審議結果(県土整備局・H30第5回委員会)

掲載日:2019年5月29日
様式3

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

 
審議会等名称 平成30年度第5回神奈川県県土整備局公共事業評価委員会
開催日時 平成30年10月19日(金曜日)13時30分から17時30分まで
開催場所

神奈川県庁新庁舎12階 県土整備局大会議室

出席者

矢島 隆(委員長)

佐藤 隆雄(副委員長)

勝 悦子

高橋 康成

中村 英夫

中村 幸人

次回開催予定日 なし(今回をもって、本年度の委員会は終了)
所属名、担当者名

県土整備局総務室 田村、佐々木
電話番号 045-210-6019

掲載形式 審議経過

議事概要とした理由

 
会議資料

 ・県道705号(堀山下秦野停車場) 道路改良事業(PDF:1,018KB)

 ・国道1号 道路改良事業(PDF:1,518KB)

 ・都市計画道路 藤沢大磯線 街路整備事業(PDF:1,807KB)

 ・県道711号(小田原松田)〔足柄紫水大橋〕 橋りょう整備事業(PDF:830KB)

 ・県道711号(小田原松田)〔酒匂縦貫道路〕道路改良事業(PDF:726KB)

審議経過

(委:委員発言内容、事:事務局・事業課発言内容)

[20番 県道705号(堀山下秦野停車場) 道路改良事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:4ページの曽屋インターチェンジと落合の間の交通量のグラフは、どの部分の交通量か。
事:曽屋インターチェンジから本町四ツ角を経由して、落合交差点に向かう間の双方向の交通量を合計した数字を、グラフに示している。
委:迂回しているということか。
事:インターチェンジを作ったことで、今まで迂回していた車が国道246号に直接乗入れるようになり、市街地を通過する交通の転換効果が図られた。
委:この地域の交通量が全体として減っていれば、同じようにこちらも減ると考えられるので、そういう要因を排除した数字があるとより分かりやすい。
事:平成23年のデータは、全体交通量ではなくこの工事を行うための交通量であることから、グラフには、それらのデータを反映したものとした。
委:費用便益比は、再評価時と比べると1.8から1.2に下がっている。再評価時の総費用38億円のうち事業費が37億円。事後評価では総費用53億円のうち事業費が52億円。維持管理費はほとんど変わっていないが、事業費が増えた主な理由は何か。
事:平成18年度に評価した際の事業費について、今回、GDPデフレーター等によって換算したことによる。
委:ほとんどがその影響であるか。
事:総費用が増え、総便益が変わっていない理由として、18年度当時と今回の平成30年でマニュアルの原単位が変わったことによる。
委:脚注などで表記しておいた方がよいと思う。何故こんなにはね上がったのかと誤解を受けやすい。
事:4ページの表に「再評価時」と「実績」の欄がある。B/Cの算出には貨幣価値を現在価値化することから割引率が入っていて分かりにくいが、それを排除したものとして、純粋に事業費が要因で上がっているかどうかを見るため、この欄が設けられている。名目として再評価時は33億、実績は31億。デフレーターを用いて純粋に実質値を出すと、再評価時より実質の工事費は安くなっている。
委:ぱっと見て分かるように、何か説明を加えておいた方が良いと思う。
事:事務局と調整したい。
委:ハーフランプとはどういうものか。
事:上りの東京方面だけのオンランプ、オフランプとなっており、ランプとすると、機能としては片方だけなのでハーフランプという。
委:オンランプは平成23年3月に供用開始され、直後の7月と平成30年を比較している。利用台数は伸びており、本町四ツ角交差点では特に大型車の台数が大きく減っているということは非常によいとは思うが、特に大型車に対して、ここを供用したということについて、道路管理者や市町村なりが、何か周知を行ったものか。
事:開通については記者発表し、メディアを通じて周知した。
委:7年間で大型車が半減した一方で全体としては伸びており、1年、2年と経つうちに、こういう道があるということが浸透してきたことが伺える。記者発表だけでは、一般のトラックドライバーは気が付きにくいだろうから、きめ細かく周知することは大事かなという感想を持った。
事:これは工業団地を1つのターゲットとしており、そのユーザーに対し、組合や商工会等を通じて周知する方法があるので、今後、いろいろきめ細かく対応していきたい。
委:オンランプを先行した理由として「事業が進んでいた」との記載があるが、この中身は何であるか。
事:オンランプ、オフランプとも同時に事業着手してはいるが、下り線のオフランプの用地取得がオンランプに比べ遅れ、工事着手に時間差ができた。その差でオンランプが先行していたということである。
委:神木とは関係がないということか。
事:神社のご神木が地元の方に大変親しまれ、これを何とか残せないかという話になり、工事施工の工夫として擁壁を建て、何とかご神木を残すように道路を整備した。
委:こういったものを残しておいて欲しい、等と住民が言えるような場はあるものか。
事:この曽屋神社は1200年前からあり、ここを中心にかなり昔から栄え、地元の方には愛着のある神社であるが、その中のご神木ということで、工事前の地元説明会では、そこに思い入れのある方が多かったので、構造等を変更し対策工法を行った。
委:上の枝を大分落としているが、下の根が少なくなったからか。
事:枝を落とすにあたっては、樹木医に相談しながら行った。
委:他に質問がなければ、本件の番号5の事業に対する今後の対応方針としては、県の原案どおり「継続」ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>


[21番 国道709号(湯本拡幅) 道路改良事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:函嶺洞門は今後も使うものであるか。
事:今後の保存については、現時点で決まっていない。
委:箱根駅伝では新しい道を走るのか。
事:そうである。観光協会からのニーズであったり、土木遺産や国指定重要文化財としてポテンシャルを持っていることから、箱根町とも協議を重ね、安全面に配慮しながら活用する方法を検討していきたい。
委:車をシャットアウトして歩行だけでも認めるとか、そういうことはまだ今後の検討事項であるか。
事:安全面を含め、慎重に協議することが必要だと思う。
委:観光資源としての付加価値がかなり大きいことはよく分かったが、駐車場は何台ぐらい入り、料金等は取っているのかどうか、伺いたい。
事:24時間無料で開放している駐車場で、箱根町と維持管理協定を結び、運営を委託している。具体的な利用台数は把握していないが、かなり利用されている状況である。
委:無料で停めて、そのトンネルを見たり周辺を歩いたり等、かなり使われているとの印象であるか。
事:そこを起点にして自転車を活用するケースもあり、いろいろな意味で駐車場の活用が広がってきているとの印象がある。
委:B/Cが割と低いので、そのような部分でかなり付加価値があることもアピールできるとよい。
事:駐車場は上り下りの両方にあり、箱根方面に行く場合にトイレ休憩等で利用する方が多い印象がある。
委:走行時間短縮便益とあるが、これは単純にここの区間を通る時間に対する便益なのか、それとも、全体的な渋滞が緩和したことによるものか。
事:双方である。実は、通っている車の場所が平行移動しただけであるが、わずかでも時間が短くなると、並行している旧東海道、箱根の旧道の車が一部こちら側に転換し、全体的に少し費用が下がる。シミュレーション上では、そのような扱いとなっている。
委:将来、文化財とか土木遺産になるような土木工事は、便益の中に含まれてくるものか。
事:今のマニュアル上は、そのようなものは計算に入らない。
委:便益を優先していくと、文化財になるような魅力のある工事はなかなか出てこないものであるか。
事:一時期、景観を優先しコストをかなりかけ付加価値を付けて行こうという時代もあったが、これだけ財政事情が厳しい中で、それより今必要なものを最高に安くつくり上げるということを優先せざるを得ず、まさにそういうことは課題だと思っている。
委:少し寂しい。色気のある土木工事もあってよいかなと思う。
事:国の有形重要文化財として指定された土木施設も結構あるが、大体同じ年代に作られたものが多い。先人達のそういった気概を我々がうまく形どって、子や孫の世代につないでいくことができておらず、まさにどうしていけばいいのかというところである。
委:資料8ページには、便益には入っていないが、文化財として函嶺洞門を残すことができたことについて、十分意識していると書いてはある。
事:これだけのものを残すというのは非常に有意義なことだし価値あることなので、この再評価システムもしくは事後評価で、しっかりと記述しておくこととした。
委:非常にすばらしい事業だと思った。最終的にこのような形で駐車場、転回場を整備し、結果的にここから下流を規制区間から外すことができたことは、非常にすばらしい。元々そういうコンセプトで始めたのか、それとも洞門がかなり古く、あるいは落石で危ない地域になったからまずバイパスをつくろうと始まったが、よく考えたら、こういう工夫をすれば解除できるじゃないか、ということを途中で気付いたのか、どのようなものだったか。
事:後者である。
委:それがすばらしいと思う。バイパスを作って交通の円滑化と安全を確保するだけでも及第点がもらえる事業であるが、加えてちょっとした工夫でもっとよくなるということを職員がいろいろ考えた結果でもあり、ぜひそういうDNAを県職員の中で継承して欲しい。
委:芦ノ湖の方から避難して下りてくる車も規制対象として通れなくなるが、迂回路のようなものはあるのか。
事:ここから先14.2kmにわたり、芦ノ湖付近までが通行止めになる。
委:上までずっと通行規制ということか。
事:ここは山間部であり、崖などに接しているようなところでは通行規制がかかる。
委:例えばスカイラインや、その辺に残された人は、大雨の注意報が出て規制がかけられたときに、どう避難するのか。
事:規制がかかってしまった場合は、解除されるまで周辺で待機していただくか、別の安全なルートを確保していただき、そちらから出ていただくことになる。
委:迂回ルートを行けばよいのか、とりあえずの一時避難をしておけばいいのか、運転手にはどのように伝えるのか。
事:雨の状況により全山通行止めになる場合もあるが、その場合はもう留まっていただくしかない。芦ノ湖周辺に留まっていただき、解除できたところから迂回していただく形になると思う。
事:間に留まっている人は当然抜けていただくが、ブルーの箱根新道は国管理でしっかりしていますから、例えば芦ノ湖の辺のスカイラインからはそちらへ抜けていく等、探してもらうしかない。
委:それは可能であるか。
事:可能である。規制する際には情報を全部持っており、お伝えしながらやっている。その情報はインターネットやメールでも配信されているので、ドライバーはそれを見て行動している。
委:この間の台風では、高潮で海岸沿いの車が数台が流され、あれは待機ではなくてスルーウエイさせた方がよかったのではないか、と一部指摘されていたが、ここでもそういうことが起きないように、1号の方に行って避難してください等というような情報を伝えることが大事だと思う。
事:高潮等に対してはなかなか基準がなく難しさはあるが、ここは時間50mmで、連続200mmだと自動的に規制をかけるところであるので、しっかりとそういう周知もしながら、迷惑が掛からないようにしていかなければいけないと思う。
委:災害情報の与え方として、時間雨量50mmで云々といっても、運転手には分からないので、規制がかかったから速やかにどっち方向へ移動して、とか、そのままそこで待機して欲しいとか、何かそういう伝達方法を考えないといけない。地元の人にとっては少しよくなったが、その他の人までどう伝わるか、といった辺も加味した記述を入れておいた方がよいと思う。
委:「対応方針(案)」について、「災害への対応力が強化される」ことに加えて、観光振興への寄与等といった内容も入れると、効果が相当あったことも分かると思う。
事:工夫したい。
委:他に質問がなければ、本件の番号5の事業に対する今後の対応方針としては、県の原案どおり「継続」ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>


[22番 都市計画道路 藤沢大磯線 街路整備事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:事業の経緯について、1.9kmのうち0.4kmは平成19年に供用を開始しているとのことなので、それは入れた方がよい。
事:追記する。
委:第1次緊急輸送道路に位置づけられ強化が図られたとあるが、「防災」の欄の記述は皆同じである。数字で見えるようにした方がより分かりやすいと思うが、これを定量的にマニュアルに入れていくといった動きはあるか。また、文章が微妙に違ってことの意味はあるか。
事:3便益のうち一番大きいのが時間価値で、いわゆる移動時間の短縮とのことから緊急輸送路と絡みにくいという面がある。ただ、いざというときに役立つ道路をどう貨幣価値化できるかは、学術的にまだ確立していないため、マニュアルに入れる動きはないと承知している。また記述については、悩みながら検討しているが、もう一回整理し、そこに意味を持たないようにしたい。
委:「他の事業のあり方や、評価手法の見直しに活かせる事項」で「圏央道の工事に支障が出ないよう、2車線の暫定供用位置を切り替えるなどして、事業効果の早期発現を図った」と書いてある意味は、この事業の中でいろいろ切り回しを工夫することで上が早くできた、ということを言っているのか。それとも、上の工事ができるまで供用しないと上は早いが下は困るので、こちらを2車線の部分供用にした、という意味で工夫したのか。自分はどちらもあると考えており、道路でも川でも、トータルとして当該地域のインフラ整備が早く進むよういろいろ工夫した、相互連携協力して工夫した、ということでもよいが、どういう趣旨で書いたものか。
事:地域からは早く供用して欲しいとされたため2車線での暫定供用を検討したが、一方、圏央道の工事も早く進めなければならず、国とも調整しながら止めないよううまくやったということでは、両方であると思う。
委:まさに他事業との連携の中で、トータルの事業効果が早く上がるように工夫した、といったことだと思うので、それが表れるような文章を工夫して欲しい。
事:表現を少し工夫したい。
委:他に質問がなければ、本件の番号5の事業に対する今後の対応方針としては、県の原案どおり「継続」ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>


[23番 県道711号(小田原松田)〔足柄紫水大橋〕 橋りょう整備事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:16ページの図で、オレンジ色の点線が将来的に開通する時期は、いつ頃を予定しているか。
事:平成29年度事業着手で、10年間の事業認可をとっているので、あと10年程度を予定している。
委:そこが開通すると、こちら側の交通量がかなり増えるか。
事:流れが大きく変わると思う。次の審議案件である小田原松田も4車線の道路であるが、やはり国道255号がメイン中のメインの道路なので、そこまで抜けると、交通の流れは、紫水大橋への転換が大分進むと思う。
委:下の区画整理事業の進捗が示されていない。相互に関連し合いながら事業を進めていると思うが、区画整理事業はどの程度進んでいるのか。
事:平成8年に終わっている事業である。橋の工事を始めたのが平成16年なので、区画整理の実施にあたり、将来的に都市計画道路で橋ができることは承知して事業を行ったものである。事業自体は同時並行ではなく、区画整理は先に終えてしまっており、その調整池を貫通するように足を建てていった。ただ、主に区画整理側での工夫として、将来的に橋が来る前提で調整し、予測される断面をしっかりと考慮して調整地の大きさを決めたことが挙げられる。
委:施行者は誰か。
事:町である。
委:町田から調整し易かったということはあるか。
事:そのとおりであり、橋の下の土地も、道路側で負担せずに実施できたというメリットも出た。
委:事業はどの程度進んでいるのか。道路ができたことで、土地区画整理事業がさらに推進されるものと思う。
事:周辺の区画整理事業は平成8年に、その他の南部地区については平成27年に完了している。大井町側の事業は、現在進行中である。
委:「他の事業のあり方や、評価手法の見直しに活かせる事項」では、「本事業」から「有効活用した」までの部分は不要と思う。上下の内容が重なっている。
事:少し工夫して、まとめさせていただく。
委:事業の経緯や必要性の欄で、昭和40年度に都市計画決定したものを、平成16年に最終変更したとあるが、何が変更されたものか。
事:道路の形状が決まったことによる区域の変更等、微々たる変更である。
委:基本的なところは昭和40年のとおりだが、事業化に当たり細部を見て、今のようにした。これは管理道路や河川管理道路に下りていくものであるか。
事:町道である。
委:他に質問がなければ、本件の番号5の事業に対する今後の対応方針としては、県の原案どおり「継続」ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>


[24番 県道711号(小田原松田)〔酒匂縦貫道路〕 道路改良事業]
<事業担当課から事業内容の説明>
委:付け替え水路について、横断図で鍵型になっている部分の外が水路部分であるか。
事:歩道の外側に機能を持った水路があり、ところどころ、歩道の中によどみ空間として食い込んだ部分がある。水路は、道路の外側にある。
委:整備区間は約2kmであるが、この水路は北側や南側にも続いているか。
事:ただ両側にあるものではなく、道路の左端・右端に、水路として流れていくようについている。

委:必ずしも両岸ではなく1本で、道路を突っ切って流れていくということか。
事:元々田んぼの中を通した道路であり、その両岸が例えば田んぼ等となっている。
委:そもそも農業用水であるか。
事:農業用水であり、その機能を持たせなければならない場所は両岸にあり、元々使っていないような場所では片側しかない。
委:このような水路は、防火用水としての機能が高い。消火栓は位置が固定されているのに比べ、専門の消防士が付着させるのにはよい。特に酒田大火や糸魚川大火で火の粉がすごかったが、こういう水面があるとそのまま防火用水として利用できる。糸魚川の復興計画では、今回の大火の後に農業用水の活用をきちんと位置付けている。ほとんど使われなくなっている状態のものを再度生かす。ここでは算定されていない効果であるが、非常に重要だと思う。また、水辺空間としても散策を楽しめるよい空間であると思う。
委:この付け替え水路は大したものだと思っている。足柄平野は元々、流水量が多く水路が沢山あり、水がきれいでミネラル質が多いので、クロモ、エビモ、ミクリ等、水中になびいているような水生植物が多い場所である。そういう水草が生えやすい環境やよどみを作るなど色々な遊水環境が整備され、川底も沈水葉の植物がつきやすいよう工夫されており、従来の足柄の水路環境を保全しながら、こういった付け替え工事をされたことは、すごく素晴らしいことだと思う。「上記便益に算定されていない効果」にもぜひ入れて欲しい。
事:入れさせていただく。
委:住民や市民団体等で構成された協議会の議論を踏まえた取り組みは、非常にいい試みだと思う。自分の大学の前の道路は、拡幅でプラタナスを全部切ってしまったり移植して、それが非常に大きな問題になっている。一方的にやることで反対の声を上げる方がすごく多い。協議会を作ったり住民説明会で説明するのは非常に重要だと思うが、神奈川のこのような事業では、常にそういったことを行っているものであるか。
事:どの事業でも、事業に入るときは計画の説明会を行い、地元の方や地元市町村の意見を取り込んでいく。取り込めないものがある場合は検討し判断して、事業を進めている状況である。
委:それは素晴らしいことだとおもうので、ぜひ続けて欲しい。
委:普通は、ボックスカルバートでふたがけし隠してしまう工事が多いが、水面を残すというのは大変素晴らしいと思う。
委:他に質問がなければ、本件の番号5の事業に対する今後の対応方針としては、県の原案どおり「継続」ということでよろしいか。
<原案どおりとして各委員了承>

 

[費用便益比の修正について]

事:本件について第4回委員会で説明した際、費用便益比の修正が必要となった経緯などを確認し、改めて対応方針(案)について判断いただくこととなったため、今回、所管課から詳しく説明する。

事:国の平成30年8月29日付け事務連絡によると、河川事業で事業評価を行う際に用いる治水経済調査マニュアルのデフレーターに誤りがあったとの内容であった。今回、その経緯について国に確認するとともに、改めてこの事務連絡と本委員会の前後関係を整理した。国は平成30年6月に誤りを認識し、その後、内容を確認した上で修正作業を実施し、8月29日付で事務連絡を発出した。8月10日の第2回委員会はこの事務連絡の発出前であり、国から示されたデフレーターを精査することなく用いたため、委員会の中で誤ったB/Cの数値を説明する結果となった。なお、他の分野の事業について確認したところ、デフレーター等の修正はなかった。次に、デフレーターの誤りについて具体的に説明する。

【スクリーンで説明】

基準年度は5年に一度更新され、今回(平成30年2月改正版)、基準年度が平成17年度から平成23年度に移行された際、割り算するべきところを掛け算してしまう等といった人為的なミスが生じた。第2回委員会で審議いただいた6事業について、改めてB/Cを算定すると、いずれも修正前より修正後の方が小さい値となったが、1.0を上回っている。今回、県としても前回のデータとどこが変わっていたかを比較していれば、誤りに気付くことができたが、国から指示されている値をそのまま採用していた。今後の対応としては、既往の値と最新の値を比較するなど確認を徹底し、再発防止に努めることとする。第2回で審議いただいたNo4から9までの事業についてはB/Cが変更される結果となったので、改めて、継続か否かの判断をいただきたい。

事:誤ったところがB/Cのデフレーターという事業評価の肝に関わる部分であり、今回改めて修正したことから、これを基に再度、継続か否かを審議いただきたいと思う。

委:これは、神奈川県で発見して、国に指摘したかったところである。

委:本当のケアレスミステイクであった。いずれにせよ、早いうちに発見して何とか修正が間に合ったということでよかったとは思う。

委:道路分野でも同じタイミングで見直していくものであるか。事業によって違うのか。

事:何年に1回というのは全く同じである。ただ、デフレーターのとり方が事業によって違う。道路の場合は、国の基準に則り、内閣府が発出しているGDPのデフレーターの最新のものをそのまま使っている。事業によっては、特殊性があるもの等は独自にデフレーターをとったりしている。

委:内容を聞いてみると、非常に単純な間違いであったということが判明した。また、それぞれの評価対象事業のB/Cは幸いなことに1.0以上であったということなので、この件については、全ての過去の審議対象案件について、継続ということを再確認したいと思うが、よろしいか。

<各委員了承>

 

[資料の修正等について]

 各担当事業課が、これまでの指摘事項を踏まえ修正した審議資料の内容について説明し、各委員の了承が得られた。

 

[総括審議]

 平成30年度に審議を行った全ての評価対象事業の総括を行った上で、委員会が具申する意見内容について検討がなされた。

(以上)

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