カナガワ・アップデイツ5月号

掲載日:2021年5月1日

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「さがみロボット産業特区」で支援したロボットが商品化されます!

 県では、「さがみロボット産業特区」の取組によって、生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指しています。県の支援で開発されたロボットは実用化され、皆様の暮らしに役立っています。このたび、次の製品が販売されることとなりましたので、ご紹介します。

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殺菌灯搭載ロボット(販売者 株式会社スマートロボティクス)

 殺菌紫外線(UV-C)を照射することによって、非接触で周囲のエリア・床面を殺菌照射しながら、表面殺菌、空気殺菌を行います。遠隔操作時には、走行中の映像をリアルタイムで確認でき、安全に作業を行うことができます。基地局経由で通信状態が不良な場合でも、ロボットに直接アクセスして運用が可能です。本体と一体だったバッテリーを抜き差し可能なカセット型に変更することで、充電のための待機時間が不要になりました。また、複数のバッテリーを使うことで長時間の運用が可能です。販売開始:4月1日(木)

 県では、学校及び商業施設で実証実験を支援しました。

 

パワーアシストAIREHA CIP-50(販売者 株式会社エルエーピー)

robot 2 手首、足首のリハビリを補助するロボット、パワーアシストハンド(リハンズ)及びパワーアシストレッグ(リレッグズ)の駆動制御ボックス(PAL-100)の新製品です。従来品の機能に加えて、圧力やスピードを任意に調整できるなどの便利な機能が追加されました。販売開始:4月12日(月)

 県では、介護老人保健施設での実証実験を支援しました。

 

感染症対策AIロボット「AYUDA-MiraMe(アユダ ミラーミ)」(販売者 株式会社CIJ)

robot 3 施設等を来訪する人に対して、受付応対、検温、マスク着用の検知を行い、体温が高い人やマスクを装着していない人には、音声とディスプレイの表示によって知らせます。

 顔の正面以外からでも検温が可能であるため、室内を移動する人の発熱も把握できます。発熱の検知をメール等で施設の職員へ通知する機能を活用し、幼稚園や保育園といった施設における健康管理への活用も期待できます。販売開始:5月10日(月)予定。

 県では、幼稚園と保育園において園児を非接触で検温する実証実験を支援しました。

              

 

「難病療養の公的支援ガイドブック」を作成しました!

 神奈川県は、県議会とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、その実現を目指し取組みを進めています。

 

guidebook この度、県では、難病になったときに制度や支援の全体像が分かり、適切な自治体の窓口等にアクセスするための当事者目線のガイドブックを作成しました。編集に当たっては、筋委縮性側索硬化症(ALS)患者で、県の共生社会アドバイザーとして共生社会実現のため県の様々な施策に助言をいただいている髙野元(はじめ)さんに監修していただきました。

 

 このガイドブックは、髙野さんから、難病を原因とする障がい者になったとき、もっと早い段階で障害福祉に関する制度等を知ることができればよかった、とのご自身の思いを伺ったことをきっかけに作られました。ALSを題材として、髙野さん自身の事例紹介や、活用できる公的支援制度を掲載しています。

 

 ALSに罹患すると、ほとんどの場合短期間で身体のあらゆる機能が衰え、医療制度・介護制度・障害福祉サービス等を総合的に活用しないと療養生活が成り立ちません。今回のガイドブックは、ALSを題材としたものですが、ALSの事例は公的支援制度を広く網羅したものになることから、その他の難病の方にも参考になればと考えています。

 

 主な内容として、

・難病とは
・難病と診断された時のサービス利用までの流れ
・高野さんの事例(筋委縮性側索硬化症(ALS)とは)
・各種制度(特定医療費(指定難病)助成、身体障害者手帳、介護保険、障害福祉サービス、障害年金)
・県内の問合せ先一覧

が掲載されています。

 

 ガイドブックは、県内の各保健福祉事務所や各地域県政情報コーナー等で配布しています。また以下のウエブサイトからもご覧いただけます。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/nanbyouryouyou.html