第8回「かながわ商店街大賞」の決定について

掲載日:2020年1月9日

第8回「かながわ商店街大賞」が決定。大賞は「協同組合藤沢銀座土曜会」

2020年1月7日

第8回かながわ商店街大賞集合写真

神奈川県と県内の経済団体からなる「かながわ商店街大賞実行委員会」による、第8回「かながわ商店街大賞」が以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
「かながわ商店街大賞」は、神奈川県内の頑張っている商店街の優れた取組みや、商店街との積極的な連携を図っている大型店・チェーン店などの優れた取組みを表彰し、広く紹介することにより、あらためてより多くの県民や来街者の皆さまに商店街の役割や魅力を知っていただくとともに、他の商店街の活性化の取組みの参考としてもらい、県内の商店街全体の活性化に寄与することを目的とするものです。

応募数

商店街部門:13団体(応募期間:令和元年8月6日から9月20日)

大型店・チェーン店部門:3店(応募期間:令和元年8月6日から9月20日)

受賞団体

【商店街部門】

大賞:協同組合藤沢銀座土曜会(藤沢市)

準大賞:藤棚一番街協同組合(横浜市西区)

準大賞:久里浜商店会協同組合(横須賀市)

特別賞:衣笠仲通り商店街協同組合(横須賀市)

【大型店・チェーン店部門】

大賞:コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店(川崎市高津区)

準大賞:MEGAドン・キホーテ綾瀬店(綾瀬市)

特別賞:鈴木水産元住吉店(川崎市中原区)

授賞式

令和2年1月7日(火曜日)15時から 県民共済プラザビル メルヴェーユ

主催:かながわ商店街大賞実行委員会

神奈川県・公益社団法人商連かながわ・神奈川県商店街振興組合連合会・一般社団法人神奈川県商工会議所連合会・神奈川県商工会連合会・神奈川県中小企業団体中央会・公益財団法人神奈川産業振興センター

後援:神奈川新聞社・日本経済新聞社横浜支局・tvk(テレビ神奈川)

【問い合わせ先】
かながわ商店街大賞実行委員会
事務局:公益社団法人商連かながわ
電話:045-633-5184

講評詳細

【商店街部門】

大賞:協同組合藤沢銀座土曜会(藤沢市)
《世界一大きい金魚すくいなどの話題性高いイベントで地域を盛り上げる》
JR藤沢駅、北口に広がる商店街で、戦前から栄える藤沢の代表的な商店街。メイン通りはモール化して石畳の歩道となっており、夏の「世界一大きい金魚すくいゲーム」や「あんどん祭り」など、話題性のあるイベントを開催、地域の小学生などを巻き込み、20年以上継続している。
とくに、令和元年に21回目を迎えた「世界一大きい金魚すくいゲーム」は、単なる金魚すくいではなく、400メートル続く商店街の場を活かして世界一の大きさに挑戦するという発想と、それがギネス世界記録に認定されるなど長く継続してきた努力が高く評価された。
また聴覚障がい者に優しい商店街づくりとして筆記用具を各店に置く取り組みなど、地域に目を向けた取り組みを数々行っていることも注目に値する。

準大賞:藤棚一番街協同組合(横浜市西区)
《商店街の映画製作や空き店舗への誘致活動が街の活力を生み出す》
相鉄線西横浜駅から徒歩10分ほどの住宅地内の商店街。衰退し商店街の存続が危ぶまれた中で、若手店主らが奮起、空き店舗への誘致活動やイベントを積極的に行うようになった。
今では商店街に映画監督や建築家が拠点を持つようになり、活性化に寄与。また元々開催していた6月から8月の縁日や、地域の子ども向けイベント「藤棚こども笑店街」なども充実させた。
最近では「藤棚シネマ商店街」として、野外映画上映会の開催や、藤棚が舞台の映画制作などを支援。完成した映画を地域内にある映画館で上映するなど、他の商店街にない独自性高い取り組みが行われ、今後も期待が持てるとして高く評価された。

準大賞:久里浜商店会協同組合(横須賀市)
《大型店との連携カードや移動販売事業など常に先進的事業を展開》
京急久里浜駅周辺の6つの商店街の連合体。近隣のイオン久里浜店と連携し、全国で初の電子マネーWAONを使える商店街となった。現在は商店街のポイントを一体化させた「くりはまドリームポイント」を展開し、キャッシュレス化にも対応するなど、時代の流れに即し事業を進化させている。
他にも、近隣住民に商店街の商品を届ける宅配と移動販売を組み合わせた「くりはまお使い便」や、大学や市と連携して空き店舗に開設したレンタルボックスショップ「やすらぎ」など、地域の多様な層に向けた様々な事業を実施、さらにそれを継続し続けている不断の努力が高く評価された。

特別賞:衣笠仲通り商店街協同組合(横須賀市)
《商店街に子供の遊び場をつくり地域の憩いの場を創出》
JR横須賀線衣笠駅から続く全蓋型アーケードの商店街。隣接する大通り商店街と共に季節のイベントやポイントカードなど多様な事業を展開してきた。
中でも平成28年に空き店舗を活用して設営した「衣笠商店街まちなかキッズパーク」は、大型遊具があり、子どもが身体を動かして遊べる室内公園とあって、孫を連れたシニアや子育て世代の来街者を増やすことに成功し、地域住民同士のつながりを生む場にもなっている。子どもに焦点を当てたスペース導入で新しい客層を取り込む取り組みがモデル性を有するとして評価された。

【大型店・チェーン店部門】

大賞:コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店(川崎市高津区)
《商店街の地域一大イベントに場所提供、一緒に地域を盛り上げる》
田園都市線梶が谷駅近隣に位置する大型店コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店は、加盟する梶が谷駅前通り振興会の地域イベント「エルカジまつり」にイベント会場を提供するなど、9年の長期にわたり協力関係を持ち続けている。
同店はこのイベントに平成23年から参加、店舗入口前の駐輪場をメイン会場としてイベントに提供し、商店街の模擬店が使用する電気代なども負担している。またイベント時には同店の折込広告で「エルカジまつり」の広報も行っている。
こうしたイベントへの多面に渡る協力は他にあまり例がなく、さらに好立地の場所にイベントのメイン会場を設けることで、近隣住民に商店街と同店の双方の存在をPRできている。大型店と商店街が良好な協力関係を築いている好例であるとして高く評価された。

準大賞:MEGAドン・キホーテ綾瀬店(綾瀬市)
《商店街の核店舗として、一年を通じてイベントなどに協力》
MEGAドン・キホーテ綾瀬店は、厚木街道沿いの十字路、交通の要所でもある綾北商店会の一角に位置する大型店であり、商店街の核店舗として商店会と一年を通じてイベント協力などを行っている。
同店の駐車場を会場にして行う7月の「綾北祭り」は、商店街の中心で行うイベントとして地域に定着している。夏の七夕祭り、冬のイルミネーションでは商店街の各店と同様に飾り付けを実施。取付や取り外しなどの作業も共同で行っている。
また、商店街の清掃活動への参加など、地域に根差した店舗づくりが評価された。

特別賞:鈴木水産元住吉店(川崎市中原区)
《商店街のポイントカードにも加盟し、商店街の魅力の一翼を担う》
鮮魚販売チェーン店「鈴木水産」の一店、鈴木水産元住吉店は、東急東横線元住吉駅西口のモトスミ・ブレーメン通り商店街の中にあり、駅からやや距離のある場所に立地しながらも、新鮮な魚や海産物を買える繁盛店として集客力を発揮し、商店街の魅力の一翼を担っている。商店街イベントとしてマグロの解体ショーなどを実施したこともあり、商店街事業に大変協力的である。
商店街のポイントカード「ブレカ」にも加盟し、常に多くのポイントを付与・回収していることからも、人気の高さがうかがえる。商店街の端に立地する同店の集客力が商店街内の回遊性に貢献し、また商店街の魅力にも大きく寄与しているなど、チェーン店としてのモデル性を有するとして評価された。