カナガワ・アップデイツ6月号

掲載日:2021年6月1日

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令和2年度も犬猫の殺処分ゼロ!

 令和2年度も「神奈川県動物愛護センター」に保護された犬と猫の殺処分がゼロになりました。犬は平成25年度から8年間、猫は平成26年度から7年間殺処分ゼロを継続しています。

animalwelfarecenter

 

 動物愛護センターは、当初、各保健所で実施していた犬の捕獲抑留等の業務効率化のために神奈川県犬管理センターとして昭和47年度に設置されました。その後、犬の危害防止から動物保護へと行政の方針を変え、神奈川県動物保護センターと名称も変更しました。

 

 さらに、県民の皆さんの動物愛護意識の高まりに伴い「動物を処分するための施設」から「生かすための施設」へと機能を転換し、令和元年度、人と動物とがともに幸せに暮らせる社会を目指す動物愛護の拠点として生まれ変わりました。

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 県では、殺処分ゼロからその先を目指し、動物愛護センターに保護された犬や猫のいのちを守り、譲渡につなげる取組を推進するため、「かながわペットのいのち基金」を活用し、(公社)神奈川県獣医師会と連携したケガanimalwelfarecenter2や病気の犬や猫の治療や、人に馴れていない犬のしつけや訓練の実施、また、譲渡会や譲渡前講習会のオンライン化、動物愛護センターのホームページのリニューアルなど、譲渡をさらに進めるための事業に取り組んでいます。

 

 令和3年度もオンラインによる譲渡会を4回開催予定です。ご自宅からオンラインで参加できますので、是非、ご参加ください。

 

 animalwelfarecenter3そして、殺処分ゼロの継続は、ボランティアの皆さんの懸命な活動や保護された犬や猫を新たな家族として迎えてくださった県民の方々の温かい想いのおかげです。

 県は、今後も、ボランティアの皆さんや関係機関と連携し、犬や猫の収容数の減少、譲渡及び返還の推進に取り組んでいきます。

              

 

 

「かながわオレンジ大使」(認知症本人大使)を決定しました!

 多くの県民の皆様に、認知症について理解していただくため、認知症の方ご本人が思いを直接伝え、その人らしい活動を発信する「かながわオレンジ大使」(認知症本人大使)。

online meeting このたび公募により、16名の方に大使となっていただくことが決定しました。4月27日には、企画運営会議「かながわオレンジ大使 キックオフ・リモートミーティング」が開催され、オンライン上で、大使自ら、これからの活動について話し合いました。

 

 「認知症本人大使」とは、認知症の人本人からの発信の機会を増やし、認知症の人が住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現するため、国が創設したものです。国は令和2年1月に5人の認知症本人大使「希望大使」を任命しました。国では、都道府県ごとに「地方版希望大使」を設置することを目標として掲げています。

 

 神奈川県には、既に本人発信の活動をされている認知症の方々が多くいらっしゃいます。そこで、神奈川らしい大使のあり方について、そうした認知症の方ご本人やご家族、支援者の皆様からご意見を伺ってきました。

 

 「国の本人大使は特別な人という感じ。認知症の人はそういう人ばかりではないということを分かってほしい。」「1人で活動するのは難しい。複数ならできるかもしれない。」「失敗したときに傷つきたくない。」「これまで活動してきた人以外にもやりたい人がいるかもしれないので、公募にするのがよい。」「選考はなじまない。登録制のようにするのがよい。」といったご意見を踏まえ、本県では、「大使」の人数は定めず、なるべく応募された方全員に、ご本人の希望や体調に合わせ、参加・協力が可能な活動を行っていただくことにしました。名称は、これまで本県が独自に取り組んできた「オレンジパートナー」等にちなみ、「かながわオレンジ大使」としました。

 

 今後、「かながわオレンジ大使」として、講演会の講師や県広報誌等への寄稿、ピアサポート活動、イベント等でのパフォーマンスなど、県や市町村・関係機関が依頼する様々な認知症理解のための普及啓発活動のうち、ご本人の希望や体調に合わせ、参加・協力が可能な活動を行っていただきます。