データ統合・分析環境整備にともなう新型コロナウイルス感染症に係る予測モデルの開発について
~ 県と県立保健福祉大学の共同プロジェクト ~

掲載日:2021年8月18日
2021年08月18日
記者発表資料

新型コロナウイルス感染症対策におけるデータ分析については、これまで各種データが複数のシステムで個別に管理されていることから、分析において大きな障害となっていましたが、この度、データを統合集約し分析を容易にする環境を整備しました。
この環境を活用し、県と神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクールの共同プロジェクト、「新型コロナ感染者情報分析EBPMプロジェクト」により、公衆衛生・医療経済の専門家らによる感染症数理モデルをベースとした神奈川県独自の予測モデルを開発しました。

1 予測モデルの概要

「GoogleAI・COVID-19感染予測(日本版)」や人流のオープンデータ、ワクチン接種状況等のデータを加味し「中等症」及び「重症」となる患者数を中心に推計するモデルを開発しました。
今般、地域で過去最多の感染者数の更新が続き、医療ひっ迫が現実にある第5波の真っただ中、地域別の「療養者」「入院者」「重症者」を推計する、「簡易モデル」を先行してとりまとめました。
今後は、この「簡易モデル」に加えて、人流等の影響も加味した「主要モデル」を8月中にとりまとめ、新型コロナウイルス感染症対策に活用してまいります。
なお、これらのモデルは、今後も感染状況などを踏まえて随時改善を行いながら運用します。

(1)簡易モデル (注記)イメージは、別添のとおり。

「簡易モデル」は、地域別の「療養者」「入院者」「重症者」について、「最もよく起こる」、「最良」、「最悪」の3パターンで推計し、確保病床数、重症用病床数に対して、いつ超えてしまうのか、表とグラフでシミュレーションができるようになります。

(2)主要モデル (注記)イメージは、別添のとおり。

  • 「主要モデル」は、「簡易モデル」の機能に加えて、例えば、現在の何パーセントの人流を抑制できれば、地域別の「療養者」「入院者」「重症者」について、「最もよく起こる」、「最良」、「最悪」の3パターンがどう変化するかなど表とグラフでシミュレーションできます。
  • また、「人流」「ワクチン接種率」「変異株割合」の割合及び回帰変数として、県職員及び神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクールの公衆衛生・医療経済の専門家らにより、変化のシミュレーションが実施可能になるなど、有効な新型コロナ感染防止対策の影響度を測りやすくなります。

(別紙)簡易モデル及び主要モデルのイメージ(PDF:2,199KB)

2 共同開発者

共同開発者

問合せ先

(予測モデルの概要について)
神奈川県健康医療局医療危機対策本部室
医療危機対策企画担当課長 横川 電話045-210-4943
神奈川県健康医療局保健医療部健康増進課
健康医療データ活用担当課長 清本 電話045-285-0557
(共同開発者について)
神奈川県健康医療局保健医療部医療課
保健医療人材担当課長 西海 電話045-210-4742

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