新しい水稲品種「てんこもり」を奨励品種にしました。

掲載日:2020年11月13日
2020年11月13日
記者発表資料

県では、国や他県等が育成した稲や麦の品種の中から、県内の栽培に適した優良な品種を「奨励品種」として選定し、導入と生産拡大を促進しています。令和2年11月6日に県と生産者団体等が構成する「神奈川県稲麦等奨励品種等審査会」を開催し、富山県が育成した水稲品種「てんこもり」が、栽培しやすく、良食味であることから、新たに奨励品種に決定しました。

1 経緯

県内の水稲は、9月中旬に収穫する早生品種と10月上旬に収穫する中生品種が栽培されていますが、中生品種は、平成17年に「さとじまん」を奨励品種に決定して以降、新たな品種は導入されておらず、良食味で、夏場の猛暑等でも品質が低下しない代替品種が求められていました。
このため、県農業技術センターにおいて、平成29年度から本年度まで奨励品種等決定調査を行ったところ、「てんこもり」が「さとじまん」に代わる有望な品種であることが分かり、審査会で栽培特性や食味等を検討した結果、奨励品種に決定しました。

2 「てんこもり」の特徴

 (1) 田植は5月下旬から6月下旬、収穫は9月下旬から10月上旬で、栽培は「さとじまん」に準じます。
 (2) 稲穂の数は多くなりますが、収穫期に倒れにくく、穂も発芽しにくいため、栽培しやすい品種です。
 (3) 玄米の外観品質も優れ、食味もねばりがあって「さとじまん」より優れています。

3 今後の予定

令和2年11月下旬から、県内のJAでは、「てんこもり」を含めて令和3年産水稲種子の注文受付が始まります。本格的な栽培は、令和4年以降になりますが、来秋には、JAの直売所等で販売される予定です。
新しいお米として、県民の皆様に食べていただけるようJAや市町村等と連携して生産拡大を図っていきます。

参考資料:新しい奨励品種「てんこもり」について(PDF:118KB)(別ウィンドウで開きます)

問合せ先

神奈川県環境農政局農政部農業振興課

課長 鈴木 電話 045-210-4420

生産振興グループ 原 電話 045-210-4427

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