
参考に、今も話が出たが、2期、3期を含めた全体のゾーニングの中で、1期というのは主にこういう機能を提供するようなゾーンで、あちらはこんな感じだという全体像がわからないので、そこを教えていただきたい。
事:計画当初、この公園をどういう公園にしようかと、当時造園計画などの学識者と議論したときに、大きく1期、2期、3期というものを、親しむ、知る、体験するという、環境教育の概念、人の関心度の違いによってかかわり方を具現化するゾーニングにしていこうということで整理した。1期は親しむ、2期は知る、3期は体験する、そういったことを具現化できるような施設整備をしようというのが最初のビジョンである。そのため、基本的にはそうした大きいコンセプトで整備していこうという全体像を持っていた。
しかし、昨今、どうしても公園事業全体の財政状況等々があって、20年前に定めたコンセプトを、より今の時流に合った形で見直そうということを、昨年と今年、計画の再確認をしているところである。
今、県西地域については、未病を主体とした県西地域活性化プロジェクトがある。20年前はそうしたコンセプトはなかったので、例えばそういった健康というものをより強く、コンセプトの中に反映したような形で見直していくという作業を、現在している。
もちろん、整備費、維持管理費等々の軽減というところも、時代の中では鑑みなければいけないが、全体としては、今話したような、今の時流に合った形でのコンセプトの見直しを昨年、今年で行い、引き続き2期、3期を目指していきたいと考えている。
委:そうすると、今、若干見直しをやっているけれども、大きくは昔の考え方があって、今は1期がほぼほぼこの段階に来て、コンセプトが再生できれば、次に2期、3期と順次行くような考え方か。
事:財政状況等を踏まえながら、事業化としては順次やっていきたいという目標を掲げた。
委:フラワーガーデンというのは、市の公園か。
事:小田原市立である。ドーム状のガラス張りの大きい温室があって、トロピカルな空間がある。
委:残りのところは、県が事業を行うのか。
事:まずは1期に集中し、その後、財政状況等も見ながら2期、3期と進めたい。
委:今の財政状況もなかなか厳しいという話の中で、前にも話したように、公園事業というのは唯一、公共施設の中で収益が見込める事業と思う。そういった中で、タケノコの収穫体験やキウイの収穫体験という写真が出ているが、こういったものは有料でやっているのか、それとも募集して、無料でやっているのか。
あと、何でももうけようという話ではないが、この公園施設を使って、収益につながる計画について、お考えがあれば教えていただきたい。
事:いろいろな収穫体験をやっているが、一部は何百円かもらっている。例えば道具を使ったり、講師がいたり、そういうところに支払っていくので、少し徴収している。
委:材料費的なものなのか。
事:材料費的なものである。
事:昨今、Park-PFIといって、都市公園法の改正が平成29年にでき、そうした公民連携方策も将来的には検討していきたい。これは27公園全てを対象にしている。
ただ、どうしても費用還元、もうけたものを整備費に還元するというベースの制度であり、事業者の目線でそういったものが成り立つのかどうかが大きいため、そのあたりも視野に入れながら、将来的な検討の課題と考えている。
委:典型的な里山が残っている場所だと思う。それを知るため、子どもの環境教育に役立てるというのはすごくいい試みだと思うが、実際に地元の学校との連携は始めているか。
事:指定管理者の1つのイベントとして、昆虫の先生を呼んだり、森を探検したり、そういうイベントを指定管理者の業務としてやっている。特に学校指定とかではなくて、一般の募集で近所の方たちとかも含めて募集することが多くなっている。
委:その都度ということで、例えば前と同じ時期に特定の学校の生徒が来て環境学習をするとか、そういうところまではまだ進んでいないということか。
事:ほかの公園ではそうした例もあるので、学校の教育の一環でここが活用できるようなことは、課題と思っている。小田原市と連携して、そのあたりのところについても検討していきたいと思う。
委:2期、3期と進めば、より自然度の高いところが対象になってくる。ぜひお願いしたいと思う。
委:すばらしい公園だと思う。44ページに「年間利用者数の推移」が書いてある。まず素朴な質問で、この規模の公園でこの利用者数というのは、狙いどおりなのか、多いのか、少ないのかという点と、県立ということなので、小田原市民だけが使うのではなくて、県西部、かなり広域的に使われたり、もしくは例えば観光客の方が使われていたりという点で、どのように考えているか、確認したい。
事:都市計画決定をした平成の初期のころ、正直、利用者数はもう少し多目に予測していた。そのため、15万人というのは、まだ1期、2期、3期の中の途上というところで、最終的な目標数値はもう少し高目に置いたほうがいいのかなというところはある。ただ、先ほど申し上げた全体のコンセプトの見直しもあるので、そうした中で、よりサービス向上につながる集客力の高いものを、限られた予算の中でどのようにやっていくのかというところについては、昨年、今年と、検討しているところである。利用者については、15万人が多いか少ないかというと、今の段階では少ないのかもしれないが、目標数字を目指して、昨年、今年の検討を深めていきたいと思う。
利用者の内訳についても、今、実態としては小田原市の方が多いというのが正直なところである。ただ、都市計画上は広域公園と定め、周辺の2市8町を含めた県の西のほうの空白地に広域公園を置いたというところが、いわゆる配置論としての整理になっているので、そうしたところも見据えて、より広範囲の利用を見込めるような検討も深めていきたいと思う。周辺道路の事情とか交通アクセス性も、何年後かにはある程度変わっていくところも見込まれているので、そうしたところも視野に入れて検討したいと思う。
委:無料か。有料か。
事:無料である。
委:そうすると、何人来たかというのはどうやってわかるのか。
事:全部は数え切れないので、ある程度、一定の時間で数えている。
委:拡大するのか。
事:はい。
委:では、これは実績というよりは推定値だ。
事:そうである。
委:都市公園のそこそこの大きさのものが、既にそれなりの数があると、いつつくられたものが、今何平米の、何haの大きさで、何人くらいの入れ込み人数であるというリストはあるのか。
完全に完成したものだけでいいが、それを横軸に面積をとって、縦軸に人数をとったときに、この公園が現時点ではどこにプロットされることになるのかということをやると、「ここはまあ、いい線いっているんじゃないの」ということが見えたり、「いかがなものか」というのが見えたり、「立派なものですね」となったりする。そういう見せ方をおやりになるといいということだよね。そういうもので、この事業の位置づけなり正当性がわかると思うので、おやりになったらどうか。
それから、現時点での入れ込み実績は、推定値で約15万人。予想値は約60万人だが、そうはいっていなくて4分の1になっているから、便益も元の値の4分の1くらいにしている。そうすると、直接利用便益が43億円になっている。これは4分の1にしたものだから、もともと大ざっぱには160億円くらいのつもりでいたわけだよね、直接は。この直接のほうはトラベルコスト 法で、実際に来ている量と、つけ根のところの三角のところをとっているわけだよね。これでいいよね。
聞きたいのは、間接利用便益のほうで、これの意味を何も書かないで、単に間接利用価値はこうですね、しかもそれは単にマニュアルにこう書いてあるから、となっている。しかも、4分の1にしたとは言いながらも、直接利用価値の10倍ぐらいの間接利用価値で、直接利用価値はわずかなものだというのはいかがなものか。
また、直接利用価値のほうが、実際に来てくれている人は予定よりも4分の1なので、4分の1にしていますよというのは非常に良心的だが、間接利用価値のほうはどうか。直接利用価値のほうが思ったよりも来てくれないということは、思ったほどいいところではないというふうにも見えるわけであって、とするならば、間接利用価値のほうだって、同じく4分の1にしてもいいくらいじゃないか。そうすると、大ざっぱに言うと、B/Cで言えば7だったものが、4で割るから、2をちょっと切るくらい。それでも1.7~1.8くらいになる。それくらいに見るのが穏当じゃないかと思う。この辺の解釈はどうなっているか。
事:国交省のマニュアルの間接利用価値については、大きくは環境・景観のパラメーターと防災のパラメーター、2つの視点で、そうした利用について、この公園がある場合とない場合を、過年度のアンケート調査から設定したパラメーターで計算しているというのが原則である。
委:それは国交省がつくったマニュアルに基づいて、国交省が計算したというか、コンサルがつくったパラメーターで、日本のどこかのものでやってみたらこうだというものを、そのまま適用するとこうだと言う説明になる。
だけど、直接利用者数が4分の1というときに、利用しない人が「ああ、いい公園だな」と思ってくれている価値がマニュアルどおりだと考えるほうが、どこかずれていないだろうか。その場合、ここに書いてあるような、全体、環境、防災ごとにというけれども、防災は非常に重要だから、これはこれでいいとしても、利用者数が思ったよりもずっと少ないのに、このマニュアルどおりでいいと考えることの根拠を何か説明してくれないと、「ああそうですか」とはなかなか言いにくいと思う。
事:今回、環境と防災の便益があり、その割合はやはり防災のほうが大きい。このマニュアル上では、防災拠点となっているかどうかというのが大きな割合を占めており、今回の公園の場合、防災拠点という意味が大きいので、委員がおっしゃったとおり、例えば環境を4分の1にするとか、そういうのはあるのかもしれないが、最終的にはマニュアルに沿って計算した。
委:マニュアルに沿ってというのは、単に「お上がそう言っているから、私もそうします」という視点のみである。そういうことではなく、マニュアルにはこう書いてあるが、ここのところの適用がおかしいと思ったら、自分で別の手を考えてみてもいいのではないか。それがエンジニアというものである。だから、「マニュアルに書いてあるからこうでいいでしょう」ではなく、委員が納得できる形で、しっかりやっていただきたい。
それから、防災について、市民のアンケートでつけ根を調べるというのは、どこかおかしいと思う。防災拠点にするというのは行政上の主体的な活動によるものであって、そうすると何キロ圏の人を非常時にはこれだけ呼ぶのだから、このくらいの面積が要るねということで決めるべきものである。そうしたら、それは計算手法みたいなところで、ここら辺に関する手法は相当怪しいところがあって、改善の余地が大いにあると理解して、それを意見で突きつけないとダメだと思う。
事:例えば、今委員がおっしゃったところを、資料上も、一義的にはこうだけれども、防災においても、ここの場合は二次利用の広域拠点なので、一次の小学校で受け入れられない場合、二次の中学校とかこの広域公園に受け入れる形であるから、そうした点で、定性的な効果みたいな説明と少し似通ってしまうかもしれないが、数字上はこうだけれども、その意味はこうなので、そこは係数を半分にするとか、例えば2分の1にするとか、もしくは全部ができたときをもってそのとおりの数字かもしれないが、現段階では2分の1相当で考えるので、よって持っている数字はこれより少し少ないとかいうことを、工夫したいと思う。
それでは、今のおだわら諏訪の原公園であるが、幾つか出た意見については資料を充実してもらうという宿題つきで、しかも事業はほとんどでき上がりつつあるので、継続ということでいかがか。
<原案どおりとして各委員了承>
事:1点訂正があり、環境への配慮という点で、湧き水というのは1期と2期の中間のところで、主に2期のほうで使うということで、1期の中では主たるものではなかったので、訂正させていただく。失礼しました。
委:それでは、継続ということを決めた上で1つ感想を言うと、42ページの左側の図あたりに、神奈川県でどこに公園があるというのがある。
県としては、どのくらいの誘致圏に1個 箇所ぐらいは比較的大型の都市公園を配置しようというビジョンをお持ちだと思う。それは、そのエリアの中で、大きさで言うと県民1人当たり何平米ぐらいの面積が要るんじゃないか。これは、だからいいとか悪いではないが、ビジョンだから、そういうものがないと、実はプランニングもできないし、あの辺に野原があるから掘ってみるかとか、そういうわけでつくっているわけではないから、そこら辺はぜひわかるようにすることをお勧めする。
そうすると、1個1個の事業が、仮にB/Cがちょっとばかり低いと言っても、今のようなビジョンにのっとるようにやっているのが県の行政としての方針であるということであれば、全体としてはいい結果を出していれば、1カ所1カ所がちょっと低いとかちょっと高いとかは、余り気にしないでいいと思う。今日のことのためにも、そういう資料をつくっておいてもらいたいと思う。
事:平成6年に、県西地域で複数の現場的な候補地を、どこにどう配置しようかといったときに、今ピンクに塗っているところがまさに委員がおっしゃるとおり空白地で、全体として物事が成り立っているというシナリオは、当時、持って配置している。
委:これも資料に入れておくべき。そうするとわかりやすい。
委:これはここの赤いところにつくりましょうというビジョン、意思決定のときのサポート資料であって、それとは別に、県としては、全体でどのくらいの誘致圏に1つくらいの配置をしていくという考えとか、そんなところもまとめておいた方が良い。それは文章的な表現でいいが、表現していただくことをお勧めしたい。
それから、宿題としては、特に大事だと思ったのは、ここでの入れ込み数が相対的にどんなものだという位置づけがわかるような資料をおつくりいただきたい。それは、簡単に言えば面積と人数の関係で済むと思うが、もうちょっと何かやりたかったら作成しておいていただきたい。相対的なパフォーマンスがわかるようなもの。
それから、直接便益については、現在までの入れ込み数で補正していて、非常に良心的な推計だと思うが、間接便益についての解釈などについて、何らかの説明資料をおつくりいただく。次回でも、追加で説明していただく。宿題であるので、決定には変わらないが、お願いしたいと思う。
その他もろもろ、出たご意見や質問については、できる限り事業に反映していただくというふうにしたいと思う。
委: 引き続いて、今度は川について、8番は特別重点案件、5番は重点案件であるが、まずまとめてご説明いただいて、審議というふうにしたいと思う。
[8番 二級河川 柏尾川 河川改修事業]
[5番 二級河川 蓼川 河川改修事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:8番の柏尾川であるが、31ページにの「事業の内容」について、左側の図を見ると、全体110万m3だけれども、既存が18万m3、新しいのが32万m3ということは、それ以外は何だろうと思う。あと、計画高水流量は260m3/sと書いてあるが、流下能力図を見ると、260というのは出てこないので、整合性が取れていないように思える。もう少し県民にも分かりやすく書いた方がよい。この数字のいろいろな違いは、どのように読んだらよいか。
事:「事業の内容」の左の図を見ていただくと、上流側から360m3/sの水が流れてきて、140m3/s遊水地に入れる。その結果、260m3/sになってしまうように読めて、これでは引き算が成立していないとよく言われる。河川計画を立てるに当たっては、残流域からの流入とか、ピークの時間のずれとかもあるので、これはこれで正しいが、そこを分かりやすく説明することは我々もかなり苦慮しているところである。
委:例えば5番だと、この図の数字と流下能力図の数字がぴったり合っている。8番の遊水地の140が、単なる引き算ではないということだが、110に対して、18と32しか書いてないと、残りの50~60はどこにあるのかとか、素朴な疑問を持つ。
事:おっしゃるとおりだと思う。これは即答できないので、確認させていただく。
委:わかりやすく示すことはが大事である。
事:31ページの左側の図で、既設の金井遊水地が18万m3の容量を持っていて、今回の遊水地として32.5万m3の整備を行うが、この柏尾川の遊水地、遊水地群という呼び方もしているが、このあたりにほかにも幾つか遊水地をつくる予定があり、それが全部でき上がった時には110万m3の容量が確保できるという計画になっている。
計画高水流量が260m3/sというのは、金井遊水地群が全て完成した場合の計画なので、今回の金井第二遊水地だけを整備した段階では、31ページ右下の流下能力図の290m3/sまでしか流量をカットすることができないということである。後も整備が続くという意味で、数字の不整合が起きているという状況になっている。
委:承知した。でも、読む人はわからない。
事:ここはもうちょっとわかりやすく表現するように工夫する。
委:2つある。1つは、遊水地事業というのは、既存の水田をそのまま利用するのと、土地を買い上げて事業を進める、2つのやり方があるかと思うが、今回買い上げるやり方を選んだ理由は何か。
事:基本的には、河川管理者が河川施設として管理しようと思った場合は、全て買い取る。ただ、水田をそのまま、遊水効果が出るような形でやっている場所もある。その場合は、買い上げないで民地はそのままである。そのまま耕作していただいて、ある一定の補償を、年間、定められた額を支払うということをやっている。
ただ、それは現実にはいろいろ問題が生じている。あふれさせてしまうということで、農作物がダメになることもかなりあって、そのとき、実際に農家の皆様が受けるダメージが我々が想定していた以上に大きいということがあり、いい案だが、現実にはまだそれほど広がっていないという状況である。
そういうことも考えていかないといけないかもしれないが、我々は河川施設を整備して、その中に河川の外水は全部入れるという考え方である。
委:2択あるということは承知した。
もう1つは、31ページの左側の下の5「事業実施にあたって配慮した項目」で、「新規遊水地の整備にあたっては、調節地容量を確保しつつプロムナード機能を維持できるよう」とあるが、どのような配慮があったのかということが、具体的に書かれるべきだと思う。
事:まだ決まっていないので、具体的には書いていない。18万m3/sためる現状の遊水地があり、その外側にプロムナードが整備されている。今度、その外側の工場用地を買収して遊水地にしてしまうと、そこのプロムナードの動線がかなり外回りになってしまう。それは、桜を楽しむ人たちにとっても良くないと思い、それに対する配慮を今考えているということを書かせていただいた。
委:遊水地そのものも、環境保全への配慮である。どのような植物がそこに入ってくるのかというのは、そこの水環境が止水なのか、ある程度流水があるのか、水深や有機質の量などで大分変わってくると思う。そういった自然環境への配慮も含めて計画を立てられるのがよいと思うが、その点はいかがか。
事:まず、新しくつくる遊水地の上部利用については、現状ではまだ決まっていない。現状の18万m3/sの金井遊水地については、水自体は洪水のときしか入らない構造になっていて、止水の矢板が入っているので、本来だったら水がとまっているはずである。
ただ、実際は遊水で水がある程度の水面までできているという状況で、そこに植生が生えているような状況になっている。現状でバードウォッチングの名所みたいになっている。
委:植生は水質浄化機能もあり、ドイツなどでよくやられているが、ヨシが有機質を除去する、そのかわり、定期的にそこから植物を外に出さないといけないが、いろいろな環境保全の配慮の仕方があると思う。ぜひそういったものを今後細かく計画の中に入れていただければと思う。
委:2つあり、1つは確認である。8番目のほうで、33ページの分割買収について、用地買収をする事業地が大きいので、予算を平準化するために分割買収をしなければならないが、分割買収をすると事業期間が長期化するので、事業予定地を借地(無償)で借りて工事を行うというのは、結局分割買収を行わないということか。
事:お金の支払いは分割で払うという理解である。
事:というのは、我々の予算額は年間である程度平準化されており、その中でこれだけ大規模な用地買収を一括でやってしまうと、ほとんどの事業が動かなくなってしまうので、それを避けるために、ある程度分割払いをしたい。分割払いをするには、分筆して少しずつ買うことになる。
そうすると、半分買ったけれども残りの半分が買えていないから工事に着手できないとか、利用できないという状況が生じてしまう。そこで治水安全を早期に出すため、残った土地を持っている所有者さんから了解を得て、工事をさせていただくことや、水を入れさせていただくことを検討している。
委:予算が一気に投入できないことによって、工事費自体が上がってしまったり、もしくは事業完了がおくれることによってB/Cがかなり下がってしまうということになるのか。
事:それはある。
委:一気にお金を払った場合、トータルの事業費としては、どのぐらい下がる可能性があるのか。
事:その比較はやってない。
委:現実的に無理だから、想定もしていないという感じか。
事:我々は今、その数字は持っていない。
委:承知した。それが1点。
もう1点は5番のほうである。19ページの親水施設である。写真で見る限り非常に美しくて、多分、地元の方もこういう施設がふえるといいなと思われると思うが、こういう親水空間は、コストはかかるけれども、B/CのBはほとんど変えわらないので、現場としてはどのように整備する方針を考えられているのか。
事:基本的にはできるところはこのように整備していくというスタンスである。それは国が言っている多自然川づくりのスタンスに沿ってやっている。
委:先ほどの柏尾川の用地取得の関係だが、基本的には分割で行い、でも工事を借地してやるので、工事のほうが先に終わるような感じか。
事:それを目指している。
委:これは5番、8番共通、実はほかの川も共通だが、B/Cのところで「上記便益に算定されていない効果」がア)、イ)、ウ)と載っている。8番で言うと32ページの右側である。行政コストの削減、安全・安心、企業への経済活動への被害軽減。防災の事業でもあるので、まず防災効果があって、それから行政コストも下がるという順番のような気もする。
事:実はこのア)、イ)は、基本的にどの事業にも入れている。今回ひねり出したのはウ)である。それを前に持ってくるというのは、いいかもしれない。
委:ウ)が上でもいい。
委:でも、ウ)は便益に入っていないのか。
事:直接工場の被害というのは便益に入るが、それによるサプライチェーンとかの話は間接的なものにも捉えられる。
委:こちらから見ると直接でも、向こうから見れば間接となり、同じものだったりする。直接便益の中に入っているのであれば、二重計算になってしまうから、本当はウ)は書いてはいけないのかもしれない。
現象として、この事業によっていろいろなところにいい影響があると書くのはいいが、それは計算に入れていない効果というよりは、上記の便益評価とは別途の表現が要る効果と理解してもらったほうがいいのかもしれない。
事:おっしゃるとおりで、うちのは全体的に、物の見方の視点が違うものを入れ込んでいるものが多い。
委:例えば柏尾川の32ページの図を見ると、整備前と整備後で、浸水区域の浸水の範囲が随分違う。結構効果があるなという感じがする。しかも、中学校や小学校があるから、きっと住宅地だと思うが、B/Cが1.1くらいというのは少ないなという感じがする。どうしてこの案件はこんなに低くなってしまったのか。
事:そのとおりで、これは低いというイメージである。なぜ低くなるかというと、計算上の問題もあるが、一番の問題は、柏尾川は、今までご紹介している河川とは違って、50mm改修が今の河道と既設の金井遊水地で一回完了している。その状態でおおむね60mmというのは、わずか10mmぐらいふえたということで、新しい遊水地をつくっていこうとしているので、その分だけあふれるという形になる。そうすると計算上、年平均の被害額を出すが、その年平均の被害額はそれほど上がらない。50mmまでは一切出てこないので、それを超えたときの分だけあふれるとこうなってしまう。
委:これは60mmのときの絵か。
事:そうである。ほかの河川は50mmより低いところであふれてくるので、年平均にすると結構何回もあふれるという形になる。そういう意味で上がらない。
委:承知した。
委:ということは、そのうち事後評価をやるときには、この部分だけではなく、全部で見たい。少なくとも、全部見るのも計算して見せるべき。
一般的な意味で伺うが、年間の超過確率が10分の1くらいで整備しているわけで、便益を計算するときの確率の掛け算も相対的には非常に大きいから、割と便益は出るはずである。反対に言えば、10分の1の確率くらいまでしか見ていないから、もっとすごいのが来てしまうと、当然あふれるし、何らかの手を打たなければいけないが、ハードで対応するのは10分の1まである。それ以上大きいのが来たときには逃げてもらうことになっているわけだよね。
したがって、河川に関する話面(はなしづら)としては、当面はこの10分の1でハード整備をやっていて、それは何年くらいの計画でやりますよ。しかし、そこから先の話は、今度は避難とか、その他もろもろのソフトで対応するということに今はなっているというあたりのことも、この中に入れておくといいんじゃないか。
事:一番最後にご審議いただく森戸川の事後評価の中にそれを入れさせていただいている。事後評価のほうに入れたほうがいいのかなと思い、まさにその話を入れている。
委:再評価についても、あたかもこれをやるともう何も起こらなくなるみたいな誤解を与えてはいけない。
東日本大震災の後、誰でも知っている名前になったのはL1津波とL2津波で、L1が100分の1である。しかも、時代の変化として、その先の1000分の1までぐらいのところまで、いろいろな避難タワーや何かをつくろうとしているわけである。それとの話の整合性を考えると、10分の1以上のものについて全くノーコメントというわけにもいかないような感じがする。
【パワーポイント】
事:前回の宿題でとなっていたもので、今回にも関連するのでつくらせていただいた。
今、出しているのは、引地川水系である。赤で塗ってあるのが護岸の整備済みの箇所で、下流からずっと整備してきている。今回、蓼川の話もさせていただいたが、こういう形でまとめさせていただいた。境川も同様のものをつくっている。こういう形で見ていただければと思う。
委:この図と、流下能力図と、浸水区域の図が3点セットなのではないかと思う。
事:そうすると、大体全体像が見えてくる。
委:それでは、以上2件、それぞれについてご判断いただきたいと思う。
まず、特別重点案件の⑧「二級河川 柏尾川 河川改修事業」、本件については継続でよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>
これについて、何か附帯の宿題はあるか。意見を言っていただいたのを頭に置いていただくということでよろしいか。
(「はい」の声あり)
続いて、2つ目の重点案件、⑤「二級河川 蓼川 河川改修事業」は継続でよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>
これについて、宿題はあるか。よろしいか。
(「はい」の声あり)
では、河川の2つの事案の再評価は、両方とも継続ということにさせていただきたい。
[1番 上粕屋厚木(西富岡バイパス) 道路改良事業]
[2番 藤沢座間厚木(座間荻野線Ⅱ期) 道路改良事業]
[4番 湘南新道 街路整備事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
きょうの以上の3件は、再評価は全部初めてか。
事:初めてではない。
委:どれも初めてではないのか。
事:はい、2回以上である。
委:再評価を2回以上やっているのね。
事:はい。
委:前回の再評価のときの需要なり便益なりコストなりはこうで、それを今回と比較するものはないか。
事:今回の説明の中にはない。
委:No.4の湘南新道の16ページで、環境への配慮から質問させていただきたいが、右側の下の今の状況が写されていて、しっかりと緑地帯、将来は多分街路樹が植えられると思うが、この緑地帯の質、例えばどのような樹種をどのような形で植栽されるのかお聞きしたい。
2番目のほうでは、逆にこちらは田園地帯にあると思うが、そちらは特に設けられていないような気もする。こういった街路樹等を目的とした緑地帯が計画の中にどのように取り入れられているのかの説明をお願いしたい。
事:湘南新道については、15ページに標準横断が記載されているが、街路樹、植樹帯というのは、考えていない。
委:16ページの右側の下の写真に写っている、子どもたちがわらわらと。
事:ここは129号との交差部で、将来、立体交差の計画になっているので、その分の土地を広く取得している状況である。この写真は供用済みの区間で、実際には東側を向いて写真を撮っているが、この形で広く土地があるので、現在はそこを幅広歩道として供用している。将来は立体交差になるので、歩道のほか、側道として整備することとなる。
委:道路の計画に当たって、環境への配慮というか、街路樹等の緑地帯を考えられると思う。そのあたりの配慮は、どのように考えているのか。
事:道路構造令で植樹帯を設置するというのもあるが、県の実態として、街路樹を整備しても維持管理するのに非常に費用がかかるので、行政で維持管理をするときの街路樹整備は、今は難しい。地元の自治会とかで、自分たちで維持管理をするからやってくれというのであれば、初期投資することは可能だが、その辺が非常に悩ましいところである。
委:樹種をきちっと選定するとか、常緑にするのか、落葉にするのか、低木にするのか、在来種にするのか、外来種にするのか。そういったことでも、多分管理費は大分変わってくると思う。そういうことも含めて、都会の中の緑というのは非常に大事な環境要素なので、今後ぜひ行政の中に取り入れてもらいたいと思う。
事:ランニングコストがかからない街路樹などがあれば、維持管理部門と調整したいと思うので、またいろいろご相談したいと思う。
委:1番の県道の上粕屋厚木バイパスの3ページの横断図で、歩道が片側しかない理由は何かあるのか。
事:反対側、歩道がないほうは、国土交通省で整備する厚木秦野道路ができる。その関係で、この本線については片側歩道である。
委:確認だが、前回評価から需要量の減少が10%以内、事業費の増加が10%以内云々のものは一括審議にするが、今回の1番と2番はその条件から外れたので再々評価になっているという理解でよいか。
事:はい。
委:その情報はどこにも書いていないのか。大きく何が変化して、もう一回チェックしなければならないのかという情報は、結構重要な情報と思う。
【パワーポイント】
事:前回、ご指摘というかご意見があろうかと思って準備をしていたが、実際に10%を超えたものにはどんなところがあったのかを一覧表にさせていただいている。
上粕屋厚木線について、まずお話しさせていただく。
需要量については、減少が10%を超えたらいけないということだが、8%の増だから問題ない。太字で四角囲みをさせていただいているところが、実際に超えたものになっている。事業費について32%増、事業期間が26%増ということで、この条件から一括にはしなかったので、この資料を改めて皆様にお見せしたほうがよいということで、用意させていただいた。
右側のところでもう1つ、この10%が云々とともに、前回ご指摘があった中身に対してどんな対応をしてきたかということで、変化がなければ一般重点という格好にしましょうということだったので、そのことを記載した、まとめた紙になっているので、これをご用意させていただくようにしたいと思う。
委:個人的な意見としては、どの事業も何度も議論されていて、かつB/Cも1.5を超えていて、ほぼ何も議論しなくてもオーケーかなという感じなので、例えば82%も長くなってしまったのはなぜか、26%増加したのはなぜかというところだけ議論すればいいのではないかと思う。その資料をきっちり載せていただいたほうが、効率的な議事進行になるのかなと個人的には思う。それが1点。
2点目も、ちょっと枝葉ではあるかもしれないが、先ほど「上記便益に算定されていない効果」で、やはりダブルカウントだったり、例えば物流が効率化されるとか、当たり前だよねということが書かれている内容は、わざわざ書く必要があるのか。
便益は、直接便益で3便益が計上されているはずなので、その便益の波及効果的なものを書きたい気持ちもよくわかるが、やはり「上記便益に算定されていない効果」というタイトルがついている中で、ダブルカウントをにおわせるような項目を、特に1番と2番で書かれているのがどうなのかなと思った。
委:例えば「歩行者の」と、ある程度言ってくれればわかるが、1番のように、「安心感の向上」というのは誰のどういう安心感の向上がどういう便益なのかとか、ちょっと曖昧な書き方で、無理して書かれているのかなと。あと、物流の効率化とかバスの運行が効率化されるというのも、言ってしまえば当たり前のことなので、この辺は無理に書く必要もないのかなという印象である。
事:ここは我々も非常に悩んで書かせていただいている。重複感があるのは承知で、書ける範囲がこういうことなのかなと。
委:例えばほかの委員会とかでよくこういう議論になったときは、直接便益だと、住民や利用者にどんな効果が出ているのかわかりにくいので、便益の別の見方とか、ほかの視点から見た見方を書くというやり方があったりするが、それは算定されていない便益ではないので、タイトルとかサブタイトルを別に併記したほうがわかりやすいのではないか。
委:「総合的な効果」とか。
事:誤解を与えないようなタイトルで書く必要がある。
委:「算定されていない」というのが気持ち悪い。
委:ちょっとやり過ぎかなという感じがした。
委:「効果の総合的な表現」みたいなことを言いたいんだよね。
前半のほうだが、冒頭で申し上げたように、再評価の意味は、前回と全く何も変わっていないなら評価する必要がない。意味がないから、時間の無駄だから。とは言うものの、ゼロ%なんてあるわけないから、当面、10%でいこうかなと。それで一括審議でやっている。
それ以外のものは、前回と違うところは何なのかというのがポイントである。特に河川のときに余り言わなかったけれども、河川は割とロングスパンで営々とやっているという感じがあるから、そんなの言ってもしようがないかなと思って言わなかったが、河川が割と農耕民族的とすると、道路のほうはチャッとやって、チャッと次に行こうという感じで狩猟民族的だから、狩猟民族のほうは前回とここが違うという感じのところははっきり出したほうがいいので、この評価レポートの中にも前回の評価では、例えば便益はこうでした、費用はああであったと。
特にこれで言うと、82%も工期がふえてしまった理由はこういう問題があったから、それは外的な理由のこともあるし、地権者との関係もあるだろうし、その辺の事情も書いていただいて、そこに関する努力しているようなことも書いていただく。
特にコスト面は、ふえる要素だけでなく、工法を変えたりすることによってコストダウンしているケースも結構ある。それは当事者の努力によるものだから、それもアピールしていただく。ふえるほうについても減るほうについても、つまり前回との変化については、特段の注意をしながら表現していただく。次回以降で結構だが、ぜひ充実していただけると、再評価という意味合いがよくわかると思う。
また、前回の指摘もこの評価レポートの中に書き込んで、それについてはこの3年間なり5年間でこういうふうになったということも、書くほうがいいでしょう。
2番の藤沢座間厚木道路について、三田小学校はちょっと気になる。北側にある厚木市道の交通量が減るだろうから安全向上というのはわかるが、素朴な質問として言うと、何台の交通量が、予測では何台になることになっているのかを示していただきたい。とは言いながらも、何しろ小学校だから、南側の、しかもこれは敷地を通るわけでしょう。
事:そのとおり。
委:そうすると、ここに関する安全上の配慮と、教育機関であるから、騒音、振動に対する配慮については、一言あってしかるべき。これは地平区間だよね。騒音はどうするのか。これは4車線道路でしょう。それなりの騒音だよね。
事:校舎までは距離があるので、防音壁等は考えていない。
委:そういうことを書かないと。つまり、校舎側ではないところに配慮している、最大の努力をしているということが伝えるべき。
それから、現地の希望があるから歩道橋をやろうとしているんでしょうから、結構だが、芳しいことではない。
事:これも、学校とPTAの役員と事務所でいろいろやり合った。「今、基本的には歩道橋はなくす時代ですよ」という話は当然した。ただ、通学する低学年の子もいて、4車線道路を信号で横断するというのは非常に心配だ。学校へ行くのに、横断歩道を通らないで、トンネルでも橋でもいいから直接行くようにして欲しいという強い要望が来て、事務所と県庁で相談して、やむを得ないということで、苦肉で設置することとした。横断する生徒は、この歩道橋を通って来るようになる。
委:その歩道橋のつくり方も、どういうものをつくるのか。車椅子の子が来たらどうするのか。ここについてはいろいろ配慮というか、考えどころだなという感じがする。ここでの断面がどうなっているのかとか、今の騒音に関することとか、先ほどの市道の側が安全になるとすごく褒めているけれども、何台が何台になると言っているのかとか、よくわからない。
事:市道は定性的な効果を書いているので、推計は入っていない。
委:でも、推計しているんでしょう。
事:市道は推計していない。
委:では、ネットワークを回して計算しているけれども、それは県道以上か。
事:こういう小さな市道は入ってない。
委:だとすると、そんな計算すらしていないのに、ここの交通量が減るから安全になってよかったねなんて算定されていない効果に入れているというのは、ちょっとバランスを欠くような感じがする。
事:学校の北側から来る生徒と南側から来る生徒がいて、今、門扉は北にしかないが、学校は横断歩道橋と合わせて南側に門扉をつけるような施設計画をしている。北から来る生徒、南から来る生徒の割合は大体半々ぐらいである。写真のとおり、市道は歩道が狭くて危ないところがあるので、そこを通る生徒が少なくなるという効果は確実に出る。
委:でも、残りの半分は4車線の歩道橋を渡ってこいというんでしょう。
事:歩道橋というか、その市道を通ってこいということか。
委:北からはね。残りの半分は南から来いというんでしょう、新しくつくった門扉で入れと言うんだから。それで「安全性が向上する」まで言うかよと。つまり、現状、やむを得ずここに小学校の領域に4車線道路を通さざるを得ないけれども、できる限りの安全の確保の施策をとっているつもりである。効果のイ)に書くほど安全・安心が向上するなんてことを言う自信があるのか。
事:表現がよくなかったかもしれない。
委:そこがバランスを欠く感じがするけどね。センスを欠くというか。相手は小学校だからね。4車線道路をつくりながら、安全を向上するためにやっていると言わんばかりのことを言っている。
本当だったら、これに合わせて市道も県が少し手伝って、市道のほうも歩道の整備をやるぐらいの覚悟をするんだったら安全性の向上くらいうたってもいいけれども、ほとんど何もしていないようなものなのに安全が向上するなんて、学校の人が見たら怒るんじゃないの。
事:表現を修正させていただく。
委:そこが気になった。もう一回言うと、この接続の道は、8ページの図で言うと、歩道橋があって、その西側に細い道が南北にある。これはどんなものか。
事:厚木市道で、一般の車が通る。
委:子どもは南から来るとき、そこを通ってくるわけか。
事:今はそうである。
委:それを、新しい道路の歩道を通って東へ行って、歩道橋を渡ってこいと。そこには信号交差点をつくるのか。
事:ここは信号交差点になる。
委:ということは、右折レーンとかをつくるのか。
事:つくる。
委:そうしたら、ここの部分はそれなりの幅員になっているよね。
事:幅員は22mある。
委:そうすると、メディアンみたいなのができるんじゃないの。9ページの真ん中の右の写真があって、真ん中にメディアンができているでしょう。白いゼブラの。
事:ゼブラはある。
委:そうすると、これは横断歩道をバリッとつくって、2段渡りにして、信号機を2段につけて、真ん中のアイランドでもそれなりにストップできるようにする。要するに、霞が関によくあるような交差点である。そうすると、仮にゆっくりしか渡れない子でも、渡り切れないときはワーッと走って転んで引かれてしまうのではなく、間に合わなかったら真ん中でとまることができるようにするとか、それぐらいの配慮はしているの。
事:そういう構造にはなっていない。
委:何でしないのか。これだけ幅員があるんだから。しかも、メディアンもある。
事:7ページに標準横断がある。
委:標準横断は普通の断面のことでしょう。交差点部は違う。ここに写真が出ている。ここにメディアンが入っている。ここに交差点をつくるんでしょう。横断歩道をつくるんでしょう。そうしたら、そこにアイランドをつくれるじゃない。そして、信号機を2段に入れて、ここに柵なんかをつくってやれば、待てるじゃない。そうすれば、安全度はうんと高くなる。
そういうのも込みにしていろいろ相談した上で、「いや、そんなものよりは横断歩道橋をつくってくれ」と言うなら、それだってしようがない。横断歩道橋だけになった場合に、バリアフリーの問題が出た途端に、ギブアップになる。だけど、今私が言っているようなことでやれば、話は違う。ちゃんと考えているのかなという気がしてきたけれども。
事:この写真のゼブラのところに右折レーンができる。
委:右折レーンの手前のところに入れれば入る。ストップラインの先のところにね。あるいは、どうしてもだったら右折禁止にしてしまえばいい。
いかにも昭和40年代ぐらいの自動車交通だけのことを考えているようなもので、三田小学校に負担をかけているという見方をしたときに、ちゃんと答えられるのかということを聞きたい。この時代に。
事:多分、現状で、交差点の形状をどうするべきか、そこまでの検討が済んでいないと思う。そのような中で、なぜ歩道橋に至ったのかというプロセスも書いていないので、少しその辺を検証して、考え方の説明を入れる必要がある。
委:ちょっと安直過ぎるんじゃないかな。しかも、この絵だと南側に小学校の用地が残る絵になっているけれども、残るのか。
事:小学校用地は残る。
委:小学校はこれを何に使うの。こんな細い溝みたいな用地を。
事:何に使うの。わからない?
事:検討中である。
委:こんなものだけ残されて、厚木市として「そうですか」と言うのか。ここがわからない。例えばここの三角の細いのもついでに買ってくれという話なのか、残すと言うなら残すけれども。
この南側の三角の用地から横にスロープでおろして、歩行の高さでいいんだから、たかが知れているアンダーパスを入れて、また斜めに上げてやれば、スロープ、アンダーパス、スロープでつくれる。にもかかわらず、普通の横断歩道橋をつくりましょうというのは、利口な案とはとても思えない。南に用地があるんだから。ここの部分について、ちっとも内容がわからない。ほかは、アクセス道路として必要な道路だと思う。だけど、技術的な意味での工夫がここについてちっとも見えない。
それでは、まず1番から判断したい。
1番、上粕屋厚木道路改良事業についてはいかがか。継続でよろしいか。
(「はい」の声あり)
ありがとうございます。
先ほどの事業費等に関する資料をもう一回出していただきたい。何%伸びているというもの。
【パワーポイント】
1番は、事業費が32%上がっている。それから、期間が26%。これがふえた、延びた理由の説明を追加でしていただきたい。
事:事業費については、埋蔵文化財調査と工事費でふえた。
委:工期はどの程度か。
事:工期も、埋蔵文化財調査の延期と、地盤改良工を追加したことによって延期している。
委:では、地盤改良をしたことの資料をつけていただきたい。地盤改良をせざるを得なかったことの理由、それが事前にわからなかった理由をつけていただきたい。
事:はい。
委:そうすると、工期の26%延長のほうは主として埋蔵文化財だね。
事:はい。
委:それでは、今の部分について、附属説明資料をつけるという前提つきで、継続でよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>
ありがとうございます。
では、2番は、同じような意味で言うと工期の非常に大幅な増大であるが、これについての説明はいかがか。
事:一番の大きな理由は用地取得が進まなかったために延びている。
それと、土地が取得できたところで試掘したところ、縄文時代の土器などの埋蔵文化財が出てきて、調査を効率的にやるというのはあるが、そういったことから期間を延伸している。
委:しかし、期間が倍半分だよ。それは倍半分という説明になるのか。埋蔵文化財の調査を10年やるのか。
事:いや、そこまでかからない。
委:では、何で10年ふえるの。
事:用地取得などを今後進めていくと。
委:用地取得が何で倍になるのか。
事:今回の交通量推計を42の将来推計でやっているので、平成42年に供用するということで、令和11年の完成時期を決めている。
委:よくわからない。何がダメで延びるのか。推計と何の関係があるのか。
事:交通量推計で平成42年(令和12年)にネットワークができるという前提で、令和11年に完成年度を置いているので、それに伴って20年という期間を算出している。
委:わからない。用地取得との関連性がよくわからない。全体のプロジェクトがそうだというのは何となくわかるが、用地取得がうまくいかなかったので延びたというのとどうリンクしているのか、よくわからない。
委:工期というのは極めて重要な事項であって、いつまでもタランタランやらざるを得ない場合もあるけれども、県民に対していついつ開通させる予定ですと宣言したもの、要するにお約束したものであって、そのお約束が守れないというのは、これがすばらしいプロジェクトならば、そのすばらしさを先延ばししていることになるから、大変な害悪である。それが延びてしまうなら、正当な理由がない限り、責任をとってもらわなければいけないような事項である。お金と同じように。だから、よくわからない説明では、やはり十分とは言えないと思う。
4番の71%延長というのも同じような説明になるのか。それとも、こちらは説明できるのか。
事:4番、湘南新道だが、もともと4mとか5mぐらいの細い現道があり、それを25mに拡幅するということで、用地交渉にかなり時間を使っている。あと、普通の民家だけでなく、工場とか物を売っているところがあるということで、商売をされている方は代替地を希望される。そういったところで、用地を取得することに時間を使っているというのがまず1つ。
もう1点が、この湘南新道は沿線に入るときにずっと埋蔵文化財があって、埋蔵文化財を始めてまだ20%ぐらいだが、それを全て追っかけでやっていかなければいけないということで、予定以上に時間を使っている。そういったところで工期を延ばさざるを得なかった。
委:7年の予定が12年だから、プラス5年ということね。それに対して、2番はプラス9年ね。何年だからいいとか悪いという問題ではないが、5年程度の説明ならば、今くらいの話でも「まあそうですか」という感じがあろうかと思う。
1番も4番も、延びる、あるいは金額が上がる理由について、あるいは下がる場合も含めて、資料に入れておいていただきたい。
申しわけないけれども、2番についてはちょっと説明がよくわからないと思う。2番だが、先ほど申し上げたように、小学校の用地を通るプロジェクトだから、県民の市民生活、特に子どもへの特段の配慮が必要なわけで、それに関する資料説明部分は甚だ不足していると思う。それと、この82%というか、9年間延長の分を、申しわけないけれども宿題にしてもらって、私の提案としては、2番は引き続き検討でいきたいと思うが、それでいかがか。
<各委員了解>
では、2番については慎重審議ということにさせてもらって、次回、引き続きもう一回検討させていただく。今の点について資料整理をお願いする。もちろん、重複している部分をもう一回説明してもらう必要はないので、追加の部分だけ説明していただいて、最終的に継続かどうかを判断させていただく。
4番はいかがか。継続でよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>
ありがとうございます。これも1番と同様だが、工期が延長するというところについての追加説明資料つけておいていただきたい。これは参考までのことになるので、1番と4番は次回、宿題の報告ということでお願いしたい。
[12番 横浜伊勢原(用田バイパス) 道路改良事業]
[13番 国道134号(高浜台以西) 道路改良事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:道路2本、それぞれ共通だが、最後のところで「関係する地方公共団体等の意見」ということで、消防だったり配送事業者だったり、利用者の意見をお書きになっている。これは非常にいいやり方だなと思うので、ぜひこういうところは今後もやっていただきたいと思う。
最初の12番のほうである。これは全然わからないが、区画整理の命綱になるような道路のような気もするが、例えばこれは組合施行か。市施行か。
事:市施行である。
委:例えば保留地の処分が進んだとか、「道路がよくなってきたよね」みたいな声があったとか、そういう区画整理施行者なりの声みたいなものは聞こえないか。
事:藤沢市の北部第二(三地区)の区画整理は、広いところでまだ事業中である。今回のところは公管金対応で私どもに用地を出してもらったところは工事を進めている。ちょうど区画整理のところは2車線の現道があった。それを4車線に広げたところである。
委:幅広くいろいろな効果を探していただければいいかなというのが1つ。
もう1つは、134号でしたか、これも全体像がわかっていないが、134号としては、これで4車線化が終わったという感じになっているよね。
事:江の島から西湘バイパスまで全部4車線化に。
委:そうすると、何とか交差点の前後で渋滞長が減ったとか何とかというのはもちろん直接の効果ではあるが、昔だと2時間かかっていたものが今は30分で行けるとか、そういうわかりやすい、全体ができたことでこういう効果なりこういうものがというのもあってもいいような気もする。
【パワーポイント】
事:時間の短縮について、柳島交差点から西湘バイパスの4.7kmの区間で、それぞれピーク時間で、上からいくと平日に16分かかっていた。
委:このボトルネックのところがよくなったという話だが、もう1つ、1つのネットの長いところができたことによる、ネットができることで、こんなに全体に大きな波及効果があったという話も、ちょうど言えるいいタイミングだと思う。さらに付加的にという意味で言うと、そういう視点もちょうどいいタイミングかなと思った。
委:新湘南バイパスが茅ヶ崎でこれに接続しているでしょう。それができたのと、この赤い区間ができたのはどちらが先か。
事:新湘南のほうが先に柳島まで。
委:だとすると、この赤いところが2車線だと、せっかく新湘南で圏央道側につながるようになっているのに、ここが普通の2車線では効果を発揮しない。ということは、ここが4車線になったことによって広域的効果があると思う。それを定量的に言うのは作業も面倒と思うが、少なくともダブルネットワークにはなったわけである。
事:今回、高浜台交差点以西ということでこういう記載をさせていただいたが、今言われた、国への要望などで使っているパンフレットがあり、この中では、高浜台に限らず、今言われた柳島交差点から西湘バイパスまでの区間が、38分かかったのが8分で、30分短縮されたことを記載している。
委:若干地元向けのところがある。
事:エリアが狭かったので、ここの部分だけの記載だった。
委:どんどんでかく書けばいい。本当は全国に及ぶんだよね。とにかく、道路というのはつながっているから道路なので、どこにだって影響する。外へ行くほど影響度は小さくなるけれども、決してうんと限定的に書く必然性はないからね。適切な効果を適切に表現するほうがいいというご指示だと思う。
委:事後評価なので、環境への負荷はどうだったのかということが明記されているとよろしいのかなと思う。この中では、7ページの「事業実施にあたって配慮した項目」の中に、実際に砂防林の伐採をした、植樹もしたということで、具体的に伐採した森林面積とか、伐採した木の種類とか、立木の本数とか、そういった数も示しておく必要があるのかなと思う。
植樹もされているみたいだが、これはミチゲーションみたいにほかの場所に植樹したのか、あるいはここにある砂防林の中に植え込んだのか、そういったあたりもきちっと明確に説明しておく必要があるのかなと。それで初めて環境への負荷が事後評価としてどうだったのかということが見えてくるのかなと思う。
事:まず本数だが、約5000本伐採して、9000本植えた。植える場所は、7ページの横断図で道路を海側に5m広げているから、この境の砂防林の縁に植樹している。
委:では、既存の植樹帯に植え込んでいったということ?
事:そうである。
委:要は密にしていったということか。
事:砂防林の端のところ、林縁部に植え込んだということである。
委:それは全てクロマツか。
事:クロマツだけだとよくないという助言をいただき、いろいろな樹種を植える。
委:常緑樹も入れているんだね。
事:具体的にはシャリンバイ、トベラ、マサキ、ヒメユズリハなど。
委:マサキ・トベラ群集の構成種だね。あとクロマツも。
事:クロマツは植えていない。林縁部であるので。
委:林縁部をしっかりと常緑樹で固めたということだね。
事:マント群落や袖群落と呼ばれているものを速やかに復帰したというのが目的である。
委:道路と森林帯を植樹によってきちっと分けたということだね。そのあたりもぜひ具体的に事業評価に入れてもらえればと思う。地図とかね。
委:私も伺っていて、切って、それ以上に植えたと言うから、本数だけ言うと、今のご質問のようにクロマツを植えると言っても植える場所がないと思ったんだけれども、そうではなくて、背の低いのを植えているんだね。そういう丁寧なことを書くと、「なかなか緻密だね」ということになる。
委:確認だが、道路の12番では再評価時のデータがあって、13番ではないのは、再評価する前にもう供用したからということだよね。チェックリストのところをずっと見ているが、供用年度の当初と実績で、当初というのは何の当初か。どちらも予定どおり道路ができましたというふうになっているが、めったにないことだなと思ったので、この当初というのは何を示しているのか。補助事業と違う、多分当初評価みたいなものは行っていないという理解だったので、これはどう評価していいのかがわからなかったので、説明をお願いしたい。
委:本来は、当初は事業採択時評価に基づいてやるよね。事業採択時評価はないから再評価でやっているのか。
事:そういうことである。
委:では、再評価をやっていないときの当初というのはいつか。
委:こっちは何で斜線なのかということでしょう。
委:その辺がわかりにくい。
委:13番の再評価はない。
事:今のご質問に対しては、当初がないということで、今、通常でやっているのは、再評価を当初という形で書いている。
委:13番はどうして再評価がないの。
事:早くできたから。
委:着手は昭和60年じゃないの。
事:着手は、その区間に関しては平成21年である。
委:ということは、供用年度の当初はないんだよね、本当は。
事:そうである。ただ、目標が、もともと平成26年までには開通させるということだった。
委:その目標と、例えば12番の当初のデータは違う値になるということか。12番のほうは再評価時の目標で、13番の場合は、また違う目標が入れてあるということか。
事:事業の目標として、平成26年度までには開通させるというので進めていた。
委:道路の評価はB/Cだけでなく、本当に社会にとって必要なものであれば、早く供用するということも重要な指標になるので、どのくらい早くできたのかというのは県の頑張りの1つの指標になるかと思う。その指標がぶれてしまうと、こういうまとめの事後評価としてはどうなのかなと個人的には思った。
2つ目として、今回の案件は全てすばらしいB/Cの値が出ているので全く問題ないが、先ほど委員からもご指摘があったが、特に道路の場合は、どうしてもプロジェクト評価になってしまうので、いつの段階で全体の評価とかネットワークの評価をするのか。部分だけで評価するのは、本当は適切ではないと言われている。そういうのはどのように考えたらいいだろうかというのが1点。
どうしても5年後なので、河川と違って道路は比較的効果が早く出てくるとはいえ、例えば新しい物流倉庫がでた、地価が上がった、人口がふえたというような長期の効果は見えにくくなってしまう。そういう道路全体のネットワークの効果とか長期の効果はどの段階で議論すればいいのか。プロジェクトの全体が終わった段階で、全体を総括するような評価みたいなものをコメントで少し書いてもいいと思った。
委:高浜台の渋滞がなくなったという図が8ページについているが、これは下りがネックなのか。
事:高浜台の東側から4車線でずっと来て、高浜台の先が2車線になっていたから、そこで渋滞が1500mあったのが、その先を4車にしたので、スムーズに流れてゼロになった。
委:平塚駅南口入口交差点の上りよりも、高浜台交差点の下りのほうがネックになっていたということか。
事:はい。
委:では、続けて河川のほうの森戸川について、質疑をお願いしたい。頑張って工夫しているなという感じがにじんでいる。
委:13ページの左側、「事業実施による環境の変化」で、河川環境を保全するための取り組みとして植生帯をつくり出してくれたことは非常によい取り組みと思う。
実は、もう既にここに植生がついているが、生物を豊かにする、あるいは水質をある程度浄化する以外にも、植物というのは環境指標性があって、そこにどんな植生がついているかで、そこの川が汚れている、あるいはきれいである、どのぐらい水が流れている、そういったことが見えてくる。
河川の環境を維持する上でも植生がついていると、水環境や水の流れまで、ある程度、生物が指標してくれるので、ぜひこういった取り組みから、また逆に生物から受ける情報も積極的に利用していただければと思う。
事:すごく有意義な話なので、今後の展開としてはいろいろ考えさせていただきたい。
委:13ページの「対応方針(案)」の3行目、「計画規模以下の降雨であれば河川の氾濫を防止するような事業効果の発現が期待される」。そのとおりだけれども、それだけじゃなくて、こういう改修をしたことによって、計画規模以上のものであっても、被害が軽減されるわけでしょう。その辺のニュアンスを書いたほうがいいんじゃないかという感じがする。
事:被害の防止と軽減というのは別物であり、計画規模と、計画を超える、施設の能力を超えるものは、別物として捉えている。
委:防災と減災を常に意識しながら書いたほうがいいかなと思った。
事:承知した。ここは訂正する。
それでは、以上3件の事後評価は了承ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>

(以上)

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