更新日:2022年9月14日

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中和抗体薬「エバシェルド」とは

「エバシェルド」は、令和4年8月30日に特例承認された中和抗体薬です。

中和抗体薬「エバシェルド」について

エバシェルド(販売名:エバシェルド筋注セット)とは、新型コロナウイルスによる感染症及び発症抑制を目的とする薬剤として、令和4年8月30日に特例承認された中和抗体薬(チキサゲビマブ及びシルガビマブ)です。

エバシェルドは国内での使用が可能となっていますが、現状、安定的な供給が難しいことから、一般流通は行わず、当面の間、厚生労働省が所有した上で、発症抑制目的での投与として、本剤を医療機関等に配分することとしています。

厚生労働省事務連絡

エバシェルド投与対象者について

新型コロナウィルスに感染しておらず、かつ、次の(1)及び(2)いずれにも該当する方

(1)次のいずれかに該当する方

  • 抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
  • B細胞枯渇療法(リツキシマブ等)を受けてから1年以内の患者
  • ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
  • キメラ抗原受容体T細胞レシピエント
  • 慢性移植片対宿主病を患っている、又は別の適応症のために免疫抑制薬を服用している造血細胞移植後のレシピエント
  • 積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
  • 肺移植レシピエント
  • 固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから1年以内の患者
  • 急性拒絶反応でT細胞又はB細胞枯渇剤により治療を最近受けた固形臓器移植レシピエント
  • CD4Tリンパ球細胞数が50cells/μL未満の未治療のHIV患者

(2)新型コロナウイルス感染症患者の同居家族又は共同生活者等の濃厚接触者ではない方

注意:11歳以下の小児は対象外です。

上記の要件に該当しない方はエバシェルドの投与対象外となりますので、ご留意ください。

エバシェルドの取扱いを希望する医療機関の方へ

都道府県が要件を確認した病院若しくは有床診療所又は無床診療所となります。往診による投与も可能です。

注意

対象患者を診ているか、診る可能性がある医療機関が対象となります。

 

かかりつけ患者のみを受け入れる方針の医療機関は本剤の配分の対象外です。

​​​以下の要件を確認した上で、登録申請フォームから申請をお願いします。尚、申請は随時受け付けております。

投与対象者からの徴収金額について

本剤は国が無償で譲渡し、手技料等については投与対象患者様の自己負担となりますが、本剤の投与が対象者にとって過度な負担にならないことを目的として、投与時の患者様の自己負担分の徴収金額を3,100円以下とすることにご協力いただく必要があります(保険適用はございません。全額自己負担となります)。

医療機関の公表について

本剤を配分する医療機関の名称・住所・連絡先等を神奈川県のホームページ上で公表することに同意していただく必要があります。

登録していただいた後の流れ

  1. 神奈川県で入力内容に不備がないことを確認した上、厚生労働省に情報を送付します。
  2. 厚生労働省が製造販売業者(アストラゼネカ株式会社)に医療機関のリストを提供します。
  3. 製造販売業者が提供されたリスト内の医療機関に登録フォームを送ります。
  4. 製造販売業者から提供された登録フォームに医療機関が必要な情報を入力し、「エバシェルド登録センター」に登録します。
エバシェルドの発症抑制目的での流通について

エバシェルドの流通について

発注について

「エバシェルド登録センター」に登録後、投与対象患者への投与予定が決まったら、その都度「エバシェルド登録センター」で薬剤を発注してください。

在庫について

本剤は発症抑制目的に限って配分をするものであり、計画的な投与が可能であるため、在庫は認められておりません。対象者への投与分を都度発注してください。

エバシェルド対象医療機関

エバシェルド対象医療機関一覧

 

このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。