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更新日:2023年1月20日
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このページは、新型コロナワクチン4回目接種に関するページです
接種会場について接種対象者接種券の配布とワクチンの種類4回目接種の効果よくある質問国からの通知等接種実績
ワクチンは、原則としてお住まいの市町村にある接種機関で接種することとなっています。
お住まいの市町村ホームページ等をご確認ください。
3回目接種の完了から3か月以上が経過した方のうち
(1)60歳以上の方
(2)18歳以上60歳未満の者のうち、基礎疾患を有する方その他新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める方
(3)医療従事者及び高齢者施設等の従事者
(厚生労働省)4回目接種における「医療従事者及び高齢者施設等従事者」の対象者
※次の方が、初回接種に相当する接種を受けた方となります。ただし、日本で薬事承認されている、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン、アストラゼネカ社ワクチン、武田社ワクチン(ノババックス)のいずれかを接種している場合に限ります。
※復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社製の「コミナティ」並びにインド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」及び「コボバックス(COVOVAX)を含む。
新型コロナウイルス感染症の収束に向けて、効果が期待されているワクチンですが、接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方は、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、ご自身の意志で受けていただくことになります。ただし、16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。
持病やアレルギーなど、様々な理由からワクチンを接種できない方もいらっしゃいます。接種をしていない方に対して、接種の強制や差別、学校や職場等における不利益な取扱いなど、ワクチン接種に関する差別を行うことのないよう、御理解と御協力をお願いします。
「2 接種対象者」のうち
(1)に該当する方 接種時期を踏まえてお住まいの市町村から順次発送
(2)(3)に該当する方 接種券の配布方法が自治体によって異なります。お住まいの市町村からのお知らせをご確認ください。
※令和4年(2022年)9月20日からは、オミクロン株対応2価ワクチンによる接種を順次開始しています。
※令和4年11月8日からは、ノババックスワクチンで4回目接種をした方への、オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種はできません
4回目接種により、3回目接種と比較して、重症化や死亡のリスクが半分以下に抑えられる効果があると期待されます。
3回目接種から4ヶ月以上経過した60歳以上の方で、オミクロン株流行期において、感染予防効果は短期間しか持続しなかった一方、重症化予防効果は4回目接種後6週間低下しなかったという研究結果が報告されています。
3回目接種のみの方と比較した場合のワクチンの有効性
4回目接種後 |
感染予防効果 | 重症化予防効果 |
22-28 | 約50% | 約71% |
36-42 | 約33% | 約77% |
50-56 | 約9% | 報告なし |
【参考】第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料(PDF:545KB)
オミクロン株流行期において、4回目接種をした方は、3回目接種のみの方と比較して接種後30日間の効果はそれぞれ向上したという研究結果が報告されています。
3回接種対象群と比較した4回目接種後30日間の有効性
感染予防効果 | 発症予防効果 | 入院予防効果 | 重症化予防効果 | 死亡予防効果 |
45% | 55% | 68% | 62% |
74% |
【参考】第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料(PDF:536KB)
60歳から100歳の方で、オミクロン株流行期において、3回目接種のみの方と比較して死亡、入院のハザード比がそれぞれ78%、64%減少したとの研究結果が報告されています。
3回接種対象群と比較した4回接種群の累積死亡率の推移
(下の青線:4回接種群、上の赤線:3回接種対象群)
【参考】第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料(PDF:580KB)
政府広報動画 新型コロナウイルス対策「4回目接種のお知らせ」篇
厚生労働省運営の「新型コロナワクチンQ&A」から追加接種(4回目)に関連するQ&Aをまとめています。
回答内容の詳細やお問合せは、次のリンク先からご確認ください。
新型コロナウイルス感染症は、高齢者ほど重症化しやすく、一定の基礎疾患を持つ方についても重症化しやすいことが明らかとなっています。このようなデータや諸外国の動向等を踏まえ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化予防を目的として、従来の1価ワクチンによる4回目接種を実施することとなりました。※令和4年(2022年)9月20日からは、4回目接種の対象となる方も含めて、オミクロン株対応2価ワクチンによる接種を順次開始しています。
感染予防効果は短期間しか持続しなかったという報告がある一方、重症化予防効果は6週間経過しても低下せず維持されていたことや、死亡予防効果を示唆する報告があります。
4回目接種は、重症化予防等を目的として実施しています。3回目接種から3か月以上が経過した、(1)60歳以上の方、(2)18歳以上60歳未満で、基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方、医療従事者等及び高齢者施設等の従事者、が対象です。
追加(4回目)接種は、3回目接種からどのくらい間隔をあけたら接種できますか
従来ワクチン(1価)による4回目接種は、3回目接種の完了から3か月以上あけて実施します。4回目接種を実施している諸外国での状況や、添付文書の内容等を踏まえ、接種間隔は3か月以上となりました。
海外ではどのような対象者に対して追加(4回目)接種が行われているのでしょうか
4回目接種の開始を決定している諸外国では、対象者を重症化リスクの高い者等に限定しています。
4回目接種では、接種券の配布方法が自治体によって異なります。お住まいの市区町村からのお知らせをよくご確認ください。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。