ホーム > 神奈川県記者発表資料 > インフルエンザの注意報を発令します

更新日:2023年2月9日

ここから本文です。

インフルエンザの注意報を発令します

2023年02月09日
記者発表資料

現在、インフルエンザの患者報告数が増加しているため、注意報を発令します。
神奈川県では、第5週(1月30日から2月5日まで)のインフルエンザの定点(注記)当たり患者報告数が「12.74」となり、注意報レベルの基準値である「10」を超えました。
注意報の発令は3年ぶりとなり、インフルエンザの流行がみられなかったこの2年間を含む過去10年間で、最も遅い発令となります。 
例年、2月中に感染のピークを迎えていますので、感染予防と感染拡大の防止のため、外出先から帰ったらこまめに手を洗い、せきやくしゃみが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

(注記)インフルエンザについては、定点として指定した県内378か所の医療機関から、週1回患者数が報告されます。

○ 県内のインフルエンザ発生状況(シーズン別)

県内のインフルエンザ発生状況

 

(注記)定点当たり報告数が1以上の場合に「流行シーズン入り」、10以上の場合に「注意報」、30以上の場合に「警報」となります。

○ 地域別インフルエンザ発生状況

インフルエンザの地域別発生状況

県民の皆様へ

〈インフルエンザの予防のためには〉

  •  手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石けんでこまめに手洗いをしましょう。
  •  インフルエンザワクチンの接種は、感染後に発症する可能性を下げる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると報告されています。
     ワクチン接種による効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方はこの期間を考慮してください。
  •  乾燥を避けて、適度な湿度(50から60%)を保ちましょう。
  •  十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
  •  人混みへの外出を控えましょう。

〈他の人へうつさないために〉

  •  せきやくしゃみが出る時はマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

〈インフルエンザだと思ったら〉

  •  早めに医療機関を受診しましょう。
  •  安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。


【参考ホームページ】

〇 インフルエンザの発生状況(神奈川県衛生研究所感染症情報センター)

https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/03_center_main.htm(別ウィンドウで開きます)

〇 インフルエンザ様疾患施設別発生状況(医療危機対策本部室) 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f500373/index.html(別ウィンドウで開きます)

 

問合せ先

神奈川県健康医療局医療危機対策本部室

感染症対策連携担当課長 品川 電話045-285-0848

神奈川県衛生研究所

衛生情報課長 大屋 電話0467-83-4400(内2103)

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。