令和元年における自殺死亡率は、神奈川県が全国で最少となりました
掲載日:2020年11月20日
神奈川県内の自殺統計の概要版(令和元年)がまとまりました。
神奈川県では、関係団体等との連携により、様々な角度から自殺対策に取り組んでいます。その一環として、神奈川県警察本部より、令和元年における自殺状況のデータ提供を受け、県内の発生した自殺の実態をとりまとめました。
令和元年に神奈川県内で自殺により亡くなった方は、1,076人で、人口10万人当たりの自殺死亡率は、11.7となりました。自殺者数が急増した平成10年以降、最も少ない自殺者数及び自殺死亡率ですが、依然として多くの方が自殺により亡くなっている深刻な状況が続いています。
令和元年自殺統計のポイント(詳細は別添資料参照)
- 男女別では、男性732人(68.0%)、女性344人(32.0%)で、女性の割合は昨年より2.8ポイント減となっている。
- 年代別では、50歳代、40歳代、30歳代の順となっている。なお、10歳代は42人で全体の3.9%と占める割合は小さいが、前年比15人増と増加幅が大きくなっている。
- 自殺の原因・動機別では、「健康問題」、「経済・生活問題」、「家庭問題」の順となっている。