令和2年度工事安全連絡会(現場パトロール)|横浜川崎治水事務所

掲載日:2021年3月10日

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令和2年度工事安全連絡会(現場パトロール)

横浜川崎治水事務所(当所)では、当所発注工事の受注者に対して、労働災害防止についての呼び掛けを行っています。令和3年2月25日(木曜)に、横浜北労働基準監督署(別ウィンドウで開きます)の関川 晃 安全衛生課長(以下「監督官」と言う。)を招き、施工中の2か所の工事現場(急傾斜地崩壊対策工事及び河川維持改修工事)において、労働基準監督署監督官の視点によるパトロールを実施しました。

(注1)工事安全連絡会とは、県(県土整備局)で定める要綱に基づき、所管の労働基準監督署監督官から安全講話をいただき、管内の工事の施工中現場において、現場パトロール等を実施するものです。

(注2)令和2年度は、県土整備局発注工事の現場において、作業員の負傷事故や工事に起因する水質事故等が相次いでいる状況下で、平時であれば実施している当所発注工事における受注企業、現場代理人等を対象とした建設業の安全にかかる講話は、新型コロナ感染症の感染拡大防止の観点から割愛し、少人数による現場パトロールのみを実施しました。

現場パトロール(労働基準監督署監督官の視点による)

1 仲手原1丁目地区急傾斜地崩壊対策工事(吹付法枠工)

横浜市港北区仲手原一丁目地内の工事現場(令和2年度 急傾斜地崩壊対策工事(県単)67-1・受注者 株式会社 アイビック 横浜支店)に出向き、監督官の視点による現場パトロールを実施しました。

工事概要(急傾斜地崩壊対策工事)(PDF:257KB)

急傾斜地崩壊対策工事での現場パトロールの様子

監督官からの質疑に現場代理人兼主任技術者が応答しながら、現場をチェックするかたちで行われました。

【主な指導事項等】Q:監督官 A:現場代理人
Q:(最上段の足場に上がって)足場は一番上の段だけなのか?(写真参照)
A:現在、最上段のロックボルト用削孔を行っており、順次足場を下げていく。
Q:作業しているのは下請が2名ということか?
A:今日は削孔に2名、足場担当が1名の計3名である。
Q:工期が3月末までだと、ちょっと遅れている?
A:枠は完成しており、ロックボルト工は進捗が早いので、遅れているわけではない。
Q:足場高さは10mを超えていないか?
A:SL(斜距離)で最大10mなので、超えていない。
Q:現場事務所は?
A:施工現場が狭く、設置できない。
Q:KY(危険予知)の内容、足場の点検表は?(写真参照)
A:現場事務所がないので、車にすべて置いている。
Q:先日の地震の影響はないか?
A:地震後に点検したが、特に影響はなかった。
Q:今日のKY(危険予知)の内容は?
A:足場の転落防止、削孔作業の関係を実施。
Q:安全帯の対応は?
A:フルハーネス(墜落制止用器具)は行き渡っていない。少しずつ準備はしている。
Q:導入に補助メニューもある。特別講習はコロナの影響で減っているが、再開すると混雑が予想されるため早めの対応をしてほしい。
Q:手すりの高さは、90cm以上確保されているか?(写真参照)
A:確保している。
Q:作業員の休憩所は?
A:作業ヤードが狭くて確保できていない。
Q:材料等の搬入にラフター(クレーン付き車両)などを使用するか?
A:道が狭く、現場に入って来られない。
Q:(現場法下に移動して)一段下の足場板の処理が中途で終わっているのはなぜか?
A:現在使用している削孔機を下すため、斜路を設置する予定のため。
Q:(監督官からの情報提供)この現場としては、転落、はさまれ、巻き込みなどの事故が考えられるので、特に留意してほしい。

現場代理人兼主任技術者の所感

林現場代理人兼主任技術者の顔写真当現場にて安全パトロールを実施させていただき、現場においての安全項目を再確認及び別視点でのアドバイスをいただき、現場における安全管理の参考になりました。監督官からの高所作業における安全帯の法改正について話もあり、下請業者への周知と準備が必要なことを教えていただきました。同工種にて斜面での墜落・転落災害が発生していることを話していただき、改めて作業手順及び安全管理を再確認・周知をしなければならないと思いました。今回、労働基準監督署を含めてのパトロールを受けまして良い経験になりました。(株式会社 アイビック 横浜支店 林 清輝様 提供)

2 一級河川早淵川河川維持改修工事(護岸補修工)

横浜市港北区高田西一丁目地先の工事現場(令和2年度 河川維持改修工事(県単)65‐1 令和2年度 河川修繕工事(県単)132‐5 合併・受注者 有限会社 友希土木)に移動し、監督官の視点による現場パトロールを実施しました。

工事概要(河川維持改修工事)(PDF:210KB)

河川維持改修工事の現場パトロールの様子

監督官からの質疑に現場代理人兼主任技術者が応答しながら、現場をチェックするかたちで行われました。また、書類や建設重機の点検や操縦資格の確認も行われました。

作業内容:仮設通路の拡幅のため、植栽移植(中木2本)
作業機械:バックホウ(掘削用建設重機)0.1m3
人員数:5名(内 現場代理人1名、誘導員1名、交通整理員1名、作業員2名)
現場での確認事項、KY(危険予知活動表)の確認 (写真参照)
機械の点検の確認 (写真参照)
年次点検及び始動点検
重機操縦者の資格確認 (写真参照)

【主な指導事項等】Q:監督官 A:現場代理人
Q:バックホウ(掘削用建設重機)との接触回避のための配置を決めているか?
A:いいえ。
Q:また、誘導者を置いているか?
A:はい。
Q:誘導者は、作業をしてはいけません。
A:作業はしていません。
Q:職長教育を受けているか?
A:ほぼ全員が受けています。
Q:職長能力向上教育というものを受けているか?
A:受けていません。
Q:職長能力向上教育の受講を検討してください。
A:調べて、検討します。
Q:フルハーネス(墜落制止用器具)の教育を受けているのか?
A:受けています。
Q:(監督官からの情報提供)労働者死傷病報告について(写真参照)、万が一労働災害が起きてしまった場合は、労働者死傷病報告をなるべく早く提出するように。1か月以内というのは、法律ではないが、遅延理由書の提出が必要となる。

現場代理人兼主任技術者の所感

若命現場代理人兼主任技術者の顔写真今回、安全パトロールを行っていただき、現場内の安全管理状況を確認していただきました。バックホウ(掘削用建設重機)の免許資格の提示を求められましたが、常日頃から社内会議及び現場ミーティングで免許資格の携帯確認を行っていたため、作業員は、速やかに提示したところ、監督官から「しっかり所持していますね」とお褒めの言葉をいただきました。また、労働災害の過去との事故例など災害と安全等についてご指導いただきました。今回、労働基準監督署の視点で指導を受け、大変参考になりました。これからも安全意識の向上を図り、事故ゼロ、安全第一の現場作りを心がけていきたいです。(有限会社 友希土木 若命 央和様 提供)

建設業における安全対策についての参考資料

安全対策にかかる参考資料・厚生労働省ホームページ

横浜北労働基準監督署から提供された資料

建設業の労働災害の現状(横浜北労働基準監督署管内)、斜面崩落による労働災害の防止、墜落制止用器具等についての資料は、次のファイルご覧ください。

横浜北労働基準監督署から提供された資料(PDF:7,942KB)

厚生労働省ホームページ

労働災害防止対策実施に係る通達やパンフレットや建設業における安全対策については、次の厚生労働省のホームページからダウンロードするなどしてご覧ください。

安全衛生関係リーフレット等一覧(厚生労働省ホームページ)

建設業における安全対策(厚生労働省ホームページ)

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