よくある相談事例(賃金)
掲載日:2018年12月11日
賃金に関すること(賃金不払いなど)
決まった日に給料が支払われない
Q 給料が決まった日に支払われません。
A 決まった日に支払が必要
給料は毎月1回以上、決まった日に支払われなくてはいけません。労働条件を通知した書面や契約書に書いてある毎月決まった日に支払ってもらうよう会社に話しましょう。詳しくはこちら⇒賃金が出ない、一部支払われない(PDF:290KB)
弁償代を差し引かれた
Q 仕事中に、不注意で食器を割ってしまい、その費用を給料から差し引かれました。
A 弁償不要のケースが多い
仕事のミスによって会社に損害を与えた場合でも、食器を割るなど、会社として当然予想できる程度のミスであれば、原則として弁償はしなくてよいと考えられます。仮に弁償しなくてはならない場合でも、給料は全額支払うことが原則ですので、給料から勝手に差し引くことはできません。詳しくは⇒業務遂行上の労働者の過失と損害賠償請求(PDF:53KB)
残業代がもらえない
Q 残業しても、残業代がもらえません。
A 働いた分の残業代支払は必要
会社の指示のもと、残業した時間に対しては給料(残業代)が支払われなければなりません。また、1日8時間を超えたときは、その超えた時間については、法律で25%以上(通常の時給額×0.25)の割増賃金を支払うことになっています。残業した時間は記録しておき、支払ってもらえないときは、相談窓口へ相談しましょう。詳しくは⇒時間外手当がもらえない(PDF:350KB)