更新日:2023年5月12日

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子どもがコロナに感染したときの対応

新型コロナの主な症状や自宅療養のポイント、相談や救急受診が必要な症状、相談窓口などについて、保護者の方向けの情報を掲載しています。

[リーフレット]子どもがコロナに感染したときの対応(PDF:653KB)

 

新型コロナウイルス感染症の主な症状

 

  • 発熱
  • のどの痛み
  • せき
  • 吐き気、嘔吐
  • けいれん

画像:主な症状

症状ごとの自宅での対応

発熱

市販の解熱鎮痛薬を活用しましょう。

  • 薬は、添付の説明を必ず読み、容量や服用間隔、注意事項などを守って飲みましょう。医療機関で処方された場合は、指示を必ず守りましょう
  • 薬を飲んでも平熱まで下がりません。熱が下がっても、また上がることもあります。熱が少しでも下がれば、多少は楽になります。

本人が暑がったり汗をかいている場合

  • 体温を下げるために、衣服を薄着にしたり、首元や脇の下を冷湿布等を当てて冷やしましょう。エアコンの温度設定を下げる等の調整もしましょう。
  • 熱が少しで下がり、少しでも楽になったタイミングで、水分を取るようにしましょう。

画像:解熱の方法

吐き気・嘔吐

  • 吐き気があるときは、一度に飲む量を少しにして、一口ずつ(吐かないことを確認しながら)、こまめに飲ませましょう。
  • 嘔吐があった場合、経口補水液の摂取も効果的です。
     

脱水

  • 塩分や糖分の入った経口補水液、薄めたリンゴジュース等を取るようにしましょう。

画像:水分を取る

子どもの自宅療養のポイント

画像:自宅療養

小さいお子さんが感染した場合、家族内感染を完全に防ぐことは困難です。

全員が発症する事態を防ぐためにも、次のことが大切です。

  • 陽性になった子どもの世話をする人を限定しましょう。
  • 過ごす場所を分けましょう。
  • 共有場所は同時に使用しないようにしましょう。
  • 2方向の窓を開けるなど、定期的な換気を行いましょう。

ウイルスは便に含まれることがあります。

便から感染した例は報告されていません。

ポイント

  • おむつを捨てるときは、毎回ビニール袋に入れ、袋の口を縛って捨てましょう。
  • おむつの処理後やトイレに行った後は手洗い、アルコール消毒等、手指衛生に努めましょう。

画像:便に含まれるウイルスに注意

すぐに救急受診が必要な症状

要注意! 生後3か月未満児で38℃以上の発熱がある 

要注意! 短時間に複数回のけいれん、5分以上続くけいれん

  • 呼吸がいつもより早い、苦しい
  • お腹や胸のあたりの痛みの訴え
  • 顔色が悪く、ぐったりしている
  • ボーっとしたり、意識がはっきりしない
  • 水分が取れず、半日以上尿が出ない(尿量が極めて少ない場合など)

画像:相談や救急受診

「呼吸が苦しい」とは・・・

  • 肩で息をする
  • 鎖骨の上や肋骨の下がくぼんだ呼吸
  • 顔色が青白い
  • 呼吸の回数が多い

画像:息が苦しい

医療機関受診について

救急車を呼ぶ必要がない場合

熱の症状があっても、ごはんや水分が取ることができたり、睡眠がとれ、遊ぶことができていれば、慌てて救急車を呼ぶ必要はありません。

画像:救急車を呼ぶ必要なし

コロナ感染前に相談が必要な場合

心臓や呼吸器などの基礎疾患があり、大学病院や小児病院のかかりつけの患者様は、事前に担当医とコロナ陽性になった際の注意点を相談しておきましょう。

画像:医師に相談

お子さんもコロナワクチンを接種できます

  • ワクチン接種により「感染してもコロナの症状が出にくい」「重症化予防」の効果があります。
  • 接種後の副反応の発生率は、大人用と同等もしくはより軽い傾向が確認されています。
  • 接種についてはお住まいの市町村ホームページ、もしくはかかりつけ医にご相談ください。

体調が悪い時の相談窓口

体調に不安がある場合は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。 

 

画像:陽性者の相談 

(1)神奈川県新型コロナウイルス感染症専用ダイヤル

電話:0570-056-774(年中無休:8時から22時)

注意 一部IP電話等上記につながらない方:045-285-0536

相談内容:(1)体調悪化時の相談(2)医療機関相談希望(3)その他、1、2の関連相談

※横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市・寒川町にお住まいの方は、各市町コ ールセンターにお問合わせください

 

(2)かながわ小児救急ダイヤル

電話:#8000(18時から翌8時)
ダイヤル回線、IP電話、PHS等または市外局番が“042”のプッシュ回線でご利用の場合:045-663-9181
夜間等における、お子さんの体調の急変等に関し、看護師等が電話で相談に応じます。
なお、この電話相談は、助言を行うものであり、電話による診断・治療を行うものではありません。
 

(3)こどもの救急(ウェブサイト)

夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。

対象:生後1か月から6歳

多言語版

参考

兵庫県立こども病院感染対策部感染症内科
お子さんがコロナに罹ったらどうする?自宅療養のポイントver.1.1

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。