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更新日:2022年11月22日
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このページは、新型コロナワクチンについて紹介しています。
病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができます。具体的には、以下のようなものがあります。
図の出典:厚生労働省
(厚生労働省作成Q&A)ワクチンにはどのようなものがあるのですか?
現在、日本で薬事承認されているワクチンは、次の4種類です。
接種対象や接種場所等は、各ワクチンのリンク先をご確認ください。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだワクチンです。このワクチンを接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に、細胞内でスパイクタンパク質が産生され、そのスパイクタンパク質に対する中和抗体産生や細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質のアミノ酸配列をコードする遺伝子をサルアデノウイルス(風邪のウイルスであるアデノウイルスに、増殖できないよう処理が施されています。)に組み込んだワクチンです。このワクチンを接種し、遺伝子がヒトの細胞内に取り込まれると、この遺伝子を基に細胞内でスパイクタンパク質が産生され、そのスパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質をナノ粒子化した製剤で、免疫の活性化を促進するためのアジュバントが添加されています。本剤の接種により組換えスパイクタンパク質がヒトの細胞内に取り込まれると、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。
組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、B型肝炎ウイルスワクチンをはじめ他のワクチンでも使用実績があります。
厚生労働省作成のQ&Aをご確認ください。
追加接種を行わなかった場合と比較して、感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります
厚生労働省が運営している「新型コロナワクチンQ&A」より、追加接種に関する情報をまとめています。回答内容の詳細やお問合せは、次のリンク先からご確認ください。
なぜ、追加(3回目)接種が必要なのですか。追加(3回目)接種には、どのような効果がありますか。オミクロン株にも追加(3回目)接種の効果はありますか。
ワクチンの種類により違いはありますが、いずれのワクチンでも50%以上の方に接種部位の痛みや疲労、頭痛等の症状があります。
また、接種部位の局所の副反応も、発熱や倦怠感、頭痛などの全身性の副反応も、若年者より高齢者のほうが少し頻度が低いことが報告されています。
※その他、ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に軽症の心筋炎や心膜炎が報告されています。 | ※その他、ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に血小板減少症を伴う血栓症などが、海外で報告されています。 |
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
近隣の病院、クリニックや市町村が設ける集団接種会場などで接種ができます。
ワクチンの接種は、強制ではありません。感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、接種を希望される方は受けてください。
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
電話番号:0120-761-770
神奈川県新型コロナワクチン副反応等相談コールセンター
電話番号:045-285-0719 FAX番号:045-900-0356
このページに関するお問い合わせ先
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