入院優先度判断スコアの導入について

掲載日:2021年2月3日

県は、新型コロナウイルス感染症の病床を拡大しようと努めておりますが、新型コロナウイルス感染症患者が急増すると、病床確保が困難になります。その場合、救急医療や悪性腫瘍、慢性疾患などの新型コロナウイルス感染症以外の通常医療を抑制せざるを得ない状況に陥ることが強く危惧されています。

そのような中、従来は、酸素投与が必要な方、65歳以上の方、基礎疾患を有する方が新型コロナウイルス感染症患者となった場合は、無症状または軽症であっても一律に入院していただいていましたが、病床ひっ迫の現状を踏まえ、これまでの医療現場の知見や世界中の科学的データに基づき、令和2年12月から入院優先度判断スコアによる入院判断を行うこととしました。

なお、本スコアは入院判断の目安として用いられるものですが、スコアに反映できない患者一人ひとりの状況などから医師が入院すべきと判断した際には、医師の判断が優先されます。

入院優先度判断スコア

共通化した基準で入院の優先度を判定する目安としてスコア活用

下記にない項目(CT等)は0点とする

判断項目 スコア
75歳以上 3
65から74歳 2
ハイリスク因子1項目あたり 1から2
透析 6
37週以降妊婦 6
CT/単純X線にて肺炎像(片側かつ2分の1以下) 3
CT/単純X線にて肺炎像(片側かつ2分の1以上) 6
CT/単純X線にて肺炎像(両側) 6
酸素投与必要 5
重症感 1
無症状 -1

ハイリスク因子1項目あたり

基礎疾患 スコア
糖尿病 2
慢性呼吸器疾患(気管支喘息含む) 2
重度の心血管疾患冠動脈疾患、心筋症など心不全伴う 2
コントロール不良高血圧 1
高度慢性腎臓病(GFRが30未満が目安) 1
肥満(≧BMI30) 1
免疫抑制剤使用(ステロイド含む抑制剤) 2
悪性腫瘍に罹患し治療中 2
血液移植・骨髄移植、原発性免疫不全、HIV 2
臓器移植後 1

患者急増期において合計5点以上が入院の目安

医師が必要と判断した者は優先

療養が困難な家庭環境は入院適応

このスコアの導入により、従来は入院となっていた方に自宅・宿泊施設で療養していただくことで、ひっ迫する新型コロナウイルス感染症病床の状況を改善し、真に入院が必要な患者に医療を提供できる体制を構築します。

自宅・宿泊療養していただくに当たっては、下記のとおり安全な療養体制の充実強化に努めてまいります。

なお、ひっ迫する病床の状況の改善は、自宅・宿泊療養者の体調悪化の際に入院できる病床の確保にもつながります。

新たな入院基準

  • 緊急時に確実な入院態勢
  • 自宅療養の推進
  • 宿泊療養キャパシティー拡大
  • 自宅・宿泊療養中の管理(基礎疾患保有者への配慮)

新たな入院基準

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa