神奈川県大規模小売店舗立地審議会の審議結果(令和3年度第2回)

掲載日:2021年9月2日

様式3

審議会等名称

神奈川県大規模小売店舗立地審議会

開催日時

令和3年7月20日(火曜日)から8月3日(火曜日)まで

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた県の基本方針により書面開催した。

開催場所

(書面開催)

出席者

(会長)貴村麻子、(副会長)碓井健寛、伊藤龍紀、大内孝子、大熊美音子、清水真人、田中伸治、薬袋奈美子

次回開催予定日

令和3年9月21日(火曜日)から10月7日(木曜日)まで

所属名、担当者名

商業流通課流通企画グループ 古川
電話番号 045-210-5605
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掲載形式

議事録

審議経過

1 (仮称)BRANCH茅ヶ崎3に係る新設届出について

 事務局から、届出の内容、前回の審議の概要を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)それでは、意見なしとして結審します。

2 (仮称)LABI茅ヶ崎に係る新設届出について

 事務局から、届出の内容、指針により求められる周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項、指針の各項目に関する検討状況を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)何か意見はありますか。
(田中委員)敷地内駐車場は立体駐車場ですが、隔地駐車場への誘導に必要な満車の判断はどのように行うのでしょうか。駐車場各フロアにも整理員がいるのでしょうか。それとも各フロアや車室に満空センサーが備えられているのでしょうか。
(事務局)設置者に確認したところ、「1階出入口に設置予定の満空表記により、また、オープン時などには駐車場内に一定数の人員を配置し、交通整理員間での連絡を行い、適切な誘導を行います。」とのことです。
(田中委員)交差点Bの渋滞発生時の出庫抑制について、駐車場出入口マル1付近の交通整理員が出庫抑制を要請するというご回答ですが、この方法は駐車場内の4階からの下りスロープに行列を滞留させることになり、安全面から好ましくないと思われます。また、車に乗り込んだ後の利用客にとっては他の行動を選ぶこともできず非常に苛立ちを感じるため、かなりの苦情を覚悟する必要があると思います。出庫抑制をするなら店舗内でアナウンスを行い、店内で時間を潰してもらう方が利用者には受容されると思いますが、いかがでしょうか。
(事務局)設置者に確認したところ、「駐車待ちスペースが出庫車両で渋滞するより前に、店内アナウンス等の対応を検討します。」とのことです。
(田中委員)来客車両がすべて敷地内駐車場へ向かうという想定の計算結果について、「同じ小売業者で立地が類似した既存店舗の実態調査データを用いて来客車両台数を算出し検証したところ、指標値を下回る結果となった。」とのことですが、具体的にどのような予測方法でしょうか。先日お送りいただいた資料に立川店の利用実態からのピーク時来台数予測とありますが、18メートルの場合171台、230メートルの場合242台という数字がどこから得られているのかが分かりません。そもそも、立川店は駅に近接した店舗だと思いますが、これを立地が類似した店舗とみなしてよいのでしょうか。
(事務局)設置者に確認したところ、「立川店は、商業地域に立地し、駅からの距離は約18メートル、直近の幹線道路は都道16号で店舗面積は6,451平方メートルの店舗です。本届出店舗である茅ヶ崎店も駅前の商業地域に立地することや両市の人口規模を勘案してこの店舗を類似店舗として選定しました。次に、立川店の駐車場利用台数の最大入庫台数のデータに、両店の店舗面積比率、パーソントリップ調査での自動車分担率、駅からの距離の特性による補正率を乗じて茅ヶ崎店のピーク時来客車両台数を参考として算出しました。予測方法は、上記の算出した台数すべてが敷地内駐車場へ向かう設定とし、交差点の現況交通量調査における交差点のピーク時の交通量に、上記で算出された当該店舗へのピーク時の来客車両台数とこれと同数の退店車両台数を加えて交通の予測を行っています。また、18メートルの場合171台、230メートルの場合242台という数字は、駅からの距離の特性による補正率を求めるための数字です。一般的には駅から離れるほど自動車の利用が増える傾向があるため補正が必要と考えました。茅ヶ崎店の指針の算出式に立川店の面積(6,451平方メートル)と立川店の駅からの距離(18メートル)を当てはめて算出したピーク時の来客車両台数が171台です。さらに、茅ヶ崎店の指針の算出式に立川店の面積(6,451平方メートル)と茅ヶ崎店の駅からの距離(230メートル)を当てはめて算出したピーク時の来客車両台数が242台となるため、その台数の比率1.415を駅からの距離の特性による補正率としました。」とのことです。
(田中委員)来客車両がすべて敷地内駐車場へ向かうという想定の計算結果について、立川店の実績値を基に補正した値を茅ヶ崎店に適用するという方法が妥当かどうかは定かではないので、開店後も交通状況をモニタリングしていただき、渋滞などの問題が生じた場合には交通管理者と対応を協議していただくことが必要かと思います。
(事務局)承知いたしました。設置者にお伝えいたします。
(碓井副会長)隔地駐車場はイトーヨーカドーも共用している駐車場であることが推測できました。もしそうであれば、(仮称)LABI茅ヶ崎の駐車台数の確保はどのようにできるのでしょうか。当初確保していた駐車台数が、混雑により減少することはないでしょうか。(仮称)LABI茅ヶ崎が混雑しているときは、イトーヨーカドーの本体駐車場も混雑し、その結果、隔地駐車場も混雑することが予想されます。駐車台数がイトーヨーカドーとは独立して確保できているのであれば駐車台数確保の問題は起きないのですが、イトーヨーカドーに来店する客と、どのように区別を行うのでしょうか。
(事務局)国の大規模小売店舗立地法についての質問及び回答集によると、複数の店舗が利用する公共駐車場や特約駐車場の駐車台数の扱いについては、現実の利用実態等に照らして当該店舗への来客車両が利用可能であるかを判断するとされています。本届出については、隔地駐車場の利用実態調査を行い、この結果から算出した隔地駐車場の余裕台数を今回の届出店舗における駐車台数に充当しています。
(碓井副会長)田中委員より、店舗南側の道路についての歩道設置及び通学路指定の確認がありました。その上で、敷地内駐車場の満車時に、隔地駐車場マル1及びマル2への誘導が行われますが、それらの交通の際に通学路と重なることはありませんか。また安全対策はどのように行われるのでしょうか。
(事務局)来客車両の隔地駐車場への誘導には、元々来退店経路に設定された道路を使用します。来退店経路に設定される道路のうち、国道、県道、市道3、市道4、市道5は通学路の指定があります。通学する児童、生徒に対する安全対策については茅ヶ崎市からも要望を受けています。設置者には、委員からもご意見があったことをお伝えし、近隣の学校等に本届出について説明を行い、安全対策について話し合うようにお伝えしたところ、「オープン時、繁忙時等は、来退店経路以外の道路へ来客車両が不要に迷い込まないよう、広域にも人員配置し、周知していくように努めます。また、近隣の学校等に出向き、児童、生徒に対する安全対策について協議します。」とのことです。
(碓井副会長)出庫抑制を行う方法として、例えば店内でのアナウンスを行うとのことですが、この方法で抑制効果はあるのでしょうか。LABIの他店舗での実施経験もふまえて説明をお願いできますか。
(事務局)設置者に確認したところ、「出庫抑制については、交通整理員が退店車両に対して出庫を待っていただくよう要請を行うとともに、必要に応じて店内アナウンスによる事前の案内を検討します。店内アナウンスや出庫抑制の対策は、一般的には、100以上のテナントが集合しているような大型ショッピングセンターや、10,000平方メートルを超えるような大型のスーパーでの対策として聞きますが、単独の家電量販店ではあまりないケースであり、他店舗においては同様の方法で対策することはほとんどなく、出庫による大きな苦情はこれまでありませんでした。他店舗において周辺道路の渋滞により出庫抑制を行ったことはありませんが、所轄警察とは上記のような対策も含め、協議を行います。」とのことです。
(碓井副会長)店内アナウンスや出庫抑制を一店舗で行う事例が非常に珍しいことは理解しましたが、駐車場内での出庫抑制についての田中委員の懸念はもっともです。店舗側が、対応方法を入念に準備していないと、駐車場内での混乱などから、事故に繋がりかねないのではないでしょうか。所轄の警察と十分協議することは当然のことですが、出庫抑制や店内アナウンスの実施に関して当審議会の懸念を払拭できるような材料を示していただくことはできないでしょうか。
(事務局)設置者に確認したところ、「出庫抑制については、駐車待ちスペースが出庫車両で渋滞するより前に店内アナウンスをする、オープン時等は店舗内に近隣の道路や交差点で渋滞が発生した場合にはその影響で駐車場内も混雑し、通常より出庫に時間がかかり駐車場内でお待ちいただく場合がありますといった掲示を行うほか、駐車場内に人員を配置し、混雑状況を的確に把握するなど、駐車場内で混乱が生じないよう対策を検討します。また、単独の家電量販店で出庫抑制を行うケースはあまりないですが、本届出店舗においては、駅前の立地であることの特性や周辺道路への影響を勘案して早めに出庫抑制を行うことを想定し、入念な準備をいたします。」とのことです。
(伊藤委員)駐車場計画について、周辺交差点での交通渋滞が危惧されます。交通渋滞を発生させないために、交差点Bの渋滞状況を確認する交通整理員並びに地点カ付近の交通整理員と敷地内駐車場、隔地駐車場マル1、隔地駐車場マル2の交通整理員の緊密な連携が重要と考えます。このことについて、交通整理員に対して十分な指導のもと、交通渋滞発生前に臨機応変な対応が取れるようにし、営業を開始されることを要望します。
(事務局)承知いたしました。設置者にお伝えいたします。
(貴村会長)他に何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、この案件については、今回で実質審議終了とし、住民等からの意見期限を待って結審したいと思います。

3 その他

(薬袋委員)茅ヶ崎市内での大規模小売店舗の出店が活発なようであるが、現行の状況では、提出されてきている計画案に対して意見を言うことは難しく感じます。しかし、中心市街地の既に混雑が課題になっているような地区に、更に車両のアクセスを増加させるような店舗の設置が計画されることは、抑止すべき状況にあるのではないでしょうか。本審議会での検討については、都市マスタープラン等を通した、適切な土地利用の誘導や、住民の交通手段の選択についての検討(TDM)との連携が重要かと思います。
(事務局)本届出は、昭和40年台に建てられた建築物の建替えに伴う新設の届出であり、建替え前の建物において、平成14年から平成30年までヤマダデンキは小売業者として営業を行っていました。この点においては、本届出については、完全な新設店舗とは言い難く、開店後の新規の来客車両の誘発も、ある程度限定されると考えられます。また、本届出においては、交差点の現況交通量調査における交差点のピーク時の交通量に、国の大規模小売店舗を設置する者が配慮すべき事項に関する指針により算出された当該店舗へのピーク時の来客車両台数とこれと同数の退店車両台数を加えて交通の予測を行っています。実際は交差点のピーク時間帯と店舗のピーク時間帯は一致しませんが、より安全側を選択し予測をした結果、開店後の交差点飽和度及び流入部別車線混雑度は指標値を下回りました。さらに、同じ小売業者で立地が類似した既存店舗の実態調査データを用いて算出した当該店舗のピーク時の来客車両台数は171台であり、指針により算出された当該店舗への来客車両台数427台よりも少なくなるという報告を設置者から受けております。都市計画の主体は基礎自治体である市町村が担うべきものであると考えており、本届出について茅ヶ崎市に意見照会を行った結果、意見なしとする通知を収受しております。また、広域的な見地から、県の都市計画主管課にも届出書類を送付し、特段意見は受けていませんが、委員のご指摘を踏まえまして、引き続き、県及び市の都市計画主管課と緊密に連携を図りながら対応してまいります。

会議資料

商業流通課にて保管

本文ここまで
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