更新日:2022年9月14日

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中和抗体療法とは

発症から時間の経っていない軽症例において、重症化を抑制することを目的とし、体内に抗体を注入する治療法です。

現時点で、厚生労働省の特例承認を受けている中和抗体薬は、「ロナプリーブ(成分名カシリビマブ、イムデビマブ)」と「ゼビュディ(成分名ソトロビマブ)」です。

抗体がウイルスの表面にあるスパイクたんぱく質に結合し、人の細胞に侵入するのを防ぎます。

ロナプリーブについては、2種類(カシリビマブ、イムデビマブ)の抗体を混ぜ合わせて使用することから、抗体カクテル療法と呼ばれることがあります。

また、ゼビュディについては、抗体(ソトロビマブ)がウイルスの保存性の高い領域(変異が起きにくい領域)に結合することから、現在主流となっているオミクロン株にも効果を発揮します。

発症から7日以内の軽症から中等症、特に肺炎を起こしていない初期の患者に投与することで、ウイルスの増殖を阻止し、重症化を抑制する効果があります。

中和抗体単体

抗体がウイルスのスパイクタンパク質に結合する

中和抗体複数

抗体はウイルスが人の細胞の表面に結合するのを防ぐ

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