ホーム > 健康・福祉・子育て > 医療 > 感染症・病気 > 新型コロナウイルス感染症対策ポータル > 新型コロナ 神奈川県における治験の取組
更新日:2022年10月17日
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国内で行われる新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬の治験に対し、神奈川県が治験事業者へ行っている支援の内容を紹介します。
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治験とは製薬会社が研究を通じて見つけた「くすりの候補」の効果や安全性を調べるために、開発の最後の段階で健康な人や患者さんに投与する試験のこと。 |
※ (8月8日現在) 塩野義製薬株式会社及び興和株式会社における治験の新規受付は終了しています。
神奈川県では、新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬を開発している塩野義製薬株式会社及び興和株式会社に対し、次の協力を行っています。
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1 宿泊療養施設の一部で治験実施に協力県が療養者向けに確保している宿泊療養施設の一部に治験事業者が駐在し、入所中の療養者が治験を希望した場合に速やかな治験実施ができるよう協力しています。 |
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2 治験に関心のある療養者に治験コールセンターを紹介検査を受けた方に入力いただく「療養のための質問票」で治験に関心があると回答した方に、厚生労働省のホームページをご案内しています。治験を希望される場合は、ホームページに記載のコールセンターに相談頂きます。 |
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3 治験に関心のある療養者の情報を治験事業者に提供治験事業者が治験を希望する方に直接治験を案内できるよう、2022年3月4日以降、「療養のための質問票」で治験に関心があり、かつ情報の提供に同意すると御回答いただいた方の情報を、治験事業者に順次提供しています(注意)。 (注意)治験事業者への情報提供について令和4年3月30日に神奈川県情報公開・個人情報保護審査会へ諮問し、同日に同会から当該要配慮個人情報の取扱について適当なものと認めるとの答申を得ています |
そのほか、濃厚接触者の方向けの治験を行っているMSD株式会社の情報を発信しています。
詳しくは下記3をご覧ください。
県の宿泊療養施設で実施している新型コロナウイルス感染症治療薬の治験では、薬剤を飲んで頂いた上で医師の診察・問診、PCR検査、血液検査、バイタルサインなどを調べます。また、患者ご自身で患者日誌の記録をつけていただきます。
その他、製薬会社ごとの薬の種類と参加条件の違いは、次のとおりです。
塩野義製薬株式会社 (7月18日現在)新規受付は終了しています |
興和株式会社 (8月8日現在)新規受付は終了しています |
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薬剤の種類 | 新型コロナウイルス感染症の治療薬として開発中の錠剤を1日1回、5日間服用します。 見た目にはわかりませんが、有効成分が含まれている薬剤と含まれていない薬剤(プラセボ)があります。 |
新型コロナウイルス感染症の治療薬として開発中の錠剤を1日1回、3日間服用します。 見た目にはわかりませんが、有効成分が含まれている薬剤と含まれていない薬剤(プラセボ)があります。 |
参加条件 |
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(注意)治験にご参加いただいている間、交通費や時間的拘束などの負担を軽減するために負担軽減費のお支払いがあります。
(10月17日現在)新規受付は終了しています
発症から5日以内の新型コロナウイルス感染症の患者と同居している、家庭内の濃厚接触者の方の予防のための治験がMSD株式会社で行われています。
新型コロナウイルス感染症予防薬の治験では、薬剤を飲んでいただいた上で医師の診察・問診、PCR検査、血液検査、バイタルサインなどを調べます。また、濃厚接触者の方ご自身で症状日誌の記録をつけていただきます。
詳しくはコチラをご覧ください。
☎問合せ窓口:MSDカスタマーセンター03-6272-1957
MSD株式会社 | |
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薬剤の種類 | 家庭内の濃厚接触者の方は、新型コロナウイルス感染症の予防薬として開発中のカプセル剤を1日2回、5日間服用します。 見た目にはわかりませんが、有効成分が含まれている薬剤と含まれていない薬剤(プラセボ)があります。 |
参加条件 |
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(注意)治験にご参加いただいている間、交通費や時間的拘束などの負担を軽減するために負担軽減費のお支払いがあります。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。