更新日:2024年2月9日

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第20回県民会議(審議結果)

第20回県民会議(審議結果)

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第20回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議

開催日時

令和3年12月3日(金曜日)10時00分から11時45分

開催場所

産業貿易センター 地下1階B102号室

出席者

太田真理子、大原一興、大部さつき、小堤健司、加藤紳一、金木健一(山本秀裕代理出席)、猿渡達明、下田栄次、鈴木孝幸、関根千佳、塚田操六、中野泰志、西尾佳章、藤原早苗、三上弘良、宮本英子、吉富多美、和久井真糸

(敬称略、50音順)

次回開催予定日

令和4年3月

所属名、担当者名

福祉部地域福祉課調整グループ

電話番号 045-210-4804(直通)

ファックス番号 045-210-8874

掲載形式

議事録

審議(会議)経過

(事務局)
定刻になりましたので、始めさせていただきたいと思います。会議の開催に先立ちまして、事務局からのお願いがございます。会議の発言内容を共有できるようにするため、ご発言の際には、最初に手を挙げてお名前を名乗ってくださいますとともに、ゆっくり大きな声でご発言をくださいますようによろしくお願いいたします。それでは、定刻となりましたので、ただいまから第20回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を開会いたします。私は、本日の司会を務めさせていただきます、神奈川県地域福祉課の佐野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。参事官兼福祉部長の水町からご挨拶を申し上げます。

(水町部長)
皆様おはようございます。神奈川県の福祉部長の水町と申します。よろしくお願いいたします。この度は、神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の委員をお引き受けいただきましてありがとうございました。また、本日はお忙しい中お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。この県民会議は、平成22年に設置され、現在第6期を迎えております。県民会議では、第1期に、県民の皆様からいただいた意見等を基に、バリアフリーの街づくりの推進に向けて、県民や事業者行政が協働して取り組むことについて、平成24年に県民会議からの提案としてまとめ、その後、その普及啓発と各構成団体では、提案内容の実践を行うとともに、取り組み内容の共有・検証を行って参りました。昨年度までの第5期にあっては、第4期で見直した提案書に基づく取り組みと、普及啓発活動の実施。
また提案書に関する取り組み事例集の作成の検討を行いました。この間、新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、県民会議の取り組みの一つである、バリアフリーフェスタ等の事業の中止、それから、県民会議自体も中止を余儀なくされる状況がございましたが、今回、感染が落ち着いているということもございまして久しぶりに、こういう形で対面での開催となりました。本日の会議では、今後行う普及啓発活動を含めて、今期第6期の県民活動の進め方等について、ご議論をいただきたいと考えております。また、報告事項として、予定をしておりますが、県では、神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例について、県庁のルールに基づきまして、5年に1度の見直しを行うために、平成30年度から、条例の見直し検討会議を開催して参りました。この県民会議からも、座長の大原先生をはじめ、当事者委員や事業者委員の方々にご参画をいただき、検討結果がまとまりましたので、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
最後になりますけれども、県では、津久井やまゆり園で発生しました事件を受けて、県議会とともに、ともに生きる社会かながわ憲章を策定し、憲章の理念である、ともに生きる社会を目指して、様々な取り組みを進めているところでございます。これまでも、皆様方には、この憲章の普及にご理解とご協力をいただいておりますけれども、引き続きご理解ご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
本日は、限られた時間ではございますが、皆様から忌憚のないご意見をいただき、有意義な会議となればと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

(事務局)
県民会議の委員につきましては、このたび24名の方々に、令和3年4月1日から令和5年3月31日までの2年間の任期でご就任をいただきました。本日ご出席の委員の皆様は、出席者名簿に記載の通りでございます。なお、東日本旅客鉄道株式会社横浜支社の山本委員に代わりまして、金木様に代理でご出席をいただいております。欠席の方でございますが、ご所属割愛させていただきますが、名簿の1番の石川委員、6番の海津委員、8番の川口委員、10番の小山委員、18番の福地委員、24番の渡辺委員は本日ご都合により欠席されていらっしゃいます。本日代理出席の方を除く委員の方々の出席者数は18名となっておりまして、会議の定足数に達しておりますので、本日の会議は有効に成立をしております。
なお、県民会議の事務局は、地域福祉課及び建築指導課の両課で担当をさせていただいております。また本日は、各委員の皆様の前にマイクが置いてございますが、こちらは会議録を効率的に作成するための録音機器でございますのでご承知おきください。
続きまして、配布資料の確認です。資料の番号で申し上げます。資料1、資料2、資料3、資料4、資料5、資料6、このうち資料3につきましては、A4版の「資料3」という資料、それから、三つ折りになったリーフレットの形のもの、そして「資料3追加資料」という、3種類で一つの資料としております。また、参考資料でございますが、こちらは参考資料1から6までの資料となっております。資料の番号の抜け落ち、漏れ等はございませんでしょうか。
それでは続きまして、県では情報公開に努めておりまして、本会議の記録につきましても、委員の皆様の氏名を記載し、会議の内容を要約した形で、会議終了後、県のホームページに掲載することとしておりますので、あらかじめご了承ください。本日の傍聴ご希望の方はいらっしゃいません。事務的な説明は以上となります。
続きまして、次第、内容に入って参ります。まず、委員の皆様から事前に活動内容のご紹介をいただきまして、資料の番号は振っていないのですが、「第6期委員活動紹介」ということで、横長の表にまとめておりますので、ご覧ください。この内容も踏まえながらこれから皆様には、簡単な自己紹介をお願いできればと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。お名前と、簡単な自己紹介ということで、初めてでございますので、出席者の名簿順にお願いできればと思います。まず、1番の石川委員はご欠席ですので、
それでは2番の太田委員からよろしくお願いします。

(太田委員)
神奈川県建築士会理事をやっております、太田真理子と申します。よろしくお願いいたします。私たち神奈川県建築士会は、木造建築士二級建築士、一級建築士が所属する、法定団体となっております。会員数は今約2500人で、会の方もちょっと高齢化が進んでおり、現在若い建築士を会に入れようということで、そういう活動が主にメインとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。続きまして、3番の大原委員お願いします。

(大原委員)
はい。横浜国大の大原です。横浜国大、私は都市イノベーション研究院という、よくわからないところに所属していますが、専門は建築とかまちづくりとかですね、建築とか都市とかというようなところを、研究しています。というので、活動というより、日頃の大学での研究とか、それから学生たちと一緒にいろいろな活動をして、首を突っ込むというようなことで、参加しているところです。バリアフリーの街づくりに関しては、しばらく前からいろんな形で関わらせていただくというとあれですけれども、勉強させてもらっているところです。ユニバーサルデザイン、インクルーシブデザインというようなこと、視点に添えて、建築やなんかを、また、研究を進めていきたいと思っています。今日もよろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございます。4番の大部委員お願いします。

(大部委員)
大部さつきと申します。神奈川県手をつなぐ育成会の理事をしております。神奈川県手をつなぐ育成会は知的障害者等の親や支援者で構成された団体でございます。市町村にも各支部を置いているところでございます。簡単に団体の説明でしたけれども、私としては、地域の綾瀬市とかが、メインになっておりまして、そちらで、地域でいろいろなものをこの書面に書いてあるようなことをしております。現在、保育士の専門学校の方で障害児保育を教えておりまして、その関係で、ユニバーサルデザインっていうものがあるんだよっていうふうにお教えしますととても、感度がよく、こういうことだったんだなってみんなが、誰でも障害があってもなくてもできる、住みやすくなることなんだねっていうのを感じてくださることがあります。ユニバーサルデザインのフォントを使っての講義資料を見て、生徒たちが「あれおかしい、先生の時はどうしてこんな字を使うんだろう」っていうところに気づいてくれたりという、何か地道にコツコツそういうような活動を私は今、しております。どうぞ初めてですけれどもよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。5番の小堤委員お願いいたします。

(小堤委員)
平素よりお世話になります。神奈川県バス協会小堤と申します。バス協会では、関東運輸局、神奈川運輸支局において実施いただいております、交通バリアフリー教室に、会員事業者のノンステップバスを提供しております。昨年今年とこういうコロナ禍の状況ということで開催が見送りされているところでございますが、今後とも、心のバリアフリーの社会の実現に向け、協力をして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。7番の加藤委員、お願いいたします。

(加藤委員)
神奈川県生活衛生営業指導センターの加藤です。専務理事をしております。当センターでは生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律と、あまり聞き慣れない法律ですが、略して生衛法と言っておりますが、この法律に基づき、飲食店営業ですとか、そういった営業者の衛生水準の維持向上及び、利用者または消費者の利益を擁護することを目的として設立された法人です。昭和57年8月に、知事から指定を受けております。その後平成26年3月には、公益財団法人として、知事から認定されております。主な事業といたしましては、この法律に基づいて、生活衛生同業組合がございます。県内には、飲食業ですとか理容業・美容業・旅館業等の17の組合があり、その組合に対して、生活衛生関係営業に関する衛生施設の維持及び改善向上並びに経営の健全化についての相談ですとか指導を行っております。また消費者等から、苦情等があった場合には、調査等を行いまして、組合に対して指導を行ったりしております。以上です。どうぞよろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございます。それでは、9番の猿渡委員お願いいたします。

(猿渡委員)
神奈川県障害者自立生活支援センターの猿渡と申します。よろしくお願いします。当センターは県の委託事業で、理解促進事業とか心のバリアフリー事業とか、権利擁護事業などをやらせていただいております。個人的にはピアカウンセラーとして働いているのと、障害に関してはADHDと両方ありまして、いとこも自閉症とかをもっております。東京に行ったときに8年間、東京に行ったんですけれども交通エコモ財団の交通バリアフリー絡みで、エコモ財団のサポーター研修の講師をやらせていただいたり、交通バリアフリー教室の講師などもやらせていただいたり、接遇関係とか、よくやらせていただいていて、今、平塚の方でですね、やっているんですけれども、相模線の131系の500番台が入ったことにより、大分使いやすくなってきたとかっていうことはあるんですけれども、まだまだJRさんは難しいところもありますし、それぞれのバス事業者さんとか、安全管理者さん等、皆さん、いつもエコモの研修に来られてるので、またさらにそういう方と繋がって、ユニバーサルというよりかはやっぱりインクルーシブな社会というものを、高齢者も含めて作っていきたいと思います。よろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございます。11番の下田委員お願いいたします。

(下田委員)
はい。よろしくお願いいたします。公募委員の下田栄次と申します。第5期に続きまして第6期も担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。私の職種は理学療法士であります。また職場は、戸塚区にございます湘南医療大学で教員をさせていただいております。専門災害リハビリテーション支援、また地域防災といったところを専門としております。神奈川県理学療法士会という団体がありましてそちらの災害対策委員会の委員長と、あとは少し公的な機関でいうと、JRATという日本リハビリテーション災害支援協会があるんですけども、そちらの本部の役員等で、また国外の支援としては、JICAの国際緊急援助隊の医療調整員としても活動をさせていただいております。といいますのも、やはり東日本大震災を契機に、いわゆる地域における課題が災害時には大きな課題となって、いわゆる災害時用配慮者ですとか、障害をお持ちの方が、やはりその困難を感じている。そこに、支援を行うにしてもなかなか難渋したといったところ目の当たりにしてきました。そういったところでやはり平時のまちづくりですとか地域づくりといったところで、ユニバーサルデザインですとかバリアフリー、そういった観点をもって、平時からこういったところに入らせていただいて、また自分自身の住む地域で持続可能性のあるまちづくりに少しでも、また、今回公募委員ということですので、一県民としてですね少しでも尽力できたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。12番の鈴木委員お願いいたします。

(鈴木委員)
はい。視覚障害者の当事者団体の理事長をさせていただいております、鈴木でございます。内容については皆さんのところに配布されたようなものが私どもの団体が行っていることなんですけれども、特に、今この時期といいましょうか、ちょうど読書バリアフリー法という法律ができまして、こういった各市町村がどのように、読書というと比較的ですね皆さんの本を読むとかっていうところに焦点がいきがちなんですが、いわゆるプリント印刷されたものが読めない人たちに対してどういう。配慮が必要かというようなことの、実態調査を行おうというようなことで、今進めております。
また、個人的にはいわゆる、音響信号機の設置をふやしていきたいという視点から、ラジオ番組のラジオチャリティーミュージックソンっていうところへの協力ということで、毎年クリスマスごろになると、路上ライブをやっておりまして、大体、去年はできなかったんですが、その前の年は12、3万集まったということで、楽しみながら、そういう福祉を進めていければなというふうに思っているところでございます。よろしくお願いします。以上です。

(事務局)
ありがとうございます。13番の関根委員、お願いいたします。

(関根委員)
関根でございます。大学ではですね、同志社をはじめ6個くらいの大学で講義をしてるんですけれども、ユニバーサルデザインと高齢学というのが専門です。横浜では98年から全員在宅勤務っていう、株式会社ユーディットっていうのを経営してまして、障害のある人、介護離職者、ワーキングマザー、いろんな人たちが全員在宅で、ユニバーサルデザインの社会づくりに提言をするという、そういった会社を経営しております。このところですね、やはり中途障がいの方々が会社から退職を強制されるというケースをいくつか伺ってまして、今大学院の方ではソーシャルインクルージョンの事業の中で、どうすればこの障害を持った人が、仕事を定年まで続けられるのかという、そういった研究に今没頭してるという状況です。何とかソーシャルインクルージョンを勧められないか、やはり日本はずっと分離政策をとっていたために、インクルーシブにできない部分がまだいろいろ残っているので、そこをカバーしていきたいと思って、例えば全盲の方で、全盲になっちゃった、知財部長とかですね、そういう方が定年まで働けたケースっていうのもあったりしますので、そういう事例をふやしていこうと思っております。よろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございます。それでは14番の塚田委員、お願いいたします。

(塚田委員)
はい。公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会の塚田でございます。どうぞよろしくお願いします。当協会の仕事の内容といいますか、やっていることにつきましては、記載の通り、高齢者等ですね、住まい探しの困っている方のお手伝い、これは座間市の方から委託いただきまして、実施してございます。それから県或いは政令市から、サービス付き高齢者住宅、これ認定審査、或いは最近できたセーフティーネット住宅の認定審査、こういう仕事もちょうだいしております。それから、今年度は特にですねリフォームに関しまして、県民の方がお困り、或いは争いが起こった場合のご相談にのるような相談業務と、それからあと、災害時にですね。どのように被災住宅災害相談をですね、実施すればいいのかという検討会を立ち上げまして、市会さんとか事務所協会さんとかJIAさんとかですね、或いは県、4団体とですね、いろんな、こういう相談体制がいいんじゃないかとか、こういう連絡体制がいいんじゃないかとか、侃々諤々の議論を今してるところです。それからバリアフリーに関しましては毎年でございますが、住宅事業施工者の方に呼びかけまして、どのようなバリアフリーすればそこに住む方の、本当に理にかなったバリアフリーなのかというですね、そういう講習会をもう10年ぐらいやっているところでございます。今年度も12月15日にお呼びかけして開催する予定でございます。以上でございます。

(事務局)
ありがとうございます。15番の中野委員お願いいたします。

(中野委員)
慶応大学の中野泰志と申します。よろしくお願いします。私は30数年前に、横須賀市にあります国立特別支援教育総合研究所に勤務してから、ずっと障害のある子供たちや障害のある人たちの教育や福祉にずっと関わって参りました。配布資料の中に詳しいことは書いてあるんですが、この会議との関係で言うと、ユニバーサルデザイン2020行動計画にずっと関わって参りました。資料にもございますが、心のバリアフリーに関してはずっと座長を務めさせていただいて、取りまとめをして参りました。それから、先ほど鈴木委員がおっしゃられましたけれども、読書バリアフリー法という法律が成立したわけですが、この読書バリアフリー法を推進していく基本計画の、文科省と厚生労働省の委員会があるんですが、そちらの座長も務めさせていただいております。ぜひ神奈川県でも、この読者バリアフリーの方に関しまして、基本計画を推進していただけると嬉しいなと思っています。教育関係では文部科学省のデジタル教科書の検討会の委員をずっと務めております。私自身、子供たち向けの様々な教材を、アクセシブルにして提供するというボランティア活動も行っております。内閣府の障害者政策委員会の専門委員として参加させていただいておりまして、現在国の方で行っている第5次障害者基本計画の議論に関わらせていただいております。あと、それから国土交通省のバリアフリー施策にもずっとかかわらせていただいておりまして、今、バリアフリー法の改正を行っておりますが、そちらの改正の議論にも加わらせていただいております。ぜひ国の大きな動きに迅速に対応していただいて、よりよい街づくりができるように、お願いできればなと思います。よろしくお願いします。以上です。

(事務局)
ありがとうございます。16番の西尾委員お願いいたします。

(西尾委員)
日本民営鉄道協会の西尾でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私どもの協会はその名の通り、民営鉄道会社が会員となっております。民営鉄道では、これまで、障害者対応トイレ、誘導ブロック、エレベーター、エスカレーターの整備、最近ではホームドアの整備を国や自治体のご支援をいただきながら進めて参りました。ちなみに段差解消で申し上げますと、平成12年に交通バリアフリー法が施行された時から国土交通省の方でそのデータ公表されておりますけれども、神奈川県内では、大手民鉄として小田急、東急、京急、相鉄とございますけれども、こういった4社の段差解消の状況を見ますと、バリアフリー法施行直後は48%と半分を下回るような状況でございましたけれども、令和元年におきましては、国の整備目標は3000人以上の駅でございますけれども、3000人以上の駅に限らず、すべての駅で段差解消が図られたような状況に、こぎつけているところでございます。これまでも各委員の先生から話がありましたが、こういったハード整備進みましたけれども、実際にはこれらを心のバリアフリーという形で使いやすくしていくかというところが今後の課題かと思います。この会議の議論も踏まえ、我々も勉強させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。17番の藤原委員お願いいたします。

(藤原委員)
初めて参加させていただきます。神奈川県聴覚障害者協会の藤原といいます。よろしくお願いします。私たちは耳が聞こえないもので、安全な生活がスムーズにいくような活動をしております。それで、ちょっと一つ今提案したいことがあるんですが、お話したいことがあるんですけれども、新しくできた桜木町の横浜キャビン、皆さんご存しょうか。そこで、聴覚障害者が乗車する場合断られたっていうような事例がありました。私たちは、やはり同じようにそこに乗って観光したいという気持ちがあるんです。そのキャビンが、動いてる最中に動けなくなった場合、何かが起きたときに、ちょっとその連絡が取れないためっていうようなことでした。聞こえないですと連絡方法がキャビンの中からの連絡が取れないということですね。でもその場合は他の方法を別途、7月に昨年はリレーサービスが、国の方で公的サービスで始まりました。それをもって、キャビンで連絡ができる。タブレットを対応してくれればそのサービスを使ってきちんと連絡が取れるはずです。私たちの団体としても、その辺を管轄している横浜市の会社と話し合いを行いました。その後先日私も行ったばかりなんですけれども、乗ってみました実際に。聴覚障害者に対する配慮を大変きちんとしていただいてとてもうれしく感じました。また、おかげで気持ちよく乗ることができました。また、やはり障害者の声ということを届けるっていうのが、やはり伝えないとわからないと思います。改めてまた私たちの声を届けるっていう必要性、その責任があるということを感じましたので、この場を借りてお伝えしたいと思います。今後も何かございましたら、皆さんどうか支援の方お願いします。

(事務局)
非常に重要なご意見ありがとうございます。では続きまして、19番の三上委員お願いいたします。

(三上委員)
神奈川県タクシー協会の三上と申します。どうぞよろしくお願いをいたします。私どもの協会につきましては先ほどバス協会さんからもお話がありました通り、交通バリアフリー教室にユニバーサルデザインタクシーですとか、福祉タクシー、そういった車両を使いまして小学生を中心にバリアフリー教室を実施しているというような状況でございます。また、そのユニバーサルデザインタクシーを皆さんよくご覧になっているかと思いますけれども、トヨタのジャパンタクシーと言われるものでして、その導入促進を図っているところでございますが、一部、いろいろと乗車の問題で、皆様にご迷惑をおかけしているようなところもあります。そういった問題を解消するためにも、ユニバーサルドライバー研修を2ヶ月に1回ぐらいの割合で開催をして、乗務員のスキルアップを目指して今頑張っているところでございます。以上でございます。よろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございます。20番の宮本委員、お願いいたします。

(宮本委員)
宮本英子と申します。本日初めて参加させていただきました。公益財団法人神奈川県身体障害者連合会の評議員、また、秦野市身体障害者福祉協会会長を務めております。それで、主な行事としては、歩行訓練、社会見学、啓発活動を実施しています。また、県身連や地域の行事にも積極的に参加しています。近年は会員の高齢化が進む中で、どのように取り組むかが課題となっております。どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。それでは、21番の山本委員に代わりまして金木様、よろしくお願いします。

(金木様)
東日本旅客鉄道株式会社の金木と申します。よろしくお願いいたします。弊社では駅構内のエレベーターの整備をはじめ段差解消に取り組んでおります。今年度は、先ほどお話ありましたけど、相模線の社家駅の方に、工事を行いまして次年度完成予定となっております。引き続きお客様に安心してご利用いただける取り組みを実施しております。また、ホーム上ではお客様の転倒や、列車との接触防止のため、ホームドアの工事が行われております。また、全域整備とはなっておりませんけども、今後、国及び自治体のご協力のもと、整備を推進して、ホーム上のさらなる安全向上に努めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。22番の吉富委員お願いいたします。

(吉冨委員)
神奈川子ども未来ファンドの副理事をしております吉富と申します。私どもは子供、若者子育てを支援する活動をしております。バリアフリーの活動には、子供の目線や、それから保護者の目線を入れたいなと思って参加させていただいております。それと、私は本職が児童文学作家をしております。本会議で学ばせていただいたいろいろなことを、作品を通して子供たちにもわかりやすく伝えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。23番の和久井委員、お願いいたします。

(和久井委員)
はじめまして。公募委員として応募させていただきました。私も前回5期に続き6期も、
やらせていただくことになりました。よろしくお願いします。私は特に皆さんのように、頭いいわけじゃない、ただの県民です。なんですけど、子供の頃が元気で大人になってから病気になって障害を持ちました。その障害を持ったことで感じたことを、企業の研修や学校の研修、講演等をしています。さっき藤原委員がおっしゃったように、皆さんの、例えば優しさがあっても、何を手伝ってあげたらいいかわからない。そういうところから、拒否みたいなことが起こってくるっていうことが、往々にしてあると思います。誰でも排除したいとか差別したいとは思ってなくて、みんなが同じように使えるものってふうに考えているけどどうしたらいいかわからないとかそういうことから、そういう何か拒否みたいなことに繋がるのかなって思っているので、私は健康だったときの自分の考え方と、病気になってしまってから感じていることとかを、両方持っているのでそういうことを生かしながら、福祉とか、障害とかってことに、全く自分は関係ないと思ってる人とか、興味がないような人たちにも、みんなが、住みやすい神奈川県っていうふうなものがつくれるようなふうになっていったらいいなと思って、参加させてもらっています。うまく伝えられないし、頭も悪いんですけど、やる気はあるので、よろしくお願いいたします。

(事務局)
ありがとうございます。第6期の神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議につきましては、今日ご出席の皆様と、それからご欠席の方も含めまして24名の皆様で、ともに進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは議事に入らせていただきます。まず次第の中にあります4の議題(1)でございます。座長、副座長の選任についてです。
今回は第6期県民会議の初回となりますので、会議の座長と副座長を選任する必要がございます。選任までの間は引き続き、事務局で進行を務めさせていただきたいと存じます。
まずは、座長の選任でございます。当会議の設置要綱第4条の規定に基づきまして、座長については、委員の互選により選任することとされておりますので、どなたかご推薦をいただければと存じますが、いかがでしょうか。

(鈴木委員)
鈴木です。私はできないんですけど、もし事務局の方でですね、案があったら、提示していただいた方がいいかなと思うんですが、いかがでしょうか。

(事務局)
はい、ありがとうございます。それでは、僭越ながら事務局よりご提案申し上げます。第1期の県民会議から、委員を務めていただいておりまして、第5期では、座長も務めていただきました。横浜国立大学の大原委員に座長をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。

[異議なし]

(事務局)
ありがとうございます。それでは、大原委員にご就任いただきたいと存じます。大原委員恐れ入りますが、座長席にご移動をお願いいたします。
続きまして、副座長の選任でございます。要綱の規定に基づきまして、副座長は、会長の指名した者をもって充てることとされております。大原座長からご指名をお願いできればと思います。

(大原委員)
大原です。前回もそうだったのですが、バリアフリーの街づくりということで建築関係の方から、私が何かあったときの代理ということで、副座長をお願いしていました。今回も建築士会の、今回新任ですけれども、太田委員にお願いしたいと思っております。よろしいでしょうか。

[異議なし]

(事務局)
ありがとうございます。それでは太田委員にご就任いただきたいと存じます。恐れ入りますが、副座長席に御移動をお願いいたします。ありがとうございます。それでは、大原座長からご挨拶をお願いいたします。

(大原委員)
はい。大原です。ご紹介ありましたように最初の頃からですね何となく顔を出してるということぐらいしか、皆さんとの違いありませんけれども、そういう意味でも、これまでの経緯を踏まえてですね、今期ですね第6期もこの、バリアフリーの街づくりをさらにユニバーサルに広げていくという形で、まとめ役をお引き受けした次第です。メンバーも前回と大分変わりましたし、先ほどのお話でいろいろな方向性が見えてきていると思います。すべて私も大変ご最もだと思う方向性が幾つかもうすでに出てきていると思いますので、ぜひ次の段階に発展させていきたいと思っておりますのでよろしくご協力をお願いしたいと思います。

(事務局)
ありがとうございます。それではここからの進行は大原座長にお願いいたします。

(大原委員)
はい。それでは進行ということでですね、今日議題が1から4までありまして、1がこの座長副座長の選任ということですので、2から早速始めたいと思います。もうすでに、
時間が大分経っておりますので、それから膨大な資料皆さんも大変重たいというか分厚い資料がありますので、内容的にかいつまんでですね、事務局から説明をしていただいて、それで一つ一つ、ご意見等をいただきたいと思っています。
それでは、議題に入る前に、まずお諮りしたいことがあります。先ほど事務局の説明の通り、本日は代理出席の方が1名いらっしゃいますけれども、委員ご本人の代理ということで、正式にこられてますので発言権を付与したいと思いますが、これはご異議ございませんですよね。よろしくお願いします。代理出席の方に発言権を付与するということで、対応します。よろしくお願いします。
それでは議題2というところですね、「第6期県民会議の活動について」というところです。今回は委員の皆様と顔を合わせるのは2年ぶりという感じになりますね。前回実は書面会議で3月に行ったときはこの会議として、対面で皆さんと合っていませんので、これまでの経緯等についての資料を、事務局でまとめていただいているようです。それでは資料1と2の説明をお願いします。

(事務局より資料1・2の説明)

(大原委員)
はい、説明ありがとうございました。それでは、これに関してのご意見等をいただきたいと思います。今までも様々なイベントとかですね、普及啓発を目的とした様々なイベントとか、わかりやすいリーフレット・パンフレット等の作成だとか事例集作成とかですね、それからこの県民会議から、発信したいということでいろいろな提案をまとめて提言というような形でまとめてきたという、今までの経緯があったかと思います。今期の活動も、資料2の方で、いくつか出されているところですけれども、主にこれからどうするかっていうこの今期の活動についてのところで意見いただけるとありがたいなと思っています。もちろんご質問等でも構いません。いかがでしょうか。

(中野委員)
慶應の中野でございます。現在、国の動きがものすごく大きく動いております。特に国土交通省のバリアフリー法は、大きく変更をしようとしております。それから文部科学省における心のバリアフリーに関する教育は、学習指導要領の中にも位置付けられ、なおかつその内容が、優しさモデルを脱却し、障害の社会モデルをちゃんと世の中に伝えていくという考え方に変わりました。すごく大きな変革が行われているので、そういった内容を勉強するような場があっても良いのではないかと思います。ぜひご検討いただければと思いますがいかがでしょうか。以上です。

(大原委員)
ありがとうございます。大変、私も賛成です。事務局の方でいかがでしょうか。そのような機会を考えていただけますでしょうか。

(事務局)
はい。神奈川県地域福祉課の佐野です。ご意見ありがとうございます。確かにとても大きな動きが、今国の方でもなされているというところでその根っこにはやはり障害の社会モデルといった考え方等があるというようには理解しているところです。何かこういった内容を勉強する、皆様の勉強会みたいな、そういう場があったらいいというようなことかと思いますけれども、イメージとしては、例えばこの県民会議の何か部会みたいな形で設置とか、それとももっとラフな形で、では2ヶ月に1回勉強会やりましょうっていう形で、この日やるので来られる人は来てくださいねっていうような形でやるとか。県民会議の正式な集まりというと、なかなかこう恐縮ですが予算の絡みもあって、謝金等が、なかなか難しい部分があるんですけど、ただやはりそういう勉強は重要かと思うので、集まれる方が集まるようなちょっと手弁当みたいな形にはなるかと思うのですが、そういうようなイメージで、よければ、ぜひやってみるといいかなと個人的に思っております。いかがでしょう。

(中野委員)
会議として実施するのが難しければ、例えば、障害福祉課等での公開の事業として、心のバリアフリーについて学ぶための何かイベントのようなものを開催していただいて、そこに我々も参加できるようにするというイメージでも良いかなと思います。そうすると、より県民に広げていくという役割も果たせるのではないかと思います。特に心のバリアフリーは、今かなり考え方を大きく変革している時なので、ちょっと古い考え方がそのまま、何度も繰り返されていくと、かえって誤解が広がるだけです。障害のある人がかわいそうな存在として見られてしまうというのは、ぜひ変えていくべき必要性があり、今省庁を挙げてこのような考え方を変えていく取り組みをやっています。後で議論するパンフレットにも出てきますが、例えば、車椅子の人がトイレ利用ができないという問題を、これまで、マナーの問題で片付けていたんですが、国交省は今回大きく考え方を変えました。「マナーではなくルールだ」いうふうに、大きく変えました。ちょうど今日からキャンペーンを開始したところです。このあたりも、県内の事業者にとっては大きな変革っていうのが行われていることなので、ぜひそれを知っていただきたいと思います。それから3年以内にすべての事業者に対して、合理的配慮が義務化されることが法律で決まっております。3年っていうともう時間がありませんので、少なくとも県内の事業者が3年以内に、服務規程を含めて全部書き換えはしないといけない話になると思いますので、そのための準備をどういうふうに進めていくかっていうことも考える必要があります。単年度でなくていいのですが、勉強会をしっかりとしていかないと、国の大きな動きについていけないのではないかなと思います。ぜひこの会議だけではない形でイベントを、計画していただけるとありがたいかなと思います。以上です。

(大原委員)
はい、ありがとうございました。

(鈴木委員)
私の方からは2点あります。今1点目のいろんな意味での研修についてなんですけれども、これは、今いろんな形で、リアルで集まらなくても、オンラインっていうかリモートっていうか、そういう方式であれば、大きな会場を用意することもなく、設備だけあれば可能かなというふうに思うので、ぜひそれを進めていきたいなというふうに思っているところでございます。それから併せて、私どもの団体で、その現状として各事業団体といいましょうかそういったところの取り組みなんかも、当事者に知らせていきたいと思うので、今後ですね、この加盟団体の方たちに、研修なり後援をお願いすることあるかなというふうに思っていますのでその節をお願いします。そこまでが1点目です。
2点目なんですが先ほどのパンフレットの作成ということがあったんですけど、あんた知らないのかって言われちゃうと申し訳ないんですが、これの概要版のいわゆる点字文と、それからテキストデータというようなものというのは、あるのでしょうかあったら教えていただければと思います。以上です。

(大原委員)
はい、ありがとうございました1点目はそういう形でオンラインでぜひやっていただくように、これは事務局の方にもお願いしたいと思います。2点目のリーフレットに関しては
後でまた。

(事務局)
はい。リーフレットにつきましては今後作成していくものになっていきますので、当然その中では、情報アクセシビリティというところを考慮して、考えていきたいと思っています。なのでテキスト文であるとかそういったところも含めて、検討を進めたいと思っています。よろしくお願いします。

(大原委員)
ありがとうございました。合わせてセミナーとか勉強会とかそういうようなものは複合的に、この会で流していくのを含め、それから一般に、公開でしていくことも検討していただくということで、よろしくお願いします。

(猿渡委員)
猿渡です。私東京に行った時もなんですけど、エコモ財団さんの研修で結構、いろいろとですね、やっぱりDPIのバリアフリー部会の方にも所属してまして、UD、ユニバーサルタクシー手続きもうトヨタのUDさんと、やっぱりロンドンタクシーさんとどっちが乗りやすいかとか、いうことをやったり観光バス、空港リムジンの方ですね。京急さんとかありましたようにそういうバスの、実証実験をやったりとか、普段からも鉄道なんかに戻るんですけど。私相模原に戻ってきて、相模原でも神奈川JRさんだと横浜支社さんとずっと話し合いなんかをさせていただいて、駅のバリアフリー化とかやっているということもありますし今交通バリアフリー教室なんかでも交渉させていただいたので、やっぱりそれぞれのうちの事業としては県の委託の事業をやってますけれども、心のバリアフリーというよりかはやっぱりソーシャルインクルージョンとして、誰も排除しないっていうところの観点で、やっぱり考えていただくってことと、そのQRコードを読み取ってiPhoneだけじゃないんですけれども、音声で読めるっていうと、やっぱり僕もADHDとか持ってるので、わかりやすいっていうところでですね、そういうこともやっぱりあると思うので、あとやっぱり知的障害の方とかだと、今日神奈川憲章着てますけれども、それでも、知事とお話したときに、神奈川憲章がわかりにくいとか、あとは僕らよく県のホームページ見てるんですけども、県のホームページがすごく見づらいんですよね。他の市区町村県内の市町村だとわかりやすかったりとか、変わってきてるところもあるので、もう少し県庁のホームページの、作成とかですねやっぱりアクセシビリティをしっかりしてもらって誰でもがアクセスしやすい方法とか、こういうふうなことを具体的にやってますっていうことはですね、県民の方に広げるっていうことは、県のホームページだけではなくて、やっぱりデジタルデバイドの方もいらっしゃるので、紙状態として読めるんであれば、県のたよりとかにこういう会議をやってますみたいなことを載せていただくと。広報だけではなくて、報告としていいんじゃないかなと思いました。以上です。

(大原委員)。
ありがとうございました。事務局から何か。

(事務局)
はい。ご意見ありがとうございます。ソーシャルインクルージョンが大事ということは本当にその通りだなというふうに思っています。また、例えばこれから作るリーフレット等についても、切欠等と音声コードをつけていくとかそういった工夫も図っていきたいというふうに改めて思ったところです。県のホームページにつきましては、情報関係の課が別にありますので、しっかり伝えていきたいと思っています。県においてもJISの基準等に基づいた、規格にも達成するということで計画を立てて、進めていますが、しかしなかなか見づらい部分があるということは、伝えていきます。以上です。

(大原委員)
はい、ありがとうございます。

(関根委員)
はい。関根です。今の猿渡さんの提案すごく正しいなと思いますね。その件に関連してなんですけど、ホームページの要望についてなんですが、ホームページの基本的な部分とか、こういった種類に関しても、やさしい日本語を使っていただけると、それだけで非常に多くの例えば、在日の外国人の方、旅行者、方たちも使えますし、AIで手話に変換するとかですね、そういったところにも使えていくんですが、ですから、公的な機関がお出しになられる様々なパンフレット類というものも、もうベースはやさしい日本語で作っていただくっていうふうにしていただけるとすごく助かります。これは事業者の方にもお願いしたいと思いますので、ぜひ皆さんもやさしい日本語を勉強していただいて、災害時とかものすごく役に立ちますので、それを考えていただければと思います。ホームページもちゃんとユーザビリティ頑張りましょうね。はい。何かあったらお仕事ください。

(大原委員)
ありがとうございます。いかがでしょうか。あとですねこの資料に関してというか、今回の活動についてというのは一通り一応活動内容として案が出されてるものに加えて、やはり今の話まとめますと、まずはその考え方とか理念のあたりを、事例集もちろん集めることは大事ですけれども、考え方とか理念ですね、これからの方向性を考えていく上で、それをちゃんと多くの人に、共有理念として、持っていただくという活動をぜひ加えてもらいたいというのがあったと思います。そのためにはやはり技術的にも、情報のアクセシビリティを高めて、情報をきちんと伝えていく、伝えやすくしていくというような辺りの技術的な配慮っていうのが、求められてるかなあと思いますので、今期の課題の一つとして大きくその辺は取り上げていただければと思います。

(鈴木委員)
いいですか。はい。すいません。ここの会議の議論になるのか、それとも障害者の福祉施策の方になるのかが私のところでちょっと整理ができていないのですが、というのは、手話言語条例というのが神奈川県にはあるんですけれども、点字が文字だというような条例は神奈川県ではなく、さらに、いろんな人たちが情報コミュニケーションで困っているということに関して、それに対して、県の条例として情報コミュニケーション条例みたいなのも作るというふうなのは、ここの会議のものなのか、それとも、いわゆるハード面、ソフト面でいうところなので、ここじゃなくて、障害者施策審議会の方なのかというところの整理は、どうなりますか、お尋ねです。

(垣中課長)
地域福祉課長の垣中といいます。よろしくお願いします。今、手話言語条例を県で作っておりましてそれは別に、点字文字という条例、そういったことだと思います。所管的な話をさせていただきますと、障害福祉課という課が別途ございまして、そちらの方のベースとした会議でのお話かなとは思っておりますけども、今いただいた意見につきましては、所管課の方にきちんとお伝えをして、こういったご意見あったということを、伝えていきたいと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。

(大原委員)
はい、ありがとうございました。休憩を取らないといけないっていうので、ちょっと時間をおしているんですけど、大原の方からですね、今のことも含めて、実はこの県民会議ではとにかくこのハードのバリアフリー整備にとどまらない様々なインクルーシブのあり方とか、ユニバーサルデザインに向けてのもっと幅広い議論というのが必要だし、それは、県の庁内でも、他の部署と連携をして、広げていって欲しいということは、何度か提案として皆さんからお聞きしていると思います。その辺も引き続き、ぜひ、所管課から他の課にぜひ広げていっていただきたいと思いますし、それは私からもお願いしたいと思っています。1時間経過してしまいました。5分ほど休憩をとり、前半、この今後の活動内容等について今ちょっとご意見を伺ったところですけど、他にもまた後で思いつかれたような場合には、事務局の方にぜひ個別にいろいろご意見提示していただければいいと思います。この件について一旦ここで終わりにして、次の議題から休憩後に、急いで進めていきたいと思います。

(大原委員)
引き続き、次の議題に入りたいと思います。それでは、後半を始めたいと思いますけど、先ほどの今年度、今期の活動についてというのがありましたけれども、それの詳細、具体的にどういうことをやるかということが資料3・4として、次に、説明をいただけるということだと思います。資料3というのは、県民会議からの提案書の概要版リーフレットという、それから資料4というのは、普及啓発活動という、コロナの状況の元での、普及啓発活動ということで、この説明を事務局からお願いしたいと思います。

(事務局より資料3・4の説明)

(大原委員)
はい。それでは、資料3に関するもの4に関するものありましたが、時間はあまりありませんけど、とにかくご意見とか、ご提案とかですね、お願いしたいと思います。

(中野委員)
すみません。中野でございます。たびたび申し訳ありませんが、資料3については、基本的な考え方が、障害の社会モデルで構成されていないと思います。
障害のある人や高齢者はケアされる対象であって、そのケアされる対象に対して、健康な県民がケアしましょうというようなストーリーになっていて、今、国で進めようとしている障害の社会モデルの考え方からは、解離していると評価いたします。資料3については以上です。

(猿渡委員)
さっきも中野先生が言われたのですけれども、バリアフリーという言葉も古いんですけど、インクルージョンとかも含めて、例えば資料を他のも読んだんですけども、地域と県の役割っていうところでも地域ってどこを指してるのかとか、障害を持ってる人も社会モデル、権利条約で社会モデルと言葉出ましたけど、子供たちに社会モデルって何と言われてもわからないのですよね。それで、環境調整するとか言われてもやっぱりわからない。それって何というところから入っていくってこととか、いまだにそのバリアフリーって使っていて、確かに僕らも総合学習とかで、社協さんと一緒に障害を持つ人の話をして、逆に、キャブとかも社協で持ってるところもありますし、そういうところに来てもらって、私は車も乗ったので、ファンカーゴみたいに改造してる車と、キャブみたいな車とどういうふうに違うかみたいなことをお話をしたりですね、あとは、文京区に行った時に心のバリアフリーハンドブックっていうのを作ったんですけど、障害持っている人の障害と、こういうふうな絵があったときにどんなところ工夫すれば、みんなと一緒に生活できるのかみたいなことで持っていったんですよ。なので、社会モデルって言っても医療モデルもわからない、その障害を持ってる人は障害のない人に近づく教育を大切にして近づいていって、それがトラウマになって、自閉症の方にパニックが起こったりします。そういうことが、社会に出たときにどういうふうになればパニックが起きない、起こす機会が減るとかそういうふうなことも含めて、障害ということを理解してもらうということとか、環境を変えるということは難しいことではない部分もあると思うんですよね。
前のバリアフリー法の時に、最低基準の11人でエレベーターを作ったことによって、皆さんが乗れなくなったんですけど、最近は20人とか15人とか増えてきたので、横浜駅なんかも相当神奈川県のバリアフリーの方、キルプの方で、全体の事務局をやっていたので、要望とかを言って大分良くなったんですけど、そういうところで普段歩いている小学生やお母さん方が気づかないんですけれども、相模原でやってるような地域のまちづくりで、いろんな方が一緒に町を歩いていって、バリアフリーだけじゃなくて講演をしていく、触れ合っていく、関わっていくっていうことで、まちづくりを変えていこうじゃないかっていうふうな取り組みを、バリフェスとかがあると、行ってきたよってで終わっちゃうんですけど、実際に県知事も体験しましたけど、じゃあどういうふうにしたらよくなるのか、当事者が質問したりしていくことで、みんなで考えられるんじゃないのかと思っているので、そういう方向を、それから考えていくというんですかね。ICTとかも今あるので、学校では色々あると思うのですけど、ICTが入ったことでLDのお子さんとかいろんな方が、授業を受けれるようになったけれども、まだ、特別支援教育で分けられている。そこはやっぱり考えていく必要があるんじゃないかと思います。以上です。

(大原委員)
はい、ありがとうございました。続けて鈴木さんからお願いします。

(鈴木委員)
このパンフレットの「街も、わたしたちもバリアフリーなろうよ」というところの1ページ目のところの真ん中辺だと思うんですが、ここの文章がちょっと私は気になったのです。というのは、学校やご家庭で、お友達はお父さんお母さんと一緒にという文言があるんですね。ここのところの学校やご家庭ではいいんですけど、お友達はお父さんお母さんっていうところが、家族の人というふうに変えた方が今の時代はいいのかなとちょっと気を使ってみました。
それから、スライドの12なんですけれども、事務局提案でこういろいろやるという話がある中で、12とそれから、18のスライドのところですね。三つ目、これね、いろんなことで障害の当事者とか、そういった人たちが学校に行くのはわかるんですが、教育委員会もちゃんと巻き込まないと駄目かなって思っています。それと、行ってびっくりするんですが、3時間半ぐらい、3クラスぐらいお話をさせていただいて、交通費にもならない2000円だったりとかするんですよ。お金を儲けるつもりはないです。でも、半日人を拘束して、2000円ってどういうことよ。交通費ないんだからとかね、私がケチなのかもしれないんですけど。それに、最近、総合教育の中で、当事者を呼んでとか、いろんなところが、時間数をずっと見ると減ってきています。それだと、やっぱり学校の中で、どうなんだろうというふうなことを踏まえて、教育委員会のところも絡めてお話したほうがいいかなというふうに思います。以上です。

(和久井委員)
私も同じようなことなんですけど、今日の会議に教育系の人とかが全く参加されていないっていうところで、このスライドの中で、学校教育に行ってこれだけ書いてるのに、県の方から、そういう方が1人もいないのはすごく残念だなって思いました。
教育も、教育する先生の理解がちゃんとしなければ、ちゃんとした社会モデルが伝わらなく、ますます障害者かわいそうだから助けてあげましょうねという、このパンフレットと同じようなものができてしまうので、先生もちゃんと理解がある人が、学校教育をしていかないと意味がないと思うんですよ。どんどん障害者かわいそうというものに位置付けられてしまうので。そういうことを踏まえると、こういう、今日の提案の、このスライドの中に学校教育に向けてっていうふうに書いてるのに、学校教育系のことの県の方がいなかったのが何でかなっていうふうにちょっと思いました。

(事務局)
地域福祉課の佐野です。資料の4に関しまして、今後の学校や地域に向けた教育の充実というところで、教育委員会の担当とは話をして、今後、県民会議の皆さんと一緒に、事務局で検討する際には、ぜひ入って欲しいという話はしていますが、今日は、参加ができなくて申し訳ありませんでした。
それからリーフレットの件も本当に申し訳ありません。私どもの方で、認識が不十分で、また設定的にも、車椅子のおばあさんと、小学生の女の子と二つにしてしまって、それで結局、視点が小学生の女の子のところだけしか今持てておらず、結局おばあちゃん自身はどうなのかというところも全然入れられていません。ここは設定の仕方からの視点から変えていかないとなかなかちょっと盛り込んでいくのが難しくなるのかなと思っています。改めて確認してきちっと入れるようにしたいと思います。

(和久井委員)
補足で、そのリーフレットの件なんですけど、何が障害を作ってるのかというのが書いてないから社会モデルが伝わらないと思うんです。その場に行って、声をかけましょうというのはすごくいいことだし、そこを否定してるわけではなくて、何が障害を作ってるかということを提示することが社会モデルですよね。

(事務局)
この作り方として、ストーリーとしてやっていく中で、そこの見せ方というところを考えたいと思います。例えば東京都の参考で「心のバリアフリーの実践に向けたハンドブック」とかもあるんですけど、うまくそういったところがわかるようになっていたりもするので、工夫して考えたいと思います。

(関根委員)
せっかくこれだけいろんな人が集まってるんだから、県庁の人だけがすごく苦労してこれを作っていくっていうんじゃなくって、本当はここのメンバーの知恵を集めて、この教育プログラムが、このパンフレットのストーリーを考えていったらいいんじゃないかと思うんですよ。だから、すごくオールドメディアではあるのだけど、このメンバーのメーリングリスト作りませんか。例えば中野先生が、国の方針はこんなふうになってるよって言ったらそれを教えて欲しいし、それについては例えば和久井さんや猿渡さんや鈴木さんから、当事者としてはここはこうだよねっていう意見も欲しいし、ここの中に入ってないけど精神障害、知的障害の関係者に、連携のある人もいるんだから、この人たちの感覚ではきっとここはこう書いて欲しいよねっていうところもあると思うんですね。だから、せっかくだったらこの2つの3と4については、この1回の委員会だけで終わっちゃうんじゃなくって、みんなの知恵を持ち寄って、良いものを作るっていう会にしませんか。
ぜひ、県庁の人たちだけで苦労しなくていいんじゃないかなと思うので、騒がしくて困るというかもしれないけど、でもお手伝いしたいので、よかったら手伝わせてください。

(垣中課長)
大変心強いご意見ありがとうございます。我々もこのA3資料を作る時随分悩んで、作ったところもございます。メーリングリストという意見いただきました。もし皆さんご了解いただけるのであれば、そういった形で進められればいいかなというふうに思っております。

(中野委員)
今の提案は私も大賛成です。今日十分に情報提供できないのですが、例えば、教育啓発特定事業が国土交通省で始まっています。実は私もこの事業のメンバーなので、そこで何が議論されているかということについてよく知っていますので、そういった情報も可能な限りでシェアさせていただきながら、ブラッシュアップできるといいなと思います。私は少なくとも謝金等なしで、当然協力をさせていただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。この議論の中で、県民に向けてのメッセージを検討するわけですが、一般市民だけではなくって、事業者等に対しても、メッセージがないといけないと思うのですね。
バリアは何が作ってるのかと考えていくと、実は、障害のある人たちのことを考えてまちを作ってこなかったことがつくり出しているのです。そのことを理解してもらう必要があるのですが、市民だけではなく、神奈川で事業を展開している事業者の方々には、心のバリアフリーやユニバーサルデザイン、そして社会モデルの考え方をしっかりと知っていただく必要があります。そういう役割をこの会議が果たせると良いのではないかなと思います。
それから、せっかくまちづくり関係の会議なので、神奈川県のいろいろな観光地が老朽化していて、バリアフリーの機能が果たせていない場所があることも議論できると良いと思います。例えば、階段前の点字ブロックが機能しないと、視覚障害者が転落して、場合によっては大きな事故になります。違法ではないとしても、そういう危険な状態のものを県民としてはそのまま放置するわけにはいかないと思います。市民が見て問題があるものに関しては吸い上げていくっていうようなことも、この県民会議の中で、市民に対する働きかけとして実施していく必要があるんじゃないかと思います。点字ブロックについて言えば、今、薄い黄色の点字ブロックが随分、増えてきました。これには、弱視の人達が困っています。点字ブロックの色が薄くて目立たないと、視覚障害者にも見えにくいし、点字ブロックがあることがわからないために、車椅子や高齢の人たちにとってもとても困ります。こういう声を集めていくのも大切じゃないかなと思います。以上です。

(大部委員)
情報として、提案とかでも何でもないんですけども、私は、教育の、今県立高校のインクルーシブの推進支援員をやらせていただいていて、県立高校の中の管理職の中には、本当にユニバーサルデザインを各先生たちに、職員会議ごとにお伝えしてるという状況もございます。そしてフロントゼロという子供たちが見やすい状況を、どの障害があってもなくてもという教室に繰り広げてることを頑張ってらっしゃる方もいらっしゃいます。そういう方たちを本当にここの会議からバックアップできるような、本当に地道に皆さんやってらっしゃるので、それを助けてあげて欲しいなというのを感じております。以上です。

(猿渡委員)
そうですね、教育がいないんでわかんないんですけど、相模原で医療的ケア、マイケア、これから法律でできるようになったんですけど、その必要な子が入れてないんですよ。学校に行って、いのくらとか、高校を実現する会とかでもうやってるんですけども、やっぱり一貫して、医療的ケアが必要な人は難しいと言われたりとかですね。あと、私たちのセンターはいろんな、当事者の方を入れて、出前講座という障害の理解促進研修とか心のバリアフリー研修で、いろんな方を呼んでるんですけれども、やっぱりそういう方で横の繋がり、すごく当事者団体としても薄くなっているし、できればここの中に育成会のお母様方もいらっしゃいますけど、やっぱり当事者精神の当事者や、僕は発達も持ってますけど。難病の方とか本当に、普段出て来られない方々と、例えば、前もZoomでやったらどうなのかっていうこともありましたけど。障害の展望委員会なんかだと、Zoomで入ったりするので、そういう方にも意見いただいて、知的の方だと一緒に活動してるんですけど、どういうところが難しいかきっぱり言うんですよね。
なので、その障がいの社会モデルで、社会が問題だよって言われても、普通に動けてる人に関しては、やっぱり車椅子になったり、松葉杖ついたりしないとバリアってなんなのかわからないんですよね。なので、DPI研修障害平等研修の簡単なものをここの中で見るとか、やってみるとかして、僕らはDPIでバリアフリーのリーダー養成研修でも上大岡はできあがっていけれども、そこをチェックして、ここバリアフリーじゃないよねってことをやったりしてるんですよ。そういうようなことも含めて、それぞれの団体がどのように2020に関わったりとか、その交通バリアフリー教室だとかいろんなことやってるので、そういうところをメーリングリストでもよいので、とか、いろいろとサイトも変わってますよね。チェックアトイレがあったりとか、他の車椅子関係とか、そういういろんなところがあるよっていうのも例えば県のホームページから探せるように、ワンストップサービスで何かそういうことが、県民会議の中でできると、どこに行って、どう探せばいいのかってことも、そういうことが何かこういうところで議論できるといいんじゃないのかなって思います。以上です。

(大原委員)
はい、ありがとうございました。いろいろご意見出ましたけれども、今日はこういう形で、何らかの形でリーフレットなり普及版の何かを作っていくっていうことに関しては、おそらく、皆さん異論がないと思いますが、作り方に関して、それからその前の前提の目的っていうかな、その内容に関してのご意見がちょっとありましたので、ぜひ、メンバーそれから私の方からは、リーフレット作りのワーキンググループでも組織してもらうといいかなっていう提案をしようかと思ってたんですが、今皆さんからのお話では、少なくともこの県民会議のメンバーの人たちがある程度参加して、リーフレットづくりっていうか内容をシェイプアップしていくっていうより発案していくというもっと前の段階かもしれませんが、関わっていただけそうだということがわかりましたので、ちょっと手戻りがありますが、ぜひもう一度、最初から作り上げていく段階から皆さん参加していただいて、その中には今メンバーにない、教育委員会関係、教育の関係、県の中の教育関係のスタッフ等も入れるというようなことで、もう一度作り直すっていうと申し訳ないけれども、もう一度ちゃんと考え直して、進めていくということで、今日のところは、そういう結論でよろしいでしょうか。事務局の方にお聞きしますけど、そういう形で仕切りなおして進めていただけますでしょうか。

(事務局)
はい。了解しました。また改めてということで、事務局の方から進め方は確認して、今メーリングリストもご提案いただきましたが、そこにご参加いただける方とかですね、そういったところも確認しつつ、それを構築して、ご一緒にぜひよろしくお願いできればと思います。ありがとうございます。

(大原委員)
ありがとうございます。それに関連して資料4の方に関しても、今いくつかご意見が出た中では特に普及啓発、それから教育に関してのところのご意見が大きかったかもしれませんが、その辺は今のリーフレット作りと同じように、皆さんからのご意見いただいて進めていくということにしたいと思います。ちょっとすいませんこういう会議でなかなか細かいところまで検討ができない。時間的にも申し訳ないので、ぜひそういう形で、別の方法で議論を深めていくことをお願いしたいと思います。ということで、私の交通整理があまりうまくいかなく、時間が来てしまいましたので、今のこの具体的な進め方に関しては、そういう形で時間内に収まりきれませんでしたけれども、引き続き検討を進めていただきたいと思います。
あと、実はあとその他事項があるのですけれども、報告事項なのですけれども、議題の4というところですね。資料の5と6に関してですが、簡単に説明していただいて、できるだけ早く皆さんにご理解いただければいいかなと思います。お願いします。

(事務局より資料5・6の説明)

(大原委員)
はい、ありがとうございました。資料5・6等に関しまして、それでは、質問とかご意見とかありますでしょうか。

(中野委員)
資料6についてですが、11月の日付で出されるということで理解よろしいですか。といいますのは、先ほど申し上げました国土交通省の教育啓発特定事業で、現在ガイドラインが作られていまして、そのガイドラインの中で、こういったグッドプラクティスを上げるにあたって、どういうものをグッドプラクティスとすべきか議論が行われています。
その観点からすると、この中に上がっているものが、国土交通省がこれから出すガイドラインと合致しないものが出てくるかもしれないと思います。国交省のガイドラインより前に出ていれば、この資料はガイドライン前ですという説明ができますので、良いと思いますが、その点ちょっと確認をさせていただきました。
それから、ガイドラインが多分今年度中には国交省から出ますので、すぐに改定をしていかないと、神奈川は古いガイドラインに従っているということになってしまうので、その点もぜひご検討ください。以上です。

(事務局)
今この11月というふうになっていましたけど、会議が12月ですので、12月というふうにするつもりでおります。先生がおっしゃるように、これはまさに皆さんからいただいた実践事例を載せていて、そこからのさらなる選抜というところは、今後の課題になっておりますので、国交省のガイドラインが出たら、それを踏まえて、また改訂の検討案は必要かと思います。

(大原委員)
ちょっと確認ですけれども、それは今の時点で、とりあえず出しておくことが大事だということで、すかさずガイドラインが出たら、それに沿って改定をするということでよろしいですか。

(事務局)
そうですね。グッドプラクティスというところの選考作業を、さらに経ていくっていうようなことは課題かと思っていまして、それは3月の協議会でもご指摘いただいてますので、ただ、今はあまりそこのところはこだわりを入れずに、一旦皆さんからこういう取り組み事例をいただいていますというところで出して行きたいと思っています。

(大原委員)
それでは、資料たくさんありますが、一応報告事項ということですので、また何か気がついたことがありましたら、事務局の方にお知らせいただくということで、今日のところはこれで一応議事4件というかな、すみません、私の方でもあまりうまく取りまとめできず、宿題がたくさん出ましたけれども、皆さんもご協力いただいて、こなしていきたいと思います。
今後とも委員の皆さんとの取り組みが欠かせませんのでご協力よろしくお願いします。それでは事務局にお返しします。

(事務局)
皆様本日は本当にご多忙の中ご出席をいただきまして、ありがとうございました。それでは、今日のところはこれをもちまして第20回の神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を閉会させていただきます。ありがとうございました。

 

会議資料

委員紹介資料(エクセル:28KB)

資料1 神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議について(ワード:94KB)

資料2 第6期県民会議の活動について(ワード:30KB)

資料3 「県民会議からの提案書」概要版リーフレット作成について(ワード:23KB)

資料3 「県民会議からの提案書」概要版リーフレット作成について A3版資料(ワード:344KB)

資料3追加資料 「県民会議からの提案書」概要版リーフレットにおけるストーリー内容について(たたき台)(ワード:22KB)

資料4 第6期県民会議における普及啓発活動について~新型コロナウイルス感染症対策下での普及啓発活動について~(PDF:582KB)

資料5 神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例の見直し検討について(ワード:40KB)

資料6 みんなで創るバリアフリーの街づくり 取り組み事例集~「県民会議からの提案」に関する参考資料~(ワード:2,168KB)

参考資料1 神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例(ワード:64KB)〈全体参考〉

参考資料2 神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議設置要綱(ワード:35KB)〈全体参考〉

参考資料3 みんなで創るバリアフリーの街づくり~県民会議からの提案~(ワード:663KB)〈全体参考〉

参考資料4 類似リーフレット(PDF:1,027KB)〈資料3関係〉

参考資料5 街も、私たちもバリアフリーになろうよ(平成24年9月発行)(PDF:2,992KB)〈資料4関係〉

参考資料6 提案内容の実践及び先進事例について(令和3年3月)(ワード:454KB)〈資料2関係〉

 

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部地域福祉課です。