持ち込むときの注意点
神奈川県内で保護した野生の哺乳類や鳥類を救護施設に持ち込むときの注意点
救護施設へ持ち込む場合
傷病鳥獣として一時的に受け入れた野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性が確認されたため、当面の間、鳥類の受け入れを休止しています。尚、哺乳類の受け入れは再開しています。
保護する必要があると判断した場合は、下記をご確認のうえ保護施設へ持ち込んでください。
また、持ち込んでいただいても、職員が確認した結果、受け入れできない動物であったり、保護する必要がないと判断した場合は、元に戻していただくこともございます。あらかじめご了承ください。
持ち込みのお願い
動物は保護した方が自分で持ち込むのが原則です。ご協力をお願いいたします。
受付時間や搬送時の注意点など、事前にお電話でご確認ください。
神奈川県自然環境保全センター
担当課:自然保護課
受付時間:午前10時から午後4時
受付定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月28日から1月4日)
電話番号:046-248-6682、0500
住所:神奈川県厚木市七沢657
その他の保護施設
自然環境保全センター以外でも、野生動物の救護を行っています。
- 横浜市立野毛山動物園(電話:045-231-1307 ホームページ)
- 横浜市立金沢動物園(電話:045-783-9100 ホームページ)
- 横浜市立よこはま動物園ズーラシア(電話:045-959-1000 ホームページ)
- 川崎市立夢見ヶ崎動物公園(電話:044-588-4030 ホームページ)
動物の運び方
- 動物に直接触れたり、毛を吸い込んだりしないよう、厚いゴム手袋やマスクを使いましょう。
- 触った後は、よく手を洗ってください。
- 野生動物は、捕まらないように必死になって攻撃してくることもあります。咬んだり、引っかかれると、ケガをしたり、感染症に感染する可能性があります。くれぐれも注意してください。
- 危険だと感じたら無理はしないでください。
野鳥の保護の仕方・運び方
- ケガをしないように、手袋をつけてましょう。大き目のタオルなどを鳥に被せてそのタオルの上から鳥を掴みます。
- その鳥がすっぽりおさまるくらいの箱(ダンボール箱やお菓子の箱、ティッシュペーパーの箱などが便利です)に新聞紙やティッシュペーパーを敷き、鳥を入れます。
- できれば、お湯を入れたペットボトルを布でくるんで一緒に入れて、保温してください。(カイロは熱すぎるので使用しないでください。)
- 箱の蓋はしっかり閉めて、鳥が飛び出したり、くちばしなどで人が攻撃されないようにしてください。小さな空気穴があれば十分です。
搬送の例
哺乳類の捕まえ方・運び方
- ミカンのダンボール箱のような大きめの箱を2つ用意してください。1つは組み立てて、中で動物が暴れても壊れないようにガムテープで底をしっかり補強してください。もう1つは、板状のまま蓋として使います。
- 動物が地面でうずくまっている場合、組み立てた箱を上からかぶせ、その下から板状のダンボールを差し込んで、上の箱ごとひっくり返し、蓋が開かないように、紐などで縛ってください。